ありとあらゆる人生相談の中で最も相談件数が多いものの一つに、『どうすれば貧困から抜け出せるのか?』の問いがある。
この問題の回答として、底辺は『事業を持つ事』と『人間関係の尊重』をブログ内で繰り返し提示して来た。
今回は更に掘り下げて具体的に書き記してみる。
不本意ではあるが、伝わり易さを優先させたい為、いつも以上に極論をぶつ。
人間が如何にインプット通りの行動しか取れないか、については大規模プロパガンダの隆盛期である20世紀の歴史が証明している。
例えば、『全体主義が正義』と云うプロパガンダのみを吹き込まれた人間はその価値観に沿って育つし、それが自由主義や享楽主義であっても同様である。
個々の賢愚はあまり関係がない。
要は、『脳味噌にどの様なソフトがインストールされているか?』だけが人間の生き方を決定するのである。
アメリカに自由主義者が多かったのはアメリカ人の思考構造が自由主義的だからではない。
ソ連に共産主義者が多かったのはソ連人の思考構造が共産主義的だからでもない。
単にインストールされていたソフトが異なっていただけである。
(歴史や地政学の話は割愛)
これは絶対の真理であるので、何度でも繰り返して伝える。
人間はインストールしたソフトの内容に沿って作動する機械である。
金持ちになる為のプログラムを組み込まれれば、その人間は金持ちになる確率の高い行動を取るし、
貧乏になる為のプログラムを組み込まれれば、その人間は貧しくなる確率の高い行動を取る。
よって、貧困から脱出したいのであれば、まずは自身に組み込まれた『貧困化プログラム』を発見して削除し、『富裕化プログラム』に置き換えて行かなければならない。
思い付くままに貧者の行動パターンと呼ばれている物を書き並べてみる。
・貧乏人は博打を好む。
・貧乏人は本を読まない。
・貧乏人は喧嘩(口論や不要な人間関係の緊張化も含む)を好む。
3つ挙げてみた所で、原理の解説には充分だと判断した。
(実際は3つで済む筈がないのだけれど)
底辺はこれらを『貧困化プログラム』と呼称している。
貧困からの脱出とは、この様な『貧困化プログラム』を自身の中からアイインストールしていく事に他ならない。
【博打】
底辺は多くの貧者を見てきたが、判で押した様にその全員が何らかの博打に時間を割いていた。
大した収入もないのに、僅かな余剰をパチンコや競馬で浪費してしまっていれば、貧困から脱出する事は困難であろう。
かつて底辺が底辺仕事をしていた時期、同僚の中に一人だけ「賭博に興味が無い」と公言している人が居た。
底辺はなるべくその人に付く様にしていたし、それなりに可愛がって貰ってもいた。
ある日、二人で仕事をした帰りにその人が宝くじを10万円分購入した。
彼にとっては、宝くじはパチンコや競馬と違って賭博には含まれないらしかった。
人並み以上に賢く優しい彼が、自分よりも遥かに水準の低い環境に甘んじていた理由がそれである。
その人の名前も顔も覚えていないが、あの時の哀しい気持ちは今でも鮮明に記憶している。
投資と投機の違いは、自分の才覚でコントロール出来る範囲の違いに他ならない。
当然、投資はコントロール可能な結果の幅が広く、投機はその逆であるのだ。
金持ちはみな株式(事業)を買っているのに、貧乏人は宝くじ(宣伝)を買っている。
若い頃の底辺は必死でその違いを力説したが誰も耳を傾けてくれなかった。
それどころか、底辺が宝くじの有害性が語る所為で当選確率が下ったとまで言われ大いに疎まれた。
行動の成功率は自分で握るべきである。
少なくとも、そう志向するべきである。
故に、カネの使い道はより自分で結果をコントロール出来る事に使用して欲しい。
例えば、パチンコの勝敗を決めるのは誰か?
パチンコ屋である。
あれだけ宣伝費と人件費と光熱費を使って脱税業種の首位である彼らが客に儲けさせる訳がないではないか?
