明治。
福沢諭吉は我が国に様々な欧米のシステムを紹介・導入した。
新聞広告の有用性を最初に説いたのも、また福沢である。
明治15年、福沢は「時事新報」なる新聞を創刊する。
そして翌16年、広告の有用性を説おた「商人に告ぐるの文」を同誌上に発表する。
やや、スペースを取るが本邦一等の賢人の文章なので、そのまま貼り付ける。
コピペ元は下記テキストリンクの「バブル経済研究所」様である。
(バブリオン(泡+金塊)なる造語を作った同サイトのセンスは高く評価されて良いと思う。)
訳文は、原文の次に置く。
(本文は当社新報商事編輯主任員が商人某々氏に与へて貨殖の秘訣を論じたるものなり)
(前略)商業は何のために営むものに御座候哉。
其目的は利を博し富を得るより外には有之間敷候。
人間の幸福は富ならでは買ふべからず、人生七十古来稀、幸福を享くべき時限も極めて短きものに候へば、富を得るの工夫も十分に精神を込め、大急ぎに急がざれば間に合ひ兼る事と存候。
商業の繁昌は利を得るの基なり。
然るに此繁昌を来たすの術は、正直と熟練とを以て十分衆客の望みに応じ、且つ其価を廉に致すに在ること勿論なりといへども、此正直と熟練と且つ其価の廉なるとを世間に示すの工夫なければ、商業繁昌思ひも寄らざる事に候。
今爰に甲乙二人あり。同様の場所にて同様の商業を営み、正直熟練廉価等の諸点は甲乙の間に差別なきに、其実際を見れば甲の店は一年一万円の売上げなるに、乙の店は二万円の売上げを為すことあらん。
何故に斯る相違を生ずるやと其原因を糺すに、甲は新店にて得意の客甚だ少なく、乙の店は暖簾甚だ古くして客足甚だ繁きがためなることを発明するば毎度の例なり。
左すれば乙の繁昌は其腕前の甲に勝る所あるがためにはあらで、甲乙の二人が人に知らるゝことの多少よりして、店の売上げに斯る相違を生じたることゝ知るべし。
商人は人に知らるゝこと甚だ大切なりと申すべし。
人に知らるゝこと甚だ難し。
尋常商人が人に知らるゝの手段は、先づ人通り多き場所に店を設け、店頭に招牌を掲げ、店を装飾して人の目に付く様に品物を並らべ、特別の商標を用ひて注意を喚ぶ等の事なり。
或は十字街頭人行最も繁き所に広告の張紙を為し、或は種々の引札を調製して戸別に配布するなど、何れも皆大切なる手段なりといへども、今の時代に在りては其及ぶ所の甚だ広く其費用の甚だ廉なるものは、新聞紙を借りて広告するに匹敵すべきものなし。
新聞紙は上天子の宮殿より下陋巷の茅屋に至るまで、東西南北都鄙遠近の別なく行き渡らずといふことなし。
若し人ありて、新聞の手を借らず、他の引札張札等の方法を以て新聞同様の広さに広告を行届かしめんと試むることあらんには、其費用と手数の莫大なる。尋常人の資力には及ぶべがらざるものならん。
或は物好き半分にこれを実行せんとするも到底力の及び得ざる所あるを発明するなるべし。
当時商人の風習にて開店売出し抔の弘めには、数百或は数千枚の引札を摺立てゝこれを遠近の人家に投入れしむるを例とせり。
是固より無きに優る披露の一法なりといへども、其手数費用と家々隈なく行渡ることゝを比較すれば、新聞紙の広告に及ばざること甚だ遥かなり。
殊に人情の常として新聞紙は自分の銭を持出して買ひだるものゆゑ、社説なり雑報なり又広告なり、読まざるは損と心得て多忙の中にも一読するものなれども、無代にて投入れられたる引札なれば、又何品か売付けに来りたりと先づ心に逆ふる所あるより、仮令一読の閑はありても大抵取上げて見ぬを例とするなり。
左すれば配布の枚数は同一にても、其広告の利き目に至りては新聞と引札とは天淵の相違あるものと知るべし。
商人等の説に、広告をするには適当の時節ありとて、共時期を鑑定すること甚だ肝要なりと信ずる者あり。
是亦一応其理なきにあらず。厳冬に函館氷安売の広告を為し、暑中に襟巻売出しの広告を為すとも、為めに店の繁昌を増すことは六ヶ敷かるべし。
故に何時にても新聞紙に広告さへ出せば商売繁昌疑ひなしといふべからずといへども、少し商売上の機転ある以上は、年中絶聞なく広告するをよしとするなり。
