ゲームじゃやらない癖に、何故か現実世界の挑発ボタンは押してしまう現象 【金持ちが謙虚な理由について】 - 無限の地平はみな底辺

ゲームじゃやらない癖に、何故か現実世界の挑発ボタンは押してしまう現象 【金持ちが謙虚な理由について】

2016.8.25|ライフハック 人生

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結論

 

金持ちに謙虚な態度をとる人が多いのは、傲慢が損失であることを知っているからである。

 

 

 

成金について (貧民の特性と資産を併せ持つ者)

 

「金持ちにも嫌な奴が居る!」

との意見も聞くが、大抵それをよく調べてみると成金かその子弟である。

今、トラブルの多い金持ち(あなたの脳裏に浮かんだ連中である)を手あたり次第に調べてみたが、やはり本人かその親が下層民であるケースが殆どであった。

別に下層であることは悪くない。

むしろハングリーな出自は地位・財産の獲得の役に立ったに違いない。

ただ、維持と獲得とでは異なる才能が必要とされるだけの話である。

 

 

舐めプ以外に使い道の乏しい挑発ボタン

 

※この部分は格ゲー全盛時代を知ってるおっさんにだけ伝わればいいと思う

格ゲー世代の人なら大半の方が理解してくれると思うのだが

格闘ゲームには「挑発ボタン」というものがあった。

(底辺は今は「あまり」ゲームをしないのでよく解らない)

大抵の格ゲーの挑発アクションにはメリットがないので、多くのゲーマーは間違って発動させないように注意していた。

 

  バルログの爪外しとか間違って出すと本当にキツい。

  まあ、アイツは存在自体が挑発みたいなキャラなんだけど。

 

挑発ボタンとは、それ程に押さないことを意識しているボタンなのだ。

 

 

にも関わらず!

 

現実世界に戻ったプレイヤー達は、リアル社会で挑発ボタンを押し続けている。

金持ちが勝利の為に、ガードしたりボタン連打したりゲージ溜めをしている最中。

何故か貧乏人が勝利に対して何ら直結しない挑発ボタンを連打して周囲を煽り続けている。

 

無駄に自慢をしたり、陰口を言ったり、面罵嘲笑して敵を増やしたり…

こういうことを金持ちがしないのは、彼らがいい人だからなのではなく、彼らが経済的動物だからである。

貧民がデメリットしか無いアクションで時間を浪費している間に、金持ちは勝利に直結する実効性のあるアクションを行っている。

それが人の世に成否が存在する理由である。

 

 

挑発のメリット

 

他者を煽ることのメリットを考えてみる。

…力(というより攻撃性)の誇示くらいであろうか?

 

だが、挑発的な立場を押し通せるような人間は、最初から優位性を周囲に認知されている。

(されていなければ排撃というデメリットを被る。)

 

ただ、閉じたコミュニティで優位性を誇示する行為が快感に繋がることは証明されている。

(他者に怒鳴り散らしたり苛めたりするとドーパミンが分泌されるのだ。)

だが、人間が社会的動物である限りコミュニティ内での攻撃行為で快感を得るのはコストパフォーマンスが悪いような気もする。

 

 

以上のような事を理詰めで考えられる人間の成功率は高い。

(そうでない者の成功率に期待出来ない上に、そうでない者は周囲とのゼロサムゲームの勝利を成功条件に設定している可能性が高い。)

 

従って、自身の成功を狙う場合は、この原理を解っている人間との関連強化を図ることが正しい。

そして、関係強化の秘訣は日頃から周囲に無駄な挑発行為を行っていないことに尽きる。

 

挑発ボタンを無駄押しして試合に負けてる人間を見れば、その者と組みたいと感じる者は皆無であろう。

万人に理解できる愚行だからである。

にも関わらず、現実世界では「挑発ボタン」を連打して、今後生まれる筈の縁を自分で消している者が多い。

という話。

 

底辺は生来驕慢な人間であるので、自戒を込めてこの文章を記した。

あなたとこの訓戒を共有出来れば嬉しい。

 

 

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コメント一覧
  • その場限りでは無くて、
    トータルで見て得をするような行いを
    積んでいくという事ですよね。

    確かに挑発的な態度をとる人間は
    世の中には本当に、多いですね。
    だけれども、そういった場を
    グッと我慢して大人の対応をすると、
    後から「よく我慢したな」とか言われます。

    数年前は変な人間関係のイザコザや
    喧嘩も多かったのですが、最近は減りました。
    (そもそも人付き合いが減っただけですが。笑)

    やはり、世の中生きていく上である程度の
    原理原則みたいなものはあるのかなと感じる
    次第でございます。王道は、やはり強いですね。


    2016年8月25日 8:42 PM | 53∞ |

  • 今回の記事もありがとうございました。
    「金持ち喧嘩せず」は合理的な理由があったのですね。
    いやむしろ「勝てる喧嘩しかしない」のか…。
    どうなんでしょうか?


