カネになるコンテンツを生み出す方法 - 無限の地平はみな底辺

カネになるコンテンツを生み出す方法

2014.4.23|ライフハック 人生

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とあるジャンルの話であるが

底辺は一時、コンテンツの作成を300円で請け負っていた。

 

事情を話した幾人かの知人からは、

「そんな安い単価で仕事をするのは無駄だから止めるべきだ」

と忠告された。

「何故、貴方はそんなに要領が悪いのか?」

とも詰問する方すらいた。

 

 

無論、これまでの人生がそうであった様に、底辺はその忠告に耳を貸さなかった。

そのコンテンツを作るのは2時間位掛かっていたので、時給150円で仕事を請け負っていた計算になる。

 

 

時間が経って、自身の熟達を実感し、尚且つ販路の調査が終わったので営業を開始した。

幸いな事に、浅学非才の底辺を買って下さる奇特な方と出逢う事に成功し、そのコンテンツはプロと同じ様な相場で買い取って貰える事になった。

知人の中でも特に熱心に忠告して下さった方に対して、近況報告を兼ねて営業の経緯を報告させて頂いた。

知人はしきりに首を捻り、

「そんな高額な仕事なら石に噛り付いてでもキープしなければならない。」

とアドバイスをくれた後に、

「何故、貴方はそこまで要領が良いのか?」

と溢された。

 

 

勿論、寓話のつもりでこのエントリーを書き記している訳では無い。

これが世間の正常な反応なのである。

求道者面で日々石を積んでいる底辺が人として欠落しているだけなのである。

 

 

例によって無能者の底辺自身にのみ適応される経験則の中に、

「ゴミも上手に積み重ねれば幾許かの価値を見出す事が出来る」

と云う趣旨の一文が刻み付けられていたので従っていただけである。

そもそも欠落者の底辺がどんなに効率を求めて何かを始めたとしても、ゴミしか出来ない事は自明の理であるのだ。

優等者の様に最初から「価値ある何か」を生み出せると考えるのは、あまりにも傲岸である。

より、マシなゴミを生み出すしかないのである。

練磨の果てに誰かが価値があるとを錯覚してくれるゴミが生まれるかも知れない。

 

 

言葉を換えて繰り返す。

作品は誰にでも作る事が可能である。

作ればいいだけの話なのだから。

嘘だと思う方はチラシの裏に線を一本引く事を推奨する。

それも立派な作品である。

貴方が「これはこう云う形態の芸術なのだ」と言い張れば、それは立派な作品である。

無論、チラシ前衛も含めて多くの「作品」「商品」にならない。

コンテンツは独りで作れるが、具体的評価(売れる事である)は相手が居なければ成立しない。

当然、最初の作品が「商品」となり得るのは一部の天才だけである。

凡夫が「商品」を作る為の最短ルートは、「作品」を産み続けながら、作品に値を付ける為の営業努力を行う事である。

10円でも良い。

無料の作品を100万作創造するよりも、お客様から10円を頂く方が向上に貢献する。

手元のゴミに値段を付けてくれる方を探す行為だけが、貴方のコンテンツに力を与える。

 

 

若い人にこそ聞いて欲しい事であるが、

生み出したそのゴミは、紛れも無く生み出した人間が所有権を持っている。

金銭や法律の話ではない。

生み出したそのゴミに対して、誰しもが悩み怒り蔑み恥じ隠し壊し捨て去る、かけがえのない権利を持っている。

そのゴミから学んだり愛する権利があるのと同様にである。

挑戦する事を恐れる事は仕方ない。

誰だって何かをするのは怖い。

だが、挑戦の結果をどうか恥じないでやって欲しい。

世界が昨日の貴方を嘲笑したとしても、せめて貴方だけは優しく労ってやって欲しい。

 

 

無駄で当たり前なのだ。

貴方だって隣人がゴミを必死で作っていればその愚に眉を顰めるだろう。

だが、そのゴミに値が付く所だけを目撃してしまえば、相手を名匠大家と感じるかも知れない。

世の中は昔からそう云う仕組で出来ている。

芸術に限った事ではないが、最初から値段が付く者など、そうそう存在しないのである。

 

今日の徒労が明日の糧となりますように。

 

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コメント一覧
  • ところで最近メルマガが全然来ないのだけれども
    単に発行していないだけなのか、それとも、もう一度登録したほうがいいのかな