今の繁劇なる世の中にては、今日新聞紙上に見たる広告は、翌日か翌々日頃には全く打忘るゝを常とするなれば、一度新聞紙に広告したるものは二度の披露を要せずとすること大なる考へ違ひなり。
西洋商人の諺に「一年三百六十日、広告に最上の日は三百六十日なり」といふことあり。甚だ味ある言といふべし。
広告文を認むるは甚だ六ヶ敷事の様に心得、広告引札の文は必ず有名なる筆者に依頼せざれば叶はぬ事と信ずる者多し。
大なる間違なり。世の中に手紙の書けぬ商人あるべからず。手紙を書きて其意の通ずるものが、広告文を書きて意の通ぜぬ道理なし。広告文は達意を主とす。
余計なる長口上は甚だ無用なり。
他人に案文を依頼せぬ自筆の広告文の中には、時に由り文法にも適はぬ悪文もあるべしといへども、其意味の分らぬ様の事は決してなきものなり。
意味さへ分れば、共文法の可笑しき抔は、自から其中に其人の率直淡泊敢為の気象を示して、却て衆客の愛顧を引寄するものゆゑ、決して恐るゝに足らざるなり。
唯広告文を認むるには一通り我思ふ儘を書き下したる後、今一度熟読して無用の字句を削り去るべし。
六行のものは必ず五行にて済むものなり。一行にても少なければ夫れ丈の新聞紙広告代を省き得べし。
西洋にては商売の秘訣は広告に在りと申して、商人が広告に金を費すこと実に莫大なり。
其有様は迚も古風の日本商人等が想像し得る所にあらず。米国にては一年十万弗以上を広告代に費す者数名あり。
千弗以上二万弗以下を費す者は、或る広告取次店の知る所のみにても数百名ありといへり。
其盛んなること推して知るべきなり。
今日本にては商人にして広告の利を知る者甚だ少なし。
若し我店の隣人等も我と同様に広告せんには、我広告の功能も左様著しかるまじきが、幸にして隣人等は引札配布、団扇進呈位にて満足する折柄なれば、大に我腕を揮ひて独り富を占んこと、此時を失ひて又他に好機ながるべし。
篤と御勘考、急ぎ金儲けの御工夫専一に奉存候。云々。
(この文章は当社のビジネス欄主任が商人某氏に対して利益向上のコツを語ったものである。)
(前略)
人間は何故商売を行うのだろうか?
それは、利益を上げ富を得るだけの為なのだ。
幸福には財産が必要となる。
だが、人間の寿命には限りがある。
更には栄華を満喫出来る年齢も限られている。
よって、気合を入れて大急ぎで蓄財に挑まなければ幸福に間に合わないのである。
自分のビジネスを当てることこそが儲けの基本である。
商売繁盛は勿論、道義的かつ上質なサービスで顧客ニーズを満たすことで成し遂げられる。
だが、その姿勢を顧客(マーケット)に周知させることが出来なければ、商売繁盛には至らない。
ここに甲と乙と云う2人の商売人が居るとしよう。
両者共、似た立地で同じ商売を行っている。
価格・サービス・能力・モラルも全く同じであるにも関わらず、甲は年間1万円の売り上げしかないのに、乙が年間2万円の売り上げを上げることもある。
(当時の1円は現在の2万円程度)
この様な場合、売り上げの差異の理由は大抵決まっている。
甲が新規開業者で常連客を確保出来ていない状態であり、逆に乙は地域の古参で一定の顧客を確保しているのである。
この例が、「二人の売上高の差は、ビジネス手腕ではなく認知度の高低のみによって生じている」事を現したものと解ってくれると思う。
つまり、「ビジネスにとって認知度はそれ程重要である」と申し上げたいのだ。
顧客に認知される事は本当に難しい。
一般的に商売人が顧客認知度を高めるためには下記の手段を用いる。
・立地の良い場所での開業
・積極的な看板・のぼりの設置
・消費者の目に留まりやすい展示レイアウト
・印象に残りやすい商品・サービス名の使用
また、交差点など通行量の多い場所でのポスター貼り、チラシのポスティング等も重要な手段である。
ただ現代においては、それらの手法よりも遥かに効果が高く低コストで展開出来る広告戦略がある。
それが新聞広告なのだ!