    2016年8月25日 10:56 PM | やす |

  • お金関係の自慢だけは絶対にしないように気を付けてます。
    フリーターや派遣の人に親が金持ちみたいな自慢されると、
    聞いているこちらが恥ずかしくなるのでそういう行為は慎んで欲しいです。時代背景や様々な事情が個々にあると思いますが、そういうメンタルが今のあなたを作り出したんだろうと思ってしまいます。


    2016年8月25日 11:44 PM | Name * |

  • この記事を見てつくづく思いましたが
    身分差別は公言しないようにはしたいものです
    ただむやみやたらに敵を増やすだけですしね


    2016年8月26日 1:16 AM | へのへのもへじ |

  • ホリエモンの発言を見ると、炎上マーケティングをしているように思えます。
    知名度を上げるためにわざと目立ち、批判を受けているのでは?

    匿名で人を叩くのはただの快感目的でしょうが、顔出しで攻撃するのは立派な策略だと思います。


    2016年8月26日 10:16 AM | 幸福賢者 |

  • 53∞様へ

    >王道は、やはり強いですね。

    はい、私も歳をとる度に痛感しております。
    昔から言われていることには、必ず原理法則が存在しそれを踏まえた上で実践することが、大きな失敗を避ける秘訣なのでしょう。


    2016年8月26日 11:04 AM | teihen |

  • やす様へ

    恐らくですが、「勝てることを確信している」状態なので、威圧や威嚇で力関係を探ったり自分を大きく見せる必要がないのだと思います。


    2016年8月26日 11:06 AM | teihen |

  • 11:44様へ

    確かにお金の話をすることは怖いですよね。
    私も知らず知らずのうちに愚かな発言をしていないか振り返ってみます。


    2016年8月26日 11:07 AM | teihen |

  • へのへのもへじ様へ

    仰る通りだと思います。

    私の今回の筆致ですが、明確化の為とは言え反省すべき箇所が非常に多かったです。
    以後の戒めにします。


    2016年8月26日 11:11 AM | teihen |

  • 幸福賢者様へ

    堀江氏の場合は、少年~青春期の喪失を取り戻すことを最優先しているように感じます。

    九州出身の男性に多い傾向なのですが。
    小コミュニティの序列闘争が激しい地域で育った方が、その価値観から逃れることは絶無に近いように思えます。

    堀江氏はその才覚によって一代で身を起こしましたが
    堀江家はその家風を鑑みるに身代を保つことが困難かも知れません。


    2016年8月26日 11:20 AM | teihen |

  • 金や持ち物の話って興味のない人なんていないはずなのに開けっぴろげに話すとどんなに少額なものでも嫌な顔になるもんですよね。
    商売の失敗談なんかも鉄板ネタや!と思ってたらサラリーのみの収入源の人にとっては顰蹙の対象だったり。

    株やFX、転売ヤーが嫌われる理由とかもこの辺なのではないかと思っております。


    2016年8月27日 12:35 PM | Name * |

  • 12:35様へ

    やはりステルス性が一番重要ですね。
    つくづくそう思います。

    そして、成功への扉に挑む者にとっては、成功者に警戒心を持たせない姿勢が最も大切なのでしょう。


    2016年8月27日 2:35 PM | teihen |

  • 挑発の利点は「相手を激昂させて失点を誘発させ、相手を引き摺り下ろす事」これのみですからね。
    使う時と場所と相手をきちんと弁えていれば、結構有効な手の一つではあるでしょう。

    がしかし、相手を「激昂」させてしまうので、相手の力を感情によって無理矢理上昇させる事を誘発し、
    下手すると引き摺り下ろすどころか諸刃の剣になってしまいますから、そんな博打は余程切羽詰った
    状態でなければ勝負事でもやらない方が良いに決まってます。


    2016年8月27日 10:59 PM | Name * |

  • 売上、年収、年商なんなを克明に記載する副業系起業系のブログなんかはどうなんでしょ?

