金持ち父さんが女達を抹殺する - 無限の地平はみな底辺

金持ち父さんが女達を抹殺する

2013.8.11|ビジネス ライフハック 人生

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ロバート・キヨサキ(清崎徹)と云う名に聞き覚えがなかったとしても、「金持ち父さん」と云う書籍のタイトルには聞き覚えがあると思う。

 

 

金持ち父さん貧乏父さん 金持ち父さん貧乏父さん
ロバート キヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根 美保子

筑摩書房
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この書籍は累計3000万部を突破した大ベストセラーであり、その独特の視点と思考は世界109か国で翻訳され、投資家や投資家志望者に絶大な影響を与えた。

 

特に、キヨサキ氏が強調するのは、資産と負債の峻別である。

例えば、一般に資産とされている『持ち家』である。

キヨサキ氏は著書内で「『持ち家』こそ負債である。」との持論を展開し、彼の不動産投資法を披露している。

 

資産は、あなたのポケットにお金を入れてくれるもの。

負債は、あなたのポケットからお金を取っていくもの。

 

「故に、維持費の掛かる「貴方の持ち家」は負債である。」

と云う論理。

無論、底辺がキヨサキ氏の著書を読んだのは数年前(その時期の底辺が不動産投資に熱中していた)であり、

キヨサキ氏の主張の細かい部分は忘れた。

 

痛快な極論を述べた書籍で知名度や信頼度を上げて、ボードゲームやセミナー等のエンド商材を販売する

 

と云う現代アメリカンビジネスの流行形を知った事以外は何も覚えて居ない。

どこかで見た様な姑息な商法だが、ロクな手口ではないので、この手の輩の発言を真に受けないように貴方も留意して頂きたい。

 

日本には『読書家』が多い

 

識字率や中古書店数や出版社数を考えれば当然なのだが、

日本には 『読書家』が多く、意識の高い層は殆どの者が「金持ち父さん」を読んだ。

貴方も周囲の知的層に話を振ってみれば、「金持ち父さん」の読者が如何に多いかを痛感出来る筈である。

 

底辺も多くのキヨサキ氏の著書の読者と話したが、

気になったのが、彼らの異性観・結婚観である。

 

「底辺さん、ここだけの話ですけど、結婚って最大の負債ですよね?」

 

キヨサキ氏の著書の感想を交わし終えた後に、声を顰めてこの様に底辺に同意を求める方が少なくない人数居られた。

底辺は結婚が負債とまでは思わないが、コマーシャリズムに毒された20世紀型女性に関しては負債以外の何物でもないと感じている。

特に氷河期以降世代は無駄を嫌う思考が主流を占めているのに、メディアは女性に無駄な消費をさせようと必死である。

これが若者世代の婚姻数の激減の主因である。

ロバート・キヨサキは論理面でこの現象を潜在的に助けている。

(無論、彼はそこまで狙っていないだろうが・・・)

 

 

現代は

「才覚を働かせないと金を稼ぐのが難しい」

時代であるので、そんな時代の男はやはり必死で才覚を働かせようとする。

ビジネス書も多く売れているし、各所のビジネスセミナーも大盛況である。

そんな男達はコスト意識が極めてシビアであるし、トロフィーワイフを希求する傾向も乏しい。

20世紀型の浪費傾向の強い女性のみならず、社会構造やビジネス保有に理解に乏しい女性に対しても男の目は厳しい。

この傾向は増々強くなるだろう。

何故ならば、いつの時代も現代等は一世代前のアンチテーゼに過ぎないからである。

しかもDNA鑑定技術が発達した事により、女性の生存戦略は大きく制限されてしまっている。

 

【参照記事】 何故、処女厨は増えたのか? 【現代文明が男と女に与えた大きな武器について】

 

法律や社会の女性優遇などで補いきれないハンデをこれからの女性は背負わなくてはならない。

コストの高いイスラム式の方法で女性を管理せずとも、産婦人科で15000円の追加料金を支払えば女性を簡単に監視可能な時代になった。

これは女性にとって本当に恐るべき事である。

(この変革に危機感を持つべき種類の女性が大した危機感を持っていない所に、底辺はある気質群の絶滅を予期している。)

そして、昔であれば教養ある事業家しか読まなかったであろう「個人の生涯に関する会計本」をキヨサキ氏を始めとする著述家達が全世界に広めてしまっている。

これは杞憂であって欲しいと底辺も願っている未来であるが、

 

コスト意識の無い男性 → 女性を養育する能力を保有できない

コスト意識が有る男性 → 女性の養育云うコストを回避する

 

↑ こう云う悲惨な未来が既に我々の真近に迫っている気がしてならない。

「ゴチャゴチャ考えるから結婚出来ないんだ!」

と主張する年配者も多いが、ゴチャゴチャ考えないとサバイバル出来ない時代になりつつあるのも事実である。

 

無論、経済的観点で時代を勝ち抜きつつ、生物としての繁殖も成功させる事が望ましい。

そして、それが困難事である事位は貴方も御存知の通りである。

 