新聞広告に勝る宣伝手段など存在しない!
考えても見て欲しい、新聞は御皇居から貧しい下町まで東西南北に行き渡っているのである。
もしも新聞を使わずに、購読者個々の家屋にビラを投函しようとすれば、どれだけのコストが掛かるだろうか?
その費用・労力は莫大なものとなるだろう。
酔狂人が試みた所で、実行の困難さを思い知るだけある。
現在、商人は新規開業する度に周囲に何百~何千の宣伝ビラを投函している。
悪くない告知方法であるが、コストパフォーマンスを考えた場合、新聞広告の効果には遥か及ばない。
考えみて欲しい、新聞は各家庭が自腹を切って購入しているのだ。
全部読まなければ損だと思い、記事以外の社説や広告までも目を通そうとするのが当然の人情ではないか。
逆に、勝手に入れられた宣伝ビラに対しては「また、売り付けにきたか」と反発心が起こり、時間があっても読んで貰えないケースが多い。
なので同数の家庭に配布した場合、新聞広告と宣伝ビラでは目を通して貰える確率に天地の差が生じるのである。
ビジネスマンの中には、「広告を出すには相応しい時期がある」と、適切な時期を精査することを重要視する者が居る。
勿論、これは的外れな考え方ではない。
寒い冬に函館氷(次項で解説)のバーゲンを広告し、暑い夏にマフラーの販売開始を告知しても、売上増加にはまず貢献しないだろう。
これ故に、『どんな時でも新聞広告を出せば商売繁盛間違いなし』とまでは言えない。
だがそれでも、一定の商才を持つ人間であれば、通年で新聞広告を出し続けることを是とするだろう。
この激動の現代、今日見た新聞広告も普通は明日か明後日には全て忘れてしまっている。
よって、「一度新聞広告を出したことがあるから、二度も広告を出す必要はないだろう」という考えは大間違いなのだ。
西洋のビジネス格言に、「1年360日のうちで、最も広告を出すことに相応しい日は360日間全てである。」と云うものがある。
極めて有用な格言である。
広告文のライティングを必要以上に難しい事と捉え、「高名なライターに発注しなければ効果ある広告が作れない」、と考える者が多い。
それは大間違いである。
世のビジネスマンで手紙を書けない者が居る筈がない。
手紙で意思が伝えられるのに、広告でその意思が伝えられない筈がない。
広告とは意図を伝えることを目的とするものであり、本旨と関連の乏しい御高説は必要ない。
経営者が直接発信するメッセージには悪文が多いものの、その意図が伝わらない事は断じてない。
意味さえ通じれば、多少の文章の拙さも却って読む者に親しみを生じさせ、ファン獲得に繋がることもあるのだ。
恐れることなど何もない。
ただ、広告文を作成する場合、一度想いを全て書き出してから、熟読して余計な部分を削除していく手法を取るべきである。
6行の文章は絶対に5行で済む。
一行でも少なければ、その分広告費を節約出来るのだ。
西洋では、「商売の秘訣は広告にある」と言われて、莫大な広告費が市場に投下されている。
その規模は古風な日本商人の想像を遥かに超えており、何と年間10万ドル(現在の感覚で20億円程か?)以上を費やす業者すら複数名存在するのだ。
1000ドル以上2万ドル以下を費やす者は、ある広告代理店一社のみでも数百名に及ぶという。
如何に広告が盛んであるかは、この一事だけみても明らかであろう。
現在の日本では広告のメリットを認識している者が極度に少ない。
であるからこそ同業者がチラシ配布や団扇のおまけ程度で満足している今、真剣に広告に取り組めば大きな利益が得られるだろう。
チャンスは今だけであることをお忘れなく。
どうかこの記事をビジネス向上の為にお役立て頂きたい。
まずは底辺の拙ない訳文についてお詫びする。
あなたと福沢諭吉に対して本心から申し訳なく思っている。
特に解説を要する箇所は見当たらなかった。
文中にある函館氷というのは、かつて函館で生産されていた天然氷のブランド名。
同商品の登場以前は、超高額のボストン氷が日本の氷市場を征していた。
補足の必要を感じない名文なので蛇足は足さない。
各々が現代の自分の状況に当て嵌めて学んで欲しい。
文章の構成は下記の通りである。
1、幸せには金が必要
2、金を稼ぐには事業の成功が必要
3、事業の成功には効果ある広告が必要
4、効果ある広告は新聞広告が最適
5、効果ある新聞広告は自筆で伝えるべし
6、さあ皆、ビジネスチャンスは今だけだ! ウチで広告を出して儲けよう!