例を変えよう。
宝くじの控除率は50%強である。
言うまでもなく、世界で最も効率の悪いギャンブルである。
年末ジャンボ宝くじの1等当選確率などは1000万分の1に過ぎない。
「10000枚買えば、当選確率は1000分の1まで上がる!」
と言う人も居る。
だが、冷静に考えてみて欲しい。
1000の弾倉を一つだけ空にした拳銃でロシアンルーレットに挑む者を見れば、間違いなく周囲は彼を狂人扱いするだろう。
宝くじを大量に買って大金を掴もうとする行為は、それと同じ愚行なのである。
300円のクジを1万枚買う代金は300万円である。
才覚のある人間ならば必ず事業の元手にするか、誰かの事業に投資するだろう。
その方がワリがいいからである。
賢い親は繰り返し子供にその事実を叩きこむ。
賢明でない家庭の食卓でパチンコや競馬やトトカルチョの会話がなされている時、賢明な家庭の親はその愚とリスクコントロールの概念について念入りに解説している。
それがインストールされるソフトの違いである。
賭けてもいいが(無論、この比喩は皮肉だ)、賭け事に耽溺する親に育てられた子のグループとそれを戒める親に育てられた子のグループでは、人生の総収支は後者の方が圧倒的に高い。
恐らく、集計の途中で皆が馬鹿馬鹿しくなって手を止めてしまう筈である。
無論、人生の成否は運不運に大きく左右される。
環境によっては99.9%以上の運勢的要素によって人生が決定する。
それは解る。
不遇な人間が自暴自棄になる気持ちも痛い程理解出来る。
だからこそ、最後に残った0.1%は自分でコントロールするべきなのである。
たまたま持たざる側に生まれ落ちた不運者が唯一の財産である0.1%の裁量範囲を博打の胴元如きに預けてしまうのは、どう考えても自殺行為である。
不運を自覚している筈の貴方なのに、何故他人(敵)の主催する博打で勝利すると云う奇跡を盲信するのか?
カネも時間も、自分の努力や工夫でリターンが増える分野に投資するべきである。
そして、その分野に出逢う為に人は学び続けているのである。
【本】
貧乏人は本を読まない。
貧乏人の子供は親が読まない(それどころか学問の無意味性を熱心に我が子に説き続ける)ので本を読まない。
結果として、元手が無い上にそれを補うノウハウすらもない境遇に陥る。
金持ちは本を読む。
金持ちの子供は親が読書する光景を見て(それどころか大抵の場合親の良著を継承する)育つので本を読む大人になる。
結果として、元手とノウハウの両方を継承する。
底辺は幸運にも様々な家庭を拝見させて頂いて来た。
そして、両者の力が乖離し続けるスパイラルを嫌と言う程目の当りにしてきた。
こんな不公平な話はない。
叡智に相続税が掛らない癖に、愚昧に補助金が降りないのだから。
貧富の差が広がるのは当たり前なのだ。
この話をすると、貧乏人ほど「いや、俺も結構本は読むで?」等と言って吉本ばななや村上龍や内田康夫を引っ張り出して来る。
底辺は年長者相手に読書と小説趣味の違いを説明して良いのか苦悩する所から始めなくてはならない。
彼らは不当なまでにちゃんとしたソフトをインストールして貰っていないのである。
性質の悪い事に、この話をすると金持ちほど勝手に危機感を持ち、「全くです。 私も真剣に勉強し直さなければ!」と言って、名著・良著(しかもチョイスが陰湿なまでに正確である)を惜し気もなく買い揃え、ちゃんと読む。
尚且つ、その感想を妻子に伝達する事も怠らない。
出来る人間ほど自分を浅学非才だと思い込もうとするのだから怖ろしい。
読書は最も効率の良い学習方法の一つである。
古今の賢人が生涯を賭して体得したノウハウや分析した情報を数時間で吸収する事が出来るからである。
故に状況によっては、読書量が人の賢愚にすら比例してしまう。
それを知っているから、成功者は寸暇も惜しんで読書をする。
賢い人間の自室に招かれれば痛感する事であるが、彼らの読書レベルは凡夫とは懸絶している。
質においても、量においても、速度においてもである。
底辺はいつも自分の無学を思い知らされる。
別に自分の努力不足で貧しくなるのは自業自得なのだが、その所為で家族や仲間に不利益が生じるかと思うと恐怖を感じる。
冒頭に人間はソフトをインストールして作動するだけの機械だと書いた。
