現代型のカネを稼ぐコツ


似たような年恰好の二人。

似たような生まれ育ち。

似たような立ち回りをしている筈なのに…

片方は短期間に小金持ちに成り、もう片方はいつまで経っても貧窮したまま。

 

こんな例を数多見ているうちに、その法則が解って来たので、ここに書き遺しておく。

何かの参考にしてくれれば嬉しい。

結論から書くと、現代で成功している方は

「みな一様に自分の商材を持っており、それを販売する為のマーケットを熟知している」

逆に、どんなに頑張っても成功できない方は、往々にして上記の法則から外れている。

 

このサイトで何度も書いた事だが重要なことなので繰り返す。

IT革命が起こりデータ化可能な情報は、限りなくタダに近いコストで流通可能になった。

これにより前時代型の産業構造で利益を出していた『出版・広告・報道業界』が深刻な痛撃を蒙り…

今まで彼らに関銭を搾取されていた優秀な個人が自力で稼げるようになった。

 

かつては産業構造の上位に君臨する巨大組織に潜り込むことが成功のルートだったが

現代ではそれらの巨大組織を迂回する方法が多く確立されてしまった。

故に。

優秀な人間は今まで巨大組織に奪われていた関銭を得れるようになり、豊かさと自由を拡大させた。

その分、巨大組織は弱体化し、給料が減額されたり2ちゃんねる上で嘲笑されるようになった。

 

つまり、巨大組織に潜り込んだり、その中で出世する為のスキルの価値が下がり、個人で発信する為のスキルの価値が上がった。

(価値を露骨に価格と言い換えてしまっても語弊がないかも知れない。)

底辺はそう考えている。

日本企業のパフォーマンスが落ちているのは当たり前である。

日本企業(世界一効率が悪い)で活躍出来るような人材は、充分一人で食って行けるからである。

 

ITインフラが一般化し始めた15年位前から、才覚のある人間が皆ネットビジネスを模索し始めた。

そして現在、彼らの大半は、誰も雇わずに(勿論、誰からも雇われずに)稼ぐ手段を確保している。

 

 

 

儲けている人間が守っている鉄則

 

 

ネットで儲けている人間は大抵以下の鉄則を守っている。

 

・連絡手段/連絡先を明記している。

・自己が所有権を持つ商材を販売している

・商材と親和性のある販売インフラを全て把握している

 

この3つを御覧になられた方は、「そんなの当たり前ではないか!」とお怒りになるかも知れない。

コンサル相手からその様な趣旨で抗議されたことはある。

 

だが現に、この初歩が出来ていない方があまりにも多い。

『仕事が欲しい!欲しい!』

と連呼しながらも、連絡先を公開していない人間を幾度となく見かけた。

当然、彼ら彼女らが儲けている形跡は確認出来ない。

 

 

専業に執着しない

 

全てに言えることだが、『それ一本』で食べようとするのは難しい。

現代は過渡期であり、ビジネスモデルが流転し続けているからである。

 

この話は漫画家で例えよう。

「僕は週刊少年ジャンプの連載作家を将来の定職にするつもりです!」

と願っている者よりも

「僕は漫画を描く技術を持っているので、自分に合ったマネタイズ方法を模索しています。」

のスタンスを持つ者の方が喰えて行ける可能性は高い。

『集英社』『東芝』『大塚家具』『google』と云うのは単なる事業体である。

規模の大きな彼らと売買や雇用の契約を結ぶ事が出来れば、得をする確率は高いが…

来年彼らが生きている保証はないし、今年以上の強盛を誇っていた所で貴方との契約を続行する保証はない。

 

昔は。

いや、産業時代は。

産業構造の変化が牧歌的だったので、彼らが滅びたり裏切ったりするまでに、契約相手の寿命が尽きていただけの話である。

 

こんなに変化の激しい時期に、気前の良い長期契約を結ぶ馬鹿は居ない。

それが就職(労働者に対する終身雇用保障契約)難の原因である。

 

その現状を熟知している賢き人ほど、自身の成功の持続性を信じていない。

故に金持ち程、血眼になって次の足場を探している。

この思考をトレースすることが成功の秘訣である。

 