理解が苦しかった方には、上記1から6の流れを意識される事を推奨する。
「新聞」を「動画」等に置き換えれば、現代の有料セミナーでも普通に通用するだろう。
福沢は生涯を通して、「個々の自立こそが、民族の自決を担保する。」と訴え続けた。
貴方が職能・事業を持ち裕福になることこそが、国益そのものなのである。
御成功を祈る。
[subscribe2]
こんにちは。己の職能や事業を手に入れて
裕福になるのが大切で、国益になるとは良い話ですね。
その後も、家業を手伝いながら、これまでに勉強をして
きた事を絡めてクラウドソーシングでWebライティング作業して
寄稿していたら程よい小遣い稼ぎになっております。
(始めて一カ月で細切れの時間でやったら1万円位に
なりました。時給換算するとバイトレベルだと思いますが、
作業が増えてきて、二か月目は更に収入が増えそうです。)
これは今まで勉強してきた事や手伝ってきた事の知識を絡め
た作業でもあり、自力で行っている作業なので非常に気持ちが
良いです。いずれはささやかながらも家業と兼業で、
自分の作業を個人事業主という形態になる事を夢見て
います。(そのための研究や行動も始めました。)
こちらのサイトでの様々な思想や社会情勢を謳った
コラムが私に良い影響を与えてくれたなと思います。
ありがとうございます。
2016年9月9日 5:38 PM | 53∞ |
53∞様へ
おめでとうございます。
順調なようで我が事のように嬉しいです。
少しずつ技能を向上させ、最終的に自分の資本(金を産み出す仕組み)を保有することを目指して下さい。
あなたならきっと、辿り着けることでしょう。
御好運を!
2016年9月9日 9:45 PM | teihen |
商業に広告は必須ですが、新聞やテレビCMは段々と価値を失ってきている気がしますね。
いまいち宣伝になっているのか怪しいテレビより、アフィリエイターが薄給で働いてくれるネットのほうがコストパフォーマンスが良さそう。
いかなる広告媒体を選ぶのかが商売の分かれ目だと思います。
2016年9月9日 10:52 PM | 幸福賢者 |
君の名は。の大ヒットは久々にテレビ広告の力を見せつけられました。
やはりまだまだテレビの力は強いですね。
2016年9月9日 11:53 PM | Name * |
これは福沢諭吉が書いたんですか?
素晴らしい内容でした。現在でも通用する内容をすらすらと書かれている。
今も昔も基本原理は全く変わらないということなんでしょうね。
>>チャンスは今だけであることをお忘れなく。
この一文だけは間違っていると思うけどw
2016年9月10日 5:51 AM | 多那 |
幸福賢者様へ
最良の広告媒体の座は、はどんどん変わっていくので個々のビジネス形態に合わせて選ぶようにして下さい。
勿論、オワコンと呼ばれているTV・新聞にも強さはまだまだ残ってます。
11:53様へ
角川の広告力強いですよね。
なので私は角川コンテンツをあまり見ないのですけれど。
多那様へ
時事新報の社説って署名が無いので、厳密に福沢が書いたかはわかりません。
有名な脱亜論ですら、福沢の著作ではない説も濃厚ですので。
>この一文だけは間違っていると思うけどw
お恥ずかしいです。
無知を盾にして、自分の主観がかなり混ざってしまっていると思います。
2016年9月10日 10:10 AM | teihen |
収益計算という悪魔が私に語りかける。
この動画見てみ?そこそこ手が込んでるのに再生数からして月数十円だよ?