これが社会の設計ミスなのか、時代環境に即した適正な淘汰ハードルなのかは、底辺も判断し兼ねている。

どちらとも言えるからである。

ただ、社会の不公正によって良民の生存に不当な試練が課されているのならば、これは大きな問題であるし、必ず是正されなくてはならない。

 

底辺は

「適齢期の男女が互いを養育し得る生存方法を提示する」

事により、この問題の解決に貢献する事を約束する。

 

 

 

追記

 

ロバート・キヨサキ氏の配偶者であるキム・キヨサキ女史は、

広告代理店勤務を経て、25歳の時点ではホノルルでビジネス業界紙を保有していたようである。

ビジネス観の合致からキヨサキ氏と結婚、キヨサキ氏の著書にある投資譚は実際にはキム女史のビジネスらしい。

 

大体、夫婦でカネ儲けの話が出来る家庭は円満なケースが多いし、商売そのものも上手く行っている印象がある。

逆に、夫婦でカネの話ばかりしている家庭はつまらない口論にエネルギーを浪費し、大してカネも持てていない。

男女関係に限らず、プロセスの共有過程が無い相手と信頼関係を築く事は困難なのかも知れない。

 

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コメント一覧
  • >「適齢期の男女が互いを養育し得る生存方法を提示する」
    ええこと言いますなあ。
    うちもこれで行こう。


    2013年8月12日 3:05 AM | 1000$ |

  • やや極論だとは思うけど
    コスト意識の無い男性 → 女性を養育する能力を保有できない
    コスト意識が有る男性 → 女性の養育云うコストを回避する
    ってところは思い当たるふしがある


    2013年8月12日 11:32 AM | 匿名 |

  • いってることはわかるがいいたいことはよくわからない。

    なにか問題あるのか?


    2013年8月12日 3:12 PM | トガシ |

  • ライフハック意識が高まりすぎて女が損をするって話ジャマイカ?


    2013年8月12日 3:33 PM | 匿名 |

  • ロバートの嫁もベストセラーで有名やん


    2013年8月12日 4:15 PM | arinko |

  • 個人的には今後の女性の戦略って
    女性のお金の依存比率で分けられるとおもうのですが、自分は
    「100%男性依存」 一部の成功している男性に依存するチンパンモデル
    「0%男性依存」 自分でなんとかする安藤美姫モデル(←間違い キャリアウーマンモデル
    の両極端しか見えてなかったので、底辺さんの折半モデルは新鮮に感じました。


    2013年8月12日 4:21 PM | 匿名 |

  • 底辺君は不動産投資が出来るほど資産家だったのか。


    2013年8月12日 7:19 PM | 匿名 |

  • >痛快な極論を述べた書籍で知名度や信頼度を上げて、
    >ボードゲームやセミナー等のエンド商材を販売する
    >どこかで見た様な姑息な商法だが、ロクな手口ではないので、
    >この手の輩の発言を真に受けないように貴方も留意して頂きたい。

    俺が底辺君を評価するのは自分の手口を晒した上で堂々と売ってるところ。
    俺も能力あったらやってみたい!!!!!!!!


    2013年8月12日 7:27 PM | 匿名 |

  • 1000$様

    私は、晩婚化の原因が結局はこれであると考えているので、
    早急に打開案を提案してみます。



    11:32様

    仰る通り、自分でも極論だとは思います。
    考え過ぎだとも思います。
    この極端な例が読者の方の指針になれば幸いです。




    トガシ様

    我ながら論旨の不明瞭な記事だったと思います。
    次回からはトガシ様の御指摘を踏まえて、もっと解り易い文章を心掛けるようにします。



    3:33様

    はい。
    以前のエントリーでも触れましたが、底辺は結婚相談所の売買に携わっていた時期もあり、結婚したくてもできない女性を多く見ております。
    この体験が今回の文章に繋がりました。


    2013年8月12日 8:38 PM | teihen |

  • 4:15様へ

    補足ありがとうございます。
    リッチウーマンと云う書籍ですね。
    http://ow.ly/nQdDZ

    日米の違いに注意して御購読下さい。




    4:21様

    両極端の戦略は良くも悪くも優越者が採りうる戦略だと思うのです。
    (男女の別は関係なく)
    だからこそ、大多数の普通の方は少しでも多くの選択肢の存在を知って、
    ロスの無い人生設計を整えて欲しいです。



    7:19様

    いえ、不動産といってもピンキリで。
    私の扱った物件は数百万円台の小物件です。
    残念ながら、私は資産家ではありません。

    (↑ 誠に残念です)



    7:27様

    恐縮です。
    公平ぶっている訳でも、露悪趣味がある訳でもないのですが、
    私は「私の手口の暴露」も含めて私の商品であると考えております。


    2013年8月12日 8:49 PM | teihen |

  • 趣味のサークルの仲間に機関投資家がおりまして、彼が読んだ感想が「金に働かせて金を稼げ、という言葉以外、この本から学ぶべき内容はない」ということでした。
    この言葉は真理かと思います。極論すると薄っぺらい内容の本ですよね。
    啓発書、啓蒙書のような体裁と口当たりの良い文体をとりながら、ボードゲームの販売やセミナーの案内、似たような内容のシリーズ本を連発する姿勢には幻滅します。
    これぐらい割り切ってないとアメリカじゃあビジネスは成功しないんだとは思います。