 

 

マウンティング考

 

激動の時代では、成功者の顔触れは絶えず変わる。

つまり力関係が変わり易い。

 

よって一時の優位を永続的な力関係であると錯覚する者は足元を掬われ易い。

名指しはしない。

そういった人種は、あなたの周囲に腐る程居るに違いないからである。

 

能力の無い人間は、一時の優勢を既得権の様に確保しようとする。

自主向上の芽が無い事を本能で知っているからである。

結果として、その人その地域の周囲には向上心の無い人間ばかりが集まり、腐り、没落する。

 

敢えて例は挙げない。

何故なら、今例挙すべきは模範とするべき賢者だからである。

 

言うまでもなく貴方が近づくべき人は

「自分より立場の弱い人間に礼儀正しく接し、相手のフランクさを引き出せる。」

様な徳人である。

 

これが身に着いている人間は数少ない本物なので、それらしき人を見つけたら何としても縁を保つことを心掛ける事。

相手のスタンスを見倣い実践していれば、そこまで粗略にはされない筈である。

 

 

総括

 

過渡期は大抵苦しい。

人類史上、過渡期世代が苦しまなかったことなど一度も無いからである。

(というより変動に対応出来ない者が淘汰され終わった日こそが『新時代』である)

我々は幸か不幸か産業時代の終わりに立ち会っている。

これが虚言で無い証拠に、前時代に君臨していた巨艦が我々の眼前で次々に沈んでいる。

この状況の中で生き残り、かつ成功する方法は非常にシンプルである。

次の時代のビジネスモデルを今から実践しておくことと、次の時代のスタンダードを実践している人と交誼を持つことである。

万人にこの芸当が出来るとは思わないが、それでも沈む船から遠ざかる位の行動は取れる筈である。

 

貴方にも既に到来している未来は見えている筈である。

後は、その文脈に沿って立ち回るだけで構わない。

 

 


 

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20件のコメント

  1. Keiichi

    いつもながらの鋭いご指摘に脱帽です。
    勉強になります。
    ありがとうございます。
    今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  2. teihen

    Keiichi様

    ありがとうございます。
    ただこのブログでは、私の主張したい骨子は全て言い尽したような気がします。

    今後は質疑応答的な記事作りにシフトして行こうと考えております。

  3. 幸福賢者

    総論的な記事は止めるとのことですが、個人的にはもっと色々な話を聞きたいと思います。
    どちらかと言えば結論より底辺殿の切り口と語り方を楽しんでいるので、更新してくれるだけでも嬉しいのですが。

  4. teihen

    幸福賢者様

    御意見ありがとうございます。
    (更新数が激減していて恐縮です。)
    可能限り、様々な切り口で語って行こうと思います。

  5. ハンタ

    この記事を読んで迷っていた外国語圏にもデジタルな商品を売るビジネスにとりあえず挑戦してみることにしました。
    これからもこのブログの更新を楽しみにしています。

  6. しげる

    お世話になります。
    このIT全盛期に社会に出ながら、未だにパソコンメールひとつ使えない自分を情けなく思います。
    どうにかオフラインで今までやってきたけど、そろそろ私も逃げるのをやめて、パソコンのネット回線を申し込んでみます。

  7. やす

    今回の記事もありがとうございました。
    >今後は質疑応答的な記事作りにシフトして行こうと考えております。
    楽しみにしております。

  8. teihen

    ハンタ様

    もしも励みになれたのであれば、とても嬉しいです。
    何か御相談事がありましたら、気兼ねなくお声掛け下さい。

  9. teihen

    しげる様へ

    もしもネットに繋がったら。

    ・ビジネス用の自サイト
    ・それに連動するSNSアカウント・メールアドレス

    を作ることを第一目標として下さい。
    自サイトに関しては、『仮想現実内にテナントを出展する』と云う感覚でいて下さい。

  10. teihen

    やす様へ

    漠然とした話で恐縮ですが、より需要のある文章を執筆して行きたいと考えております。
    願わくば、今困窮している方のお役に立てるものを作って行きたいです。

  11. Name *

    いつも記事更新楽しみにしております。
    時代の変化による価値観の変遷と旧来型組織内の価値観の齟齬を強く感じている頃ですが、
    沈みゆく組織の流れをしっかり目に焼き付けながら、自分の持つものを価値へ変換できるよう、形にするための体制づくりをやる必要を改めて認識できました。

