「~専門家」と云う人種は以外に多く、
つまらないコラムや、つまらないコメントや、つまらないセミナーで食っていけている。
人間には誰しも知識欲があり、
そして、その仕入れ元は本場本職であるに越した事はないと思われているからだ。
底辺は、ライフハック関連の記事で「特化せよ」と執拗に叫んでいるが、
特化し終わると、「専門家」と云う肩書きで本当に飯を食っていけている。
それ故の主張である。
今回のエントリーは、その過程を手短に掘り下げて説明する。
結論から言えば、ジャンルは何でもいい。
底辺は商売上手な中国人をずっと観察しているのだが、
彼らの商売のやり方は極めてシンプルで、
「儲かりそうだからやってみる」
「思ったより儲からないので商売替え」
この2つの鉄則を遵守して富を得ている様に見える。
(・・・過酷な大陸ではセオリーを外れて成功出来ないのかも知れない)
ビジネスとしての考え方としては正しい。
で、これを踏まえた上で、日本式の「顧客満足商法」をハイブリッドする。
要は、「儲かりそうだから」の前に、「顧客満足を得られるか」のワンステップを加える。
手順にすれば以下の通り。
1、人は何に困っているのか、
何に悩んでいるのかをリサーチ。
2、リサーチして出てきた悩みに対して
「お金を払ってまで解決したいものか?」
「自分のスペックでマスター可能か?」
をチェックする。
3、2項目に対して答えがYesなら、
その悩みの解決策が書かれた関連書籍を5冊以上読破する。
関連サイトには全て目を通す。
4、サイトに纏める
電子書籍化を視野に入れる。
何故、電子書籍が良いかと言えば、
誰も読まないからだ
無知な老人共が勝手に過大評価してくれるのも良い
余力があれば、
その方法を用いてセミナーやワークショップを開催する
(無名の個人が電子書籍を売り捌いて大儲けする為の3つ方法)
5、1~4まで実行出来たら、業界紙にこれまでの活動を投稿する
無意識的な行動も含めて、
大体、1から4までは皆がやっている。
意外に5が出来ていない。
専門家になって金を稼ぐには5が肝要であるので、最初から逆算して5を狙っていくのが賢い。
スペックの低い人間は、よりニッチで、より金にならなさそうな方向へ避難すること。
そうやって競合を減らし続けて、優位性を確保するべき。
例えば、「離婚の専門家」 では競合者に勝てないと悟ったら、
「熟年離婚の専門家」に幅を狭める。
「離婚」と云うマーケット全てを射程に収めることは困難になるが、
「熟年離婚」と云うニッチなジャンルにおいては、ただの「離婚専門家」よりは優位性を持てる。
必ず、「どうやってカネにするか」から逆算して行動を開始すること。
今まで自分が経験してきたジャンルが当て嵌まるなら、この上なく強い。
【追記】
これを「職業」にしようとは思わないこと。
人間個々の値段(相場)は相当下っているので、
何か一つの作業で永遠に左団扇と云う生き方はほぼ不可能だ。
専門分野などに「専門」していては、儲からない。
「だが、専門分野に専門している者も居るじゃないか!」
と思う方も居られるだろう。
そんな名人は、こんな記事を読まないし、読む必要もない。
私がどの層に向けて文章を書いてるかは、サイトタイトルから推測して欲しい。
3時間で「専門家」になる私の方法
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専門書を5冊読んだら専門家になれると思う。
でも僕はもう駄目w
歳とって興味のない分野の知識は頭に入れることが出来なくなってきたから。
2013年4月29日 1:31 PM | 匿名 |
>誰も読まないからだ
>無知な老人共が勝手に過大評価してくれるのも良い
不覚にもワロタ
2013年5月15日 3:05 PM | 匿名 |
>私がどの層に向けて文章を書いてるかは、サイトタイトルから推測して欲しい。
挑発的な文章の割に嫌味が無いのは育ちの良さであろうか?
2013年5月19日 10:46 PM | 匿名 |
↑ 育ちはよさそうやな
2013年6月17日 5:53 PM | 匿名 |
底辺君は底辺専門家やな
2013年6月25日 12:12 AM | 匿名 |