遊牧民の在り方から学ぶ、一人で出来る商売の探し方

images


【一人で出来る商売】

 

直接のリクエストこそ無かったが、需要がある問題なのでエントリー化しておく。

今、多くの若者が知りたいのが【安定した組織の正構成員になり立場を維持する方法】【一人でスモールビジネスで喰っていく方法】である。

(実社会はそう両極端でもないのだが)

 

 

【安定した組織の正構成員になること】  (組織人の敵は組織人だと気付く)

   ↑    ↓ 

【一人でスモールビジネス】   (自分の資質の欠如を痛感する)

 

 

無論、上記のサイクルによって二つの思考は何度も循環する。

当て嵌まる方は気を落とさないように。

多かれ少なかれ、人間は相反する構造に直面した時にそうなる。

貴方が特別に無節操な訳もなければ、格別に無定見な筈もない。

 

 

現代の過去とは違う点は、インターネット技術が発達して、個人がダイレクトに世界と接する事が出来る様になった事である。

これは人間個々にとっては、騎乗概念の獲得に次ぐ革命的な大転換である。

腕自慢の騎馬武者が弓具一式のみをもって集落から略奪出来る様になったが如く、

ニートがパソコン一つで既存業種のシェアを奪ってしまう時代になった。

強者にとっては素晴らしい時代である。

そして残念ながら、このエントリーに辿りついた貴方は現在進行形で奪われる側の人間である。

まだ「馬」を乗りこなせてないし、乗りこなせていたとしても掠奪品を手にした事が無い。

掠奪品の総額が飼葉代と馬具代と騎乗練習に掛けた時間を大きく上回って初めて、その者は「馬」を乗りこなしたと言えるからである。

勘の良い人間はこの前フリで気付かれたと思うが、「馬賊になりましょう!」が結論である。

 

デジタル遊牧民―サイバーエイジのライフスタイル

 



 

本題に入る。

「一人で出来る商売」を探す時に、多くの方がネット関連・パソコン関連の業種を探されると思う。

正しい。

現時点では、それは愚かな選択では無い。

 

 

そして多くの方が挫折する原因は、

「独り立ちしている人間程の技術が自分にはない」

である。

このエントリーを読んでいる方の多くはその分類群に入る人々であろう。

(技術を持っていて既に独立している人間が、このエントリーに辿り着くとは思えない。)

 

 

そろそろ、「ノマド」と云う、底辺が嫌いな言葉を使用する。

成功する「ノマド」と失敗する「ノマド」の違いは上手く徒党を組めるか否かである。

技術云々は後付である。

プロジェクトの成否と発案者の保有スキルにそこまで深刻な相関性は存在しない。

(例えば、エンリケ航海王子は船酔が酷く、生涯航海に出なかった。)

 独り立ちが上手な人間程、人付き合いが上手いし、礼儀正しい、人を持ち上げて錯覚させる術にも長けている。

(最近では鈴木貴博氏がその人種だった。 彼からのメールを見ると、まるで自分が評価されているかの様に錯覚するので、底辺は自戒を心掛けている。)

反面、いつまで経っても独り立ち出来ない人間は、対人感覚が極めて乏しい。

 

 

「一人で食っていく」最大のコツは、誰とでも適度に社交出来て、離れる際も無駄な恨みを買わずに離れる対人能力を持つ事である。

対人能力の乏しい者は、特定の人間関係・特定の業種・特定の地域の中でしか社交しないし、そんな生活を続けるうちにオープンな対人感覚が摩損していく。

(つまり、商売とは逆の方向の生き方です)

少し考えてみれば判る事だが、他人を上手にあしらえない人間が、心地よい孤独(独立と云う言葉を使おう)を獲得出来る筈がない。

独立する事と疎外される事は全くの別物であるし、商売をやって行く上で前者と後者のどちらが有利か等は論ずるまでもない。

 

 

 