    ビジネスである以上は具体的な金額を知らしめるのは当たり前ですが与沢翼、tefu、ホリエモン等然り、大抵どのブログどの人物も有益な情報はあるにせよ(ない方が多いけど)どうしてもねっとりした不快感が残ります。
    集客できるからこそどこも続けているのでしょうが、ヘイトがたまらないわけがないと思ってしまいます。


    2016年8月28日 2:58 AM | Name * |

  • 10:59様へ

    一対一限定の対人スキルってネット社会では制限されますよね。
    ネット炎上している著名人などの「攻撃的発言」も、彼らがリアル社会で勝ち抜くため(主に下位者を掣肘する目的)に身に着けたスタンスだったのかも知れません。
    きっと、現在が一対全の時代であることを正確に認識した者が、次の時代の勝者となるのでしょうね。


    2016年8月28日 9:31 AM | teihen |

  • 2:58様へ

    実はそれに近いのが「金持ち兄さんの日記」ですね。
    http://rich.xrea.jp/

    十年前くらいに何度か往還させて頂いたことがあるのですが、とても好感の持てる方でした。


    2016年8月28日 9:36 AM | teihen |

  • ゲームではコントローラーが単純で挑発ボタンも分かり易いのですが、
    複雑な現実世界では、意図せず挑発ボタンを押してしまっている事がありそうです。
    (あれッ?今の挑発ボタンだった?弱キックかと思って連打してたわ……)

    また、格ゲーではプレイヤーを客観的に見ることができますが、
    現実世界ではゲームのようにプレイヤーを客観的に見ることができないんですよね。

    現実世界ではバルログでないと信じてやまない俺ガイル。

    ところで、ネットでは匿名で挑発ボタンを押してる光景が多く見受けられます。
    人間は本能では挑発ボタンを押したいものなのでしょうか。


    2016年8月28日 12:18 PM | 無農洋梨 |

  • 無農洋梨様へ

    確かに、ゲームと違ってリアルでは自分を客観的に見るのは難しいですよね。
    (恐らく歴史教養こそが、その補正装置なのではないか? と踏んでます)


    >人間は本能では挑発ボタンを押したいものなのでしょうか。

    私は人間の主張の内容は翻訳すると

    「俺は優秀だ!」
    「俺は正しい!」

    の2種類しかないと思っています。
    (きっとそこが本能部分でしょう。)
    言動が挑発的になってしまう人は悪気があるのではなく、他罰的な形でしかそれらを主張することが出来ないので
    結果として挑発ボタンを連打しているように見えるのはないでしょうか?


    2016年8月28日 7:59 PM | teihen |

  • 現実社会は複雑で、相手によって「挑発ポイント」がちがうからまた難しいんですよね。
    ネットみたいに1対全のやりとりにもいえることですが、
    ある人にとっては賛同できる意見だけど
    他の人にとっては不快で挑発ポイントになったりするので。

    たとえば、経済的に中流以上の人が、私みたいな下層民がお金を欲しがっているのを
    「幸せは金で買えない」とか「金の亡者だな」と上から目線で言うのは、挑発ポイントになりえますが、
    彼らと同じような階層の人は、何かの折に同じこと言われても、
    そこまで挑発されないんじゃないかと。

    逆に、「成功者を妬む」っていう発想はないように自分では思っています。努力と運で成功をつかんだ人に文句はないです。
    (とはいっても、あんまりそれを自慢されたらうんざりするかもしれませんが)

    「自分が恵まれていること」を顧みずに「簡単に他人を批判している行為」をみると、
    批判の対象が自分でなくても不愉快に感じるのでした。

    私もお金以外では、ある種の他人から見て恵まれている部分はあるでしょうから、自戒しようと思います。


    2016年8月28日 8:04 PM | Name * |

  • 8:04様へ

    仰る通りだと思います。
    挑発と取られるポイントは、確かに大きな個人差がありますよね。
    炎上の多い方は、自分と属性が異なる層の発想を汲み取ることが苦手なのかも知れません。

    >「自分が恵まれていること」を顧みずに「簡単に他人を批判している行為」をみると、
    >批判の対象が自分でなくても不愉快に感じるのでした。

    この点は正鵠を射ていると感じました。
    私も己の恵まれた部分に謙虚に感謝して、驕慢を自戒したいと思います。


    2016年8月28日 11:11 PM | teihen |

  • 2016年8月28日 at 8:04 PM様へ


    お気遣い深く感謝します。
    仰ること、よくわかりました。

    このブログに関しては、無理なく細々と続けていく所存です。
    今後とも、宜しくお願い致します。


    2016年8月29日 10:02 AM | teihen |

  • お久しぶりです、底辺さん。
    以前【フリーランスがオンラインで仕事を取る方法】で底辺さんに長々と質問を聞いて頂いた者です。
    あの時は本当にお世話になりました。