今、この瞬間にも成功者達は有用な情報・ノウハウ・発想のヒントを書籍(最近ではネット上のテキストも含む)からインストールし続け、自己を強化し続けている。
そして、学習向上しなければならない境遇の者に限って何も見ていない。
恐ろしい事にこれは誇張でも何でもない事実なのである。
本(学問)は、最高のコストパフォーマンスを誇る投資である。
断言するが、こんなに効率の良い投資は他に存在しない。
ノウハウの吸収に税金は掛からない。
知識に維持費は生じない。
知恵は何者にも奪われない。
これは疑う余地のない事実である。
※初等向けで良いので史書には目を通しておいて欲しい。
特に人物列伝は失敗例の宝庫である。
留意しておくだけでトラブルを回避する事が出来るテンプレ的な失敗も史書には多く掲載されているので、騙されたと思って一度真剣に目を通して欲しい。
(先に成功例に着目するのは迂闊である。 何故なら、史書に掲載されるような成功は凡夫には模倣し得ない人物達の先天的素養に裏打ちされているケースが多すぎるからである。 一方、失敗には普遍性がある。 超人的な英雄・天才ですらパターン化されている失敗を犯して破滅しているのだから。)
そして、多くの人物を破滅させてきたテンプレ的失敗の一つである『喧嘩』について次で語る。
【喧嘩】
「金持ち喧嘩せず」と云う格言がある。
(誰でも知っている有名な格言でありながら、本当の意味を理解しているのはそれこそ頭の良い金持ちくらいかも知れない。)
多くの貧者はこの格言を知りながらも、日々喧嘩・諍いにエネルギーを費やす。
あえて地名は伏せるが、若い頃底辺が旅をして回った土地にはそんな地域が幾つかあり、言うまでもなくそれらの土地は自治体財政はおろか人心すら貧しかった。
勿論、成功者はそのエネルギーを自己の強化向上に注ぐ。
エネルギーを隣人との闘争に注いだ者と、練磨修身や調和に注いだ者、両者の人生が懸絶するのは自然の理である。
貧しい人は常に誰かと戦っている。
そして哀しい事に貧者は敵の選択すら間違えているのである。
(国家が防衛力を保持し、時に攻撃すら決断するのは、コミュニティ維持の為である。
構成員同士の不用意な闘争は構成員にとってもコミュニティにとっても大きな不利益となる。
故に国家は国防を怠ってはならないし、無用な内紛が発生しにくい社会体制を整備しなければならないのである。)
これは非常に重要な話なので掘り下げて語る。
世の中にはゼロサムな分野とそうでない分野がある。
ゼロサムとは、複数間の闘争において全員の利益の総和がゼロとなる状況を指す。
ゼロサムゲームでは誰かが勝者となれば、必ず誰かが敗者となる。
例えば、ボクシングの試合。
どちらかの「勝利」はどちらかの「敗北」を意味する。
(限られたパイを奪い合う麻雀やパチンコもゼロサムゲームである。 無論、先に述べた宝くじも。)
もしも、不運にも自分がゼロサムな状況に押し込められてしまったら、生き残る為に形振り構わずに勝ちに行くのが正解であろう。
但し、もしもゼロサムではない状況への道が開かれているのであれば、闘争エネルギーを移動・回避・新天地での順応に割り振った方が賢い。
無論、「自分は強いからゼロサムゲームの王者として君臨し続けてやる!」と云う者も居るだろう。
その様な幸運者には、勝利のチップを引っ越し代に換金するか、場のルールの変更費用に充てる事を推奨する。
来年の貴方が強者であり続ける保証はないし、貴方の縁者に優位を譲渡し切れる可能性も100%ではないからだ。
(反対にヘイトの有効期間は極めて長く、継承確率は異常に高い。)
貧乏人は何故か一様にゼロサムゲームを好み、その中に身を投じる。
別にゼロサムな局面でなくともである。
そして、不思議な事に元来協力し合わねば生き残れないであろう、隣人や同僚や(哀しい事に)兄弟とですら激しく闘う。
これが人が忌むべき最大最悪の『貧困化プログラム』である。
コミュニティがゼロサムゲームの舞台に堕した時、そのコミュニティは構成員全員の負債となる。
名の知れた大企業・老舗ですら内訌と云う『貧困化プログラム』を発症すれば、確実に自家を弱体化させる破目に陥る。
そして不思議と、協力の必要すらない金持ち一族に限って円満に結束している事が多い。
こんな馬鹿げた話はない。
独力で生きて行く能力すら満足に持ち合わせていない貧乏人が相争い、貯金額を頭数で割っても5代は引き籠って暮らせる金持ち一族が円満に結束しているのである。
