ブログの中で「薬の実験バイト」の話を何度かした事がある。
正式名称は「製薬治験」である。
「若い頃、モルモットでした」
と云うのは、話のネタとして万人受けするので、底辺はリアルでも頻繁にその話をする。
故に、リアルでもネットでも
「薬の実験バイト」
について質問を受ける。
参加希望者は不景気の所為か多い。
個別での回答が少し億劫になってきたので、エントリーに纏めておく。
冗長な説明が面倒な方は下のリンクから。
実態がどうあれ、製薬治験はアルバイトではなく、ボランティアである。
ここが日本である以上、タテマエは徹底されているし、その点は従事者達も徹底している。
絶対に「実験バイト」と云う言葉は使わない事。
関係者が嫌がる単語なので留意して欲しい。
18歳以上であれば、性別・年齢関係なく受けられる。
但し、女性は受けられる治験は相当制限される。
(生理が絡むとフラットなデータが採取されない為)
日本国籍の保有者なら志望可能だが、外国人とのハーフの方は受けられない。
刺青を体に入れている方も受けられない。
酒・煙草をやらない方が採用率は高くなる。
大きな病気・怪我はしていない方が採用され易い。
年齢は若いに越した事はない。
製薬にはフラットなデータが必要なのだ。
多いのが2泊3日×3等のショートプログラム。
底辺は若い頃、半月で35万のロング治験に参加してとても楽しかった記憶がある。
「働かずに済むなら一生モルモットでいいや!」
と考えていたが、皆考える事は同じらしく、モルモット乞食合戦に敗れた底辺は放浪の旅に出る破目になる。
日本は規則が厳しいので、ギャンブル性の高い治験には出会えない。
(命を掛けて大金を得るようなものはない)
フィリピンとかアメリカに行けば色々な意味でフリーダムならしいが、
底辺は日本の競合国にデータを売ってまで金が欲しいとは思わない。
施設が東京周辺に集中しているので、
モルモット乞食は関東人には有利だと底辺は考える。
正直言って、関東に住む貴方が羨ましくて仕方がない。
話が脱線した。
モルモット乞食は一生出来る作業ではない。
実験動物は消耗品であるからだ。
故に、実験に参加した時はモルモット仲間と仲良くする事を推奨する。
面白い生き方をしている人間が多いからである。
即物的に言い換えると、役に立つ。
治験関係のエントリーは今回限りである。
あまりブログの本旨と関係がなく、SEO的な観点から鑑みても何のメリットもないからである。
貴方が見事家畜の座を獲得出来る事を祈っている。
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なんか久しぶりにテクニカルな記事でしたね。
治験のポータルは…もうあるな。
2013年11月20日 8:17 AM | 1000$ |
1000$様へ
皆さん、興味があるらしく、よく尋ねられるので。
記事化してしまいました。
2013年11月20日 12:44 PM | 匿名 |