    2013年8月13日 11:05 AM | シロナガス |

  • 成功の秘訣は成功者を真似ることだからな


    2013年8月13日 12:18 PM | 名無し |

  • シロナガス様

    私がもう一つ学んだ事が
    「美談を売り物にする輩は腹の底で善男善女を嗤っている」
    です。



    12:18様

    底辺は渋沢栄一を真似たいです。


    2013年8月13日 2:54 PM | teihen |

  • >両極端の戦略は〜優越者がとりうる

    全くもってそのとおりだと思います!

    とりあえず、ワープア男女が二人で暮らせば家賃も食費も折半で割安になるのに。。。!?

    この場合、子供が生まれたときのことを考えたら、妻の収入が断たれるとたしかに痛いんですけど、結婚して五年くらい(?)家賃補助がでる自治体もありますし、
    妻には子供がちいさいうちは家でできる仕事をしてもらって凌げたらベストかと。

    ちなみに新参者んちは
    子供なし夫婦で
    夫…年収300万余
    妻…年収250弱

    で、医療費年間二十万すこしかかります。
    それぞれ一人で暮らしていたらナマポ並の生活ですね。


    2013年8月13日 3:28 PM | 匿名@新参者 |

  • 匿名新参者様

    考えてみれば、昔は大学進学しないのが当たり前でしたものね。
    共働きも普通でしたし。
    昔へ帰るだけなのかも知れません。


    2013年8月13日 9:09 PM | teihen |

  • ワープア夫婦の共稼ぎの場合、どちらか一方が傷病で倒れたらもう片方に負担がくるので、なるべく入院保険と併せて就業不能保障保険に入っておくのがいいと思います。(医療保険は入院日数に対して降りるのがほとんどだから、在宅の療養中に生活費がおりませんものね。)
    ワープア夫婦でなくても、自営業のひとはたいてい入っているのかな?

    各種就業不能保障は持病持ちだと入りにくいけど、
    「ぱるしすてむ」の
    就業不能保障は持病持ちでも「その持病が原因の就業不能に対して保険がおりない」だけで、加入はできます。うちはできました!

    もっとも、最大で降りる保険料八十万くらいなんですが、その分支払う保険料もやすいし、「貧乏人が明日から最低限の生活に困らないようにするため」の保険としては最適のように感じました。
    生協の組合員が入れる保険なんで、出資金千円だして生協の組合員になってからぱるしすてむの就業不能保障に加入しました。

    うちも夫婦で「儲ける」話までできれば本格的なんですが、
    とりあえず夏休みの旅行は青春18切符+ビジネスホテル宿泊一泊
    で行きました。
    安上がり旅行でも楽しいものです。
    二十代の頃二人でした無計画貧乏旅行に、「高速バス+現地のカラオケボックスで一泊」がありましたが、若くて体力あるうちにうちに無茶しておいてよかったです。あれはあれでよい思い出です。


    2013年8月14日 1:06 PM | 匿名@新参者 |

  • 匿名新参者様

    貴方の文章(情報)はとても需要があると思います。
    現代で求められている生活の知恵と云う気がしますので。

    もしも余力がありましたら、ネット上のブログやサイト(小さいもので良いので)に纏める事をお勧めします。
    無論、その場合は弊サイトで紹介させて下さい。

    いつも貴方の書き込みには勉強させて頂いております。


    2013年8月14日 8:03 PM | teihen |

  • 底辺さんにそう言っていただけるなんて光栄です!
    ここ数日、その件で色々考えていました。。。
    お返事が遅くなりすみません。
    今の新参者の状態で「余力がない」というともっと大変な生活をしている人に怒られますが、なにぶん不器用なため、底辺さんにご紹介いただくに値するようなブログはいますぐにはできないかもしれません。でも、そのうち、この件で個人的にメールさせていただくかもしれません。
    その際は何とぞよろしくおねがいいたしますm(__)m


    2013年8月19日 6:52 PM | 匿名@新参者 |

  • 匿名新参者様

    決して無理はしないで下さいね。
    現在の生活に負担が掛からない事が一番だと思います。

    相談に関しては歓迎致しますので、気兼ねなく御連絡下さい。


    2013年8月20日 11:23 AM | teihen |

  • バックエンドは悪いといいながら右側には広KOKUだらけの某ブログの稼ぎかたきらーいwww


    2015年2月6日 5:26 PM | bakkuendo |

  • すみません…

    養育?
    扶養?


    2018年2月28日 12:33 AM | Name * |

  • 痛快な極論を述べた書籍で知名度や信頼度を上げて、ボードゲームやセミナー等のエンド商材を販売する

    と云う現代アメリカンビジネスの流行形を知った事以外は何も覚えて居ない。

    本編は無料で放送して円盤やグッズを売りつける業界が日本にもありますね…


    2018年10月5日 10:29 AM | Name * |

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