このブログ見てみ?twitter、顔本で必死に宣伝してるのに的外れな広告と日記だけだよ?
この同人見てみ?フォトショの月賦も払えないよ?
このアプリ見てみ?パズドラのパクリな上に広告回避ゲーだよ
etc
その先になにがあるのかいや違う、いくらになるのかなんてわかんないのに土台ググれば出てきてしまうだけにため息ついてふてくされてしまいます。
上位何%がなんぼ稼げて、続けていけるのが何人で、ソフトや機材がなんぼで、誰がなんたらで
悪魔が…悪魔がおるんや…
誰がいい祓魔師紹介してくれませんかね
2016年9月10日 2:19 PM | Name * |
2:19様へ
悪魔の正体は、
「オンラインとオフラインのルールの混同による損失」
です。
払う方法は正しい知識と認識を身に着ける事です。
身に着ける為には、賢い人間との親交を増やす事です。
2016年9月10日 3:18 PM | teihen |
>>この一文だけは間違っていると思うけどw
>お恥ずかしいです。
>無知を盾にして、自分の主観がかなり混ざってしまっていると思います。
すいません言葉足らずでした底辺さんの訳が間違っているという意味ではなく、「今から30分間は30%引き!買うなら今!」と言った通販にありがちな煽り文句だから、必ずしも普遍的な真実でないなと言った意味です。
今も使われている煽り文句と言う意味では正しいのかもしれませんけど。
2016年9月10日 7:40 PM | 多那 |
多那様へ
お茶目な締めくくりになりましたね。
新聞っぽい所が、自分では気に入っております。
2016年9月10日 10:26 PM | teihen |
お久しぶりです。
あれから、ご相談をいただいた後、
自分の事業をさらに大きくしたり、新しい企画に挑戦したりして、それなりに成果も出しつつあります。アドバイスをいただき、実績を上げられたことに感謝申し上げます。
さらに、色々やっていくうちに会社での不利益な扱いに耐え切れず退職しました。
今回の記事は、同業者が多い商売をやっている自分にはすごくタイムリーな記事だと思いました。
今後も私にはさらなる研鑽が必要だなと思いました。
ところで、とある方から、私と一緒に事業を大きくしたいと誘われ、業務を一部を組んで事業をしています。その方自身、個人で事業をされており、私よりも経験があり、すごく勉強させられることが多い方でかつ私に仕事も振ってくださったこともあります。しかし、少し楽観的なところがあり、私が業務の展開などを指摘しても、私がこれで大丈夫なのかと思いながら事業を行っていることもあり、疑問に思うことがあります。
私が悲観的過ぎる見方をしている可能性がありますが、誰かと組んで仕事をするというのは難しい側面があると感じています。
底辺さんは誰かと事業を共にする場合は、どのような判断をもって選別しているのでしょうか?
無関係な内容でしたら、申し訳ありません。
長文失礼いたします。
2016年9月11日 4:04 PM | TOMIN |
TOMIN様
御無沙汰しております。
元気に過ごされているようで何よりです。
さて、今回の御質問ですがパートナー選びの基準についてですね。7
>底辺さんは誰かと事業を共にする場合は、どのような判断をもって選別しているのでしょうか?