    あの後、あの場で皆様から頂いたアドバイスを全部実行して
    おかげさまで現在名目上フリーランスの背景イラストレーターになる事ができました。
    と言っても生活保護を受けるのと障害者手帳を貰う予定なので
    未だに社会のすねかじりから抜け出せない情けない状態でありますが…。
    本当にありがとうございました。本当に助かりました。
    次はいい大人として経済的に自立する事が出来るように頑張りたいと思います。

    記事と関係のない話題で申し訳ございません。


    2016年9月3日 9:23 PM | 堀田 |

  • 堀田さん

    お久しぶりです!!
    夜分に失礼しますが、取り急ぎ、以前紹介されていた堀田さんにメールさせていただきました!!!

    こちらのコメント欄にこのような連絡事項を書いてしまい、失礼いたします。ちゃんとメールが届いたか不安なもので。


    2016年9月4日 1:52 AM | 矛盾 |

  • ごめんなさい。訂正です
    以前紹介されていた堀田さんの
    「メルアド」にメールさせていただきました!!!


    2016年9月4日 1:54 AM | 矛盾 |

  • 堀田様

    御無沙汰しておりました。
    おめでとうございます。
    第一歩ですね。

    更なる御成功を祈念しております。
    何かありましたら気兼ねなく御相談下さい。


    2016年9月4日 8:37 AM | teihen |

  • 矛盾様へ

    上手く連絡が付くことを祈っております。


    2016年9月4日 8:38 AM | teihen |

  • 矛盾さん
    ご連絡確認させていただきました。
    こちらにも書かせて頂きますが、
    本当にお世話になりました、ありがとうございます。

    底辺さん
    温かいお言葉ありがとうございます。
    次は自分の生活費分を稼げるようになりたいです。


    2016年9月4日 8:26 PM | 堀田 |

  • 〉底辺様

    おかげさまで無事に堀田さんと連絡がつきました。
    ありがとうございました。
    私のブログhttp://blog.livedoor.jp/paradox_mujun-fm/
    のプロフィール欄にも、私のgmailのメルアドを載せることにしました。

    〉堀田さん

    お互いに、少数派の人間としていろいろと社会と折り合いをつけるのが大変なことがありますが、頑張りましょうね。


    2016年9月4日 11:35 PM | 矛盾 |

  • 底辺様

    お世話になります。以前んですが、コンサルをして頂いたものです。その節はありがとうございました。

    正直ご提案頂いた通りにやってみましたが、お金を稼ぐまでに至らず止めてしまった所存です。辛抱なくご期待に沿えず申し訳ありません。

    ただ得意分野で新たに始めたことで3万/月くらいの利益はあげられています。

    底辺様のおすすめの本を読んで実践した結果です。

    いろいろありがとうございます。

    また、機会ありましたら宜しくお願い申し上げます。


    2016年9月5日 12:49 AM | 近藤 in 福井 |

  • 近藤様

    御無沙汰しております。

    私のアドバイスに有効性が乏しかったのでしょう。
    どうか気に病まぬようにして下さい。

    得意分野が順調のようで安堵致しました。
    これからの更なる御躍進を願っております。


    2016年9月5日 11:44 AM | teihen |

  • え、むしろゲームでは挑発ボタン押しまくるでしょ?
    無意味にアピールして自爆したり、崖に向かって疾走する。
    敵の拠点に地雷をばら撒いた後、お仕事終了~って逃げる時に
    背中から撃たれて吹っ飛ぶの最高でしょう?
    (地雷を撒く前にやられることも多い)
    オリジナリティの高いデッキで「こいつ舐めプか!」て思わせといて、
    珍しいカードは対策されてないので変な反応したり、
    なんだかんだで勝率50%は維持できたりするの楽しいでしょう?
    (無論、経験豊富な上位ゲーマーには通じない)
    現実はそういう面白プレイを許さないからつまらないんですよ!