ノマドの成功例を見れば解るかも知れないが、成功しているノマドは優れた対人感覚を持っている。

ノマド同士での立ち回りや、組織人に対しての発言スタンス等もクレバーである。

(戦いはするが決して喧嘩は売らない)

失敗している自称ノマドは、対人感覚が非常に鈍い者が多い。

何より、「自立自活する能力がある」と周囲に思われる事が行動原理なので、ノマドアピールが過剰である。

(草原で冬越しした事のない農耕民が遊牧民のコスプレをして農村を練り歩く様なものである)

 

 

 

今、スタンドアローンでない事を恥じる必要もない。

一人で商売をして生きて行きたいのなら、一人で商売をやっている人間と積極的に関係を築き、

遊牧(プロジェクト)グループの予備軍として知られておく事である。

殆どのフリーランサーは一人で黙々と作業し続けている訳ではなく、

能力を活かせるプロジェクトに参戦して戦利品の分配に預かっている。

 

 

名が売れて力量が広く知られれば、途切れなく貴方にオファーが掛かる。

この状態こそが、「一人で出来る商売」の完成形である。

相手からの依頼であれば価格は自由に提示出来るし、気が乗らなければ断る事が出来る。

これが自由である。

即ち価格で誰かと競合する類のビジネスや対象顧客があまりにも少ないビジネスは避けた方が好ましい。

 

 



 

 

社会は税金を取り易い人間を優遇する。

会社員に生き方の手引きが充実しているのは、彼らを教導する事が社会にとって見え易い利益となるからである。

ノマドには保証やマニュアルやバックグラウンドが無い。

皆が個々の気概と才覚で賄っているのが現状である。

直接的にビジネスの才覚が乏しい者でも、ノマドと云う在り方の欠落点を埋め合わせ得る能力を持った人間は歓迎される。

無論、一生コネクターの立場で生きて行く必要はないので、

ノマドグループの雑用で食べている間は、それを人生の滑走期間として割り切ってコネと能力を磨いておけば良い。

 

 

 

 抽象的な回答になってしまったが、

「一人で出来る商売」を見つける最短ルートは既に一人商売を成功させている者と多く接点を持ち、

彼らを補完するシステムやサービスを提供する事である。

(結果として、そのサービスこそを現代人や近未来人が渇望している事を知るだろう)

そしてそれは、大組織とバッティングしない分野で行われなくてはならない。

大切な事は、「一人で出来る商売」を実際に成功させている人間と強い接点を持ち、その者の生き方を学ぶ点である。

「メンター」と云う言葉に縛られて、特定の誰かの哲学や成功例に拘泥しない事。

但し、彼ら同士の成功法則は自分なりに見出しておくこと。

それが一人で出来る商売の探し方である。

 

 


 


底辺の人間がゼロから金を稼ぐ方法 底辺の人間がゼロから金を稼ぐ方法


底辺
売り上げランキング : 12471

Amazonで詳しく見る by AZlink

Tagged with:    

About the author /


7件のコメント

  1. 匿名

    よし底辺君!
    俺とつるもう!
    オナシャス!

  2. 匿名

    >殆どのフリーランサーは一人で黙々と作業し続けている訳ではなく、
    >能力を活かせるプロジェクトに参戦して戦利品の分配に預かっている。

    なるほど、言われてみれば馬賊だな

  3. 匿名

    秀逸!

  4. 匿名

    馬賊っつーと 要は野伏せりでしょ? 語感がよくない
    七人の侍になろう、これだね(要はどっちも浪人の集団だが)

  5. 1000$

    つまりアリババと40人の盗賊

  6. 匿名

    的確な意見だと思う

  7. 匿名

    底辺氏の論調は若者の夢を潰す所から始まるな。
    最初はカチンときたけど、誠実だと思った。

あなたのコメントを投稿

メールアドレスは表示されません。*(アスタリスク)は入力必須項目です。