  12. teihen

    6:42様

    現代はアプローチ次第では幾らでも楽しめる時代です。
    せめて我々は適応していきましょう。

  13. 関東寒冷

    新時代に適応できない人間は地獄を見る時代だなといつも感じています。

    グローバリストの現総理が推し進める移民政策によって、日本は移民大国になりつつあります。(移民の流入数は独米英についで第四位)
    また、女性の上昇婚・上方婚を考慮しないまま、社会設計をしたために、救われない男女が増える一方です。
    何もしなければ、移民によって賃金が抑えられ、仕事も奪われ、結婚もできない酷い時代だと思っています。

    産業時代の考え方のままでは、土俵際に追い込まれる一方です。
    私は新時代を楽しんでいきたいので、学問や商売に励んていきます。

  14. teihen

    関東寒冷様へ

    保守主義は最後のセーフティネットとなります。
    マスコミ(資本家の宣伝装置)の主張の逆を行えば、持たざる者は一息つくことが出来ます。
    新時代とは旧時代の遺物であるマスコミの扇動から社会を守る事によって初めて訪れるのです。

  15. Name *

    底辺さま

    大変お忙しい状況にも関わらず、智慧を共有してくださり本当にありがとうございます。

    活動するためのエネルギーが枯渇していたところで底辺さまの記事の更新に助けられた次第です。
    私にとって底辺さまの記事を読める事は、意欲の燃料を充填する方法の一つとなっております。
    底辺さまの記事を真剣に読んでいくうちに「企画遂行の為のインスピレーションが喚起」されるようです。

    私生活の人間関係に揺れて事業活動の意欲が低迷していましたが襟元を正す良い機会となりました。
    感謝です!

    追伸:質疑応答的な記事作り大変興味があります!
    現状、他にもっとやるべき事があるはずなのに誰に頼まれてもいない挑戦をしておりまして。テキストからコミュニティを形成しようという試みです。
    読者の反応の中から、流れに適した内容を取り上げていく交流型で、有難い事に現在2、3名の固定読者に恵まれました。レベル1マスターの文章レベル1
    を目指し、リソースの全振りしております。

    シフトされるとしても楽しみにしております。
    お体ご自愛くださいませ。

  16. teihen

    9:10様へ

    コミュニティを作るコツは『世間にある需要』を抜き出し。
    それを解決する為の方策を提示し続けることです。

    解決や救済の課程こそが人を集めるのだと私は考えております。

  17. 9:10

    ご助言有難うございます。承知致しました。
    頂戴する声の中に思いがけない需要を発見できる事もあります。やってみないと分からないものですね。
    悩みを打ち明けてこられる方もいて彼らに寄り添いながら共に前向きな未来を目指せるような方策を提示していきます。

  18. teihen

    9:10様

    御活動を応援しておりますので、もしも悩んだり行き詰ったりされたら、いつでも気軽にご相談下さい

  19. ホウレン草

    思ったんですけど、今は9時~18時で労働者より、9時~18時で
    「IT速報」とかのIT系まとめブログ見てた方が良い気がする。まあ、仕事しつつでも良いけどさ。
    あと、何となくだけど、今、この2~3年でyoutuberに乗り遅れるというか、そこらへんのITに噛まない(無視する)のは致命的な気がする。
    何か、今。ITのマグマがぐつぐつして、その噴火を待ってる様な気がするんですよ。

    あっ、一応僕は、youtuberもTwitterもやってます。

    あと、中学、高校の同級生で性格がアレな人、ほとんどが、
    不動産業界にいってるんですよね。何なんでしょうね。

  20. teihen

    ホウレン草様

    時間があればいずれ、「先端技術と社会的地位」について書きたいと思います。

    どんな些細な物でも構わないので、IT技術は身に着けるようにして下さい。
    最終目標は、その技術を自分の資本とすることです。

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