    などと、いまいち関係ない方向に挑発してみる。

    しかしまあ、本当の勝ち組は、
    現実で挑発的なプレイに走っても
    許されるところにいる人たちだとつくづく思います。
    言い換えれば面白い負けプレイを続けても大丈夫な
    リソースがあるってことでしょうか。
    自分が一番羨ましいと思うのはそういう環境です。
    人間の動物的な本能がどうこうとか、
    そんなの知ったこっちゃありません。
    勝率にばかり拘るとか、経済的効率ばかり優先するとか、
    そんなのは私にとっては
    現実でもゲームでもつまらすぎるし苦痛です。

    これもまた微妙に違う話かもしれませんけど。
    オンラインTCGのイベントで、ランク的に最上級プレイヤーが
    速攻で自爆してこっちの勝ちになって、
    なんだ今の?って驚いた事がありました。
    これは勝率を捨てることでイベントポイントの
    時間効率的な回収をしているんだとわかって腑に落ちました。
    さすが上級者は違うなと感心したと同時に、
    これはある意味ゲーム的な駆け引きの面白さを
    もっとも捨てた効率重視のプレイに過ぎないので、
    私が真似をする事はおそらくありえないなと。

    また仰ってるように、攻撃的な意図がなくとも
    挑発に該当するのか、客観的に自覚して判別できるのか、
    大概の人にはとても難しいことでしょう。
    最近、KOFの新作絡みで「アイヌ殺す」の呟きが
    ヘイトスピーチと捉えられて騒ぎになっていますが、
    こんなことまで気にしなきゃならんのかと思うと、
    いちゲーマーとして大変に憂鬱です。

    挑発的な言動をしない、嫌味を一切言わない、
    私はそのような人間に人間味を感じませんし、
    人間的にも信用しません。
    ゲームに例えれば効率的なロジックで動くだけの
    味気ないCPUに等しい。
    自分の経験上、一番恐ろしい人種は、
    挑発も冗談も通用しないサイコパス的な人間でした。
    まあ何事も程度問題はあると思いますが……。
    (嫌味だらけの人間が好かれるかと言えばそれもない)

    画像のキャラクターは実装された当初、
    自分の周囲では格ゲーの上手い人たちがこぞって面白がって
    やり込んでいたのが印象に残っていますね。
    競技性に傾倒しつつあった格闘ゲームのブームに一石を投じた、
    素晴らしいクリエイターのセンスを感じるキャラクターです。

    まとまりませんが、現実的にどうあれ、
    気軽に挑発ボタンも押せないような、
    そのような社会には加担したくないのが私の本音です。


    2016年9月8日 12:08 AM | 礼門Z |

  • 前回の投稿ともかぶりますが、勝海舟をしてピリピリして危ないと評された才の人、江藤新平も挑発的言動が多かったのではないでしょうか?
    才人をこよなく愛した甲東大久保卿が、江藤だけはどのように処し、そして江藤がどういう結末を迎えたかは言うまでもないことですが。


    2016年9月8日 8:48 AM | |

  • 礼門Z様へ

    恐らく、私も同世代ですので仰ることよくわかります。
    ゲーマーのノリって実は嫌いではないんです。

    ただ、現実世界に持ち込むと不利益が多いとは思いますので。
    一人一人が思慮を持てればいいですね。

    ゲームは所詮プレイヤーに奉仕する接待機械に過ぎませんが、現実はそうではないので。


    2016年9月8日 9:33 AM | teihen |

  • あ様へ

    江藤卿は尖り過ぎだったのでしょう。
    世界を敵と味方に分ける癖が前面に出過ぎていました。

    鍋島閑叟のような絶対的な権力を持った庇護者の下で部品として働いているうちは、才能を活かせたと思うのですが。
    ピンでやっていくには、あまりに歪だったのでしょう。


    2016年9月8日 9:39 AM | teihen |

  • 〉私は人間の主張の内容は翻訳すると

    「俺は優秀だ!」
    「俺は正しい!」

    の2種類しかないと思っています。
    (きっとそこが本能部分でしょう。)

    人間の主張はこれに加えて
    「そんなことは許せない」
    というのがあると思う。

    たとえば、飲酒運転の車に跳ねられて命を落とした身内がいる人は、飲酒運転をしようとする人を強く止めたり、否定したりするかもしれない。

    そのとき、ドーパミンはでていない。
    トラウマや嫌悪感だけ。

    批判されている方も、している方も
    不快であるという、奈落。

    私を含め、トラウマの主張が多い人は、
    自分の問題と、他人の問題を区別することを心掛ける必要があるかもしれません。

    ドーパミンの主張なのか
    トラウマの主張なのか、

    そこは、主張している本人以外からは、
    見分けがつかないこともありますね。
    ネットの文字情報だけだと、特に。
    トラウマの主張でも、挑発にはなってしまいますしね。


    2016年11月30日 7:41 PM | Name * |

  • 7:41様へ

    確かに拒絶も大きな要素ですね。

    >ドーパミンの主張なのか
    >トラウマの主張なのか

    この区別は極めて興味深い区分分けだと感じました。


    2016年11月30日 8:49 PM | teihen |

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