私は自分よりも立場の弱い者に対して攻撃的な人間を遠ざけることを意識しております。
理由は明確で、そのような人間は最初どれだけ紳士的に接してきても、こちらの立場が弱くなった瞬間に牙を剥く事が予測されるからです。
後、自己の最大利益を前提とした上で説得テクニックだけを磨いている人間も必ず遠ざけます。
論理を自分だけの為に使う者は、いつか必ずこちらを排撃する為の我田引水的な理屈を展開し始めるからです。
逆に、相手に迷惑を掛けない方法を必死に模索し続けている人間に対しては
私も相手に対して出来ることがないか、力を振り絞ります。
要約すれば、思考の軸足を誰に乗せているかが全てなのだと思います。
私は楽観的な方に対しては、こちらも明朗に接しながら
「報告や予測を提出し続ける」ことにしております。
どうか御好運を。
2016年9月11日 5:33 PM | teihen |
こうして見るとやはりというか商売の肝というかストライクゾーンみたいなのって昔から大して変わってないんだなーと思えますね。
私自身最近重い腰を上げて漸くアフィリエイトに挑戦しているのですが、広告を自分が出すということに触れて少しこそばゆい気分を味わっています。
それとともにアフィリエイトの行く先の薄暗さにもなんとなく触れているような気がします。
もしかしたらアフィに代わる媒体ももう知ってる人は知っているのでしょうかね。
今は手探りの面白さと新規ビジネスとしての新鮮味を味わえているのですが、もう「次」に身構える準備をしなきゃならないのかなと思える今日この頃です。
2016年9月12日 12:55 AM | Name * |
12:55様へ
アフィ自体は悪くないのです。
ただ、利益率が低い形態なので、それに注力しても食べれないだけなので。
それよりも、「アフィリエイトで商品・サービスを売らせている側」に着目して分析する癖を付けて下さい。
アフィリエイト形態は売らせる側の方が遥かに儲かるように出来ておりますので。
そのシフトこそが、あなたの次であると私は確信しております。
2016年9月12日 9:04 AM | teihen |
少し敷衍すると組織の中で自分を売り込むのも商売ということですね。
大久保卿ですら自分を売り込むのに腐心した、ましてや凡人をや、と言ったところでしょうか。
2016年9月14日 1:16 AM | あ |
あ様へ
大久保卿の場合は父親が反久光派として処分されている、という経緯もあったので
普通よりも更にハードルが高かったと思います。
何事かを成し遂げるって本当に大変ですよね。
2016年9月14日 9:12 AM | teihen |
民間資格試験の創設とか特許の取得で金持ちになれないかな
なんて考えてたらhttp://kentei.ccこんなサイト見つけてあっこれパクりたいなんて思ってる秋の夜長
2016年9月18日 2:50 AM | Name * |
2:50様へ
コツとしては自分の欲しいものを作ってみることです。
パクりから初めてもいいのではないでしょうか。
模倣元への不足は作業している間に自然に生じると思いますので。
2016年9月18日 10:11 PM | teihen |
民間検定商法や家元商法はメソッドあるんでそれを習得するといいことあると思います。
https://www.amazon.co.jp/dp/B00DVZRNCY/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B019GTYN1W/ref=pd_aw_sim_351_1?ie=UTF8&psc=1&refRID=Z3671EGPFBF6QPK9BVSY
私はマンパワーがいるステレオにとらわれているので、どなたか実現してね。
2016年9月20日 5:11 PM | Name * |
いいじゃん家元ビジネス。
https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B019GTYN1W/ref=pd_aw_sim_351_1?ie=UTF8&psc=1&refRID=Z3671EGPFBF6QPK9BVSY
みんなで幸せになりましょうよ
2016年9月20日 5:38 PM | 1000$ |
あれ、反映されなかったはずの書き込みが…
失礼しました。
2016年9月21日 6:24 PM | 1000$ |
5:11様・1000$様へ
このブログはシステム上、リンク(複雑なリンク?)を含んだ投稿は手動で反映させる必要があります。
その為、タイムラグが生じます。
2016年9月21日 7:01 PM | teihen |
このブログに限ったことじゃないけど、こうゆうエントリに対するコメントが出尽くしあたりで出てくる突拍子もないコメントにたまに金の卵が落ちてたりするから油断できない
2016年9月24日 8:57 PM | Name * |
8:57様へ
そういうことってありますよね。
特に投稿から時間が長い経った記事ですと、唯一コメントだけに資料価値があったこともあります。
2016年9月25日 9:41 AM | teihen |