    2014年4月23日 2:12 AM | 匿名 |

  • ツーチャンネルだと「まずはそのゴミとやらを見せてもらおうか。本当にゴミかどうか判断してやる。話はそれからだ!」という反応が返ってきそう。

    本当にゴミを売っているのか、価値のあるものを売ってるのかによって話が変わってきますからね。


    2014年4月23日 4:49 AM | 匿名 |

  • 2:12様へ

    メルマガは発行していないだけなので御安心下さい。
    私から急にメルマガが着たら

    「底辺の奴、今度は何を企んでいる?」

    位に思って下されば結構です。




    4:49様へ

    「まずはこのゴミを買え。 本当にゴミかどうか判断させてやる。 話はそれからだ!」

    ↑ これが正解。


    2014年4月23日 10:30 AM | teihen |

  • 先日質問した件、及びリセールライトのエントリーへの質問に関しても、本エントリーは私にとって回答になっていました。ありがとうごさいます。
    底辺様のエントリーは、禅の無理会話のようですね。
    自分自身に問うていたことへの指針を、底辺様の言葉で気付かされました。
    具体的な解は自分で導き出します。

    御礼になるかですが、電子書籍のどれかを購入させていただきたいと思います。
    今後も楽しみにしています。


    2014年4月23日 11:33 AM | にわか読者 |

  • 「宝クジ買ってればそのうち当たる、当たらなくても気にするな」みたいなことを言ってるだけのような気が・・・

    最近手抜きしてない?


    2014年4月23日 12:52 PM | 匿名 |

  • 作品を作り売り続け実績を積み上げろ
    価格設定は実績の伴わない時期は安価がやり易いだろうって話じゃね

    ここで宝くじ購入の例えはねえよ
    だから底辺なんだよお前
    わかったつもりで実行しないオレと同じで


    2014年4月23日 2:51 PM | 匿名 |

  • にわか読者様

    お役に立てたのであれば光栄です。
    また、電子書籍の購入に関してはお気遣いなきようお願い致します。
    書籍は、ただ御自身にとって必要なものをお求め下さい。



    12:52様へ

    「宝くじ」と「事業」の対比に関しては機会があれば記事にしたいと考えております。
    外れ籤は紙切れですが、試行錯誤が貴重な財産である事だけは忘れないで下さい。



    2:51様へ

    価格設定には売り易さの意味もあるのですが、それ以上に市場に揉まれる事によって、客観的な需要に応える力を養う意味があります。

    もしも、何かをお持ちでしたら世間に対して提示される事を推奨致します。


    2014年4月23日 5:14 PM | teihen |

  • ホームレスに雑誌を拾わせて露天で売らせる事業も、当初は「何をバカな」と言われてたが、税務調査で蓋を開けたら数千万の売上げだった。という話を思い出した。

    ここの読者なら
    「行動が大事。直近のエントリーからも、それは分かってる」
    「じゃあ、どうやって効果的に『ゴミを積む』ことができるんだ?」
    と想起することが考えられる。

    従って底辺氏には後者のエントリーをリクエストしたく。
    もちろん、ケースバイケースなのは承知の上でですが…いかがでしょう?


    2014年4月23日 5:50 PM | 1000$ |

  • 僕にとって積んだゴミを買ってくれる人を見つけるというのが最初の壁です。
    それこそ行動あるのみなんでしょうけど、難しいです。


    2014年4月24日 12:03 PM | 4410 |

  • 1000$様へ

    リクエストが少し判り難かったのですが、
    「無価値な自分の仕事内容を向上させる方法」
    と云うエントリーを書いてみます。



    4410様へ

    そういう場合は

    「これはプロット/ネームなのですが、完成品であれば買取をお願いする事は出来ますでしょうか? 無論、細部のリクエスト等御座いましたら承ります。」

    ↑ このスタンスで広く買い手を探して下さい。
    貴方の作品が65点だとすれば、残りの35点をどう補えば良いかを教えてくれます。


    2014年4月24日 12:40 PM | teihen |

  • なるほど、こういう方法もあるんですね。
    解っている人には当然のことなのでしょうが、僕には目からうろこでした。
    ありがとうございました。


    2014年4月26日 11:19 AM | 4410 |

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