これで「何故、貧富の差は広がるのだろう?」と疑問に思う方がおかしい。
貧乏になる為のプログラムしか組み込まれていない人間が貧乏になるのは当然であるし、金持ちになる為のプログラムだけを組み込み続けて来た人間が更なる成功と継承に成功するのは当然なのである。
成功者は無用な争いにエネルギーを割く事を意識して嫌う。
彼らは、そのエネルギーを創造や防衛に割く。
だから、金持ちにはいい人が多い。
と言うより、貧乏人には堪え難い人種が極めて高い比率で含まれている。
それが誤謬でない証拠に、金持ちは我が子を同階級の人種が集まる学校に入学させる。
もしも、貧困と善性が比例するのであれば、金持ちは競って我が子を西成区や足立区の公立学校に入学させるであろう。
だが勿論、そんな事例は寡聞にして聞かない。
無論、これも個々の善悪とは関係が無い。
単なるプログラムの話である。
些細な事で隣人を攻撃するプログラムの持ち主は大事を成し遂げ切る(或いは保持する)だけの資本(信頼や好意も含める)を蓄積出来ない。
ましてや、そんなプログラムが組み込まれた人間ばかりが集まる環境では、コミュニティ自体も貧困化の一途を辿り、所属する者はいっそう窮乏する。
これが『貧困化プログラム』の構造である。
解決策は、まずその環境を脱する事に専心する事だけである。
例え、一時成功している様に見える人間でも、明らかに『貧困化プログラム』に従って生きている人間を模倣するのは危険である。
存命の人物の実名を出すのはあまり好ましくないが、マイク・タイソンや清原和博はゼロサムゲームの圧倒的勝者である。
彼らは戦績相応の莫大なキャッシュを獲得する事に成功した。
但し、そのキャッシュは勝利の配当チップであって資産にはまだ換金されていなかった。
そして、自身の栄光に満ちた前半生を資産化する前に獲得チップを喪失してしまった。
彼らの行動は精査するまでもなく『貧困化プログラム』に沿っており、彼らはプログラム通り貧困化した。
急激な栄枯盛衰はハングリースポーツの従事者だけに限らない。
せっかく起業して成功した事業家の中にも『貧困プログラム』を削除し切れなかった為に、その財産を喪失するケースが多々ある。
・他人を面罵嘲笑し、作らなくとも良い敵を作り続ける。
・身の丈に合わない浪費をするばかりか、その浪費を不用意に誇示し不公平感を煽る。
・一時の僥倖を自身の実力と錯覚して、単なるチャンスを恒久的情勢と見做す。
・余力を身内のフォローに有効に注げず、トラブルの元になる不和を産む。
・口先の追従者を重用し、真に耳を傾けるべき忠臣・良友を手放す。
挙げればキリがないが、これらは如何にも貧者が犯しがちな失敗である。
衛星だって軌道に載るまでは激しく噴射するが、軌道に載ってからもそれは続けない。
損壊する事を目的に打ち上げられる訳ではないからである。
一時の資産を得ても貧しいプログラムに沿っている者は高い確率でそれを失う、と云う事である。
逆に、正しいプログラムを継承させ続けている一族は、一時没落しても自然に再興する。
上流の家庭ほど家風(プログラム)を重視するのはこの為である。
言うまでもなく、日本に住めている者は恵まれている。
日本語と云うインフラの使用機会を得ている者もである。
人類史上、これほど恵まれた環境は想像がつかない。
故に今、日本語でこのブログを閲覧出来ている貴方は飛び抜けた幸運児であるのだ。
無論、底辺のこの意見に納得しない方も多いだろう。
だが、その反対者達がソマリアやスーダンに生まれていれば3歳まで生き延びる事すら極めて困難であっただろう。
そうでない現状こそが幸運なのである。
「どこに生まれようが俺は頑丈だから大丈夫だ!」
などと嘯く愚者ほど厳しい環境では生き残れない。
その自信の源が僥倖に因ると云う初歩的な事実に気付けていないからである。
人生は99.9%が運で決まる。
残りの0.1%だけに、微調整の余地が許される。
所詮、命など私物に過ぎない。
諦めようが投げようが、本人の自由である。
だが、もしも貴方が現状を不当に感じているのであれば、自分自身の舵を望む方向に1度だけ切ってみて欲しい。
正しい進路に舵を切る為の適切プログラムを日頃から着実に身に付けていれば、航路変更は必ずや成し遂げる事が可能だからである。
冗長な上に辛辣なエントリーになってしまった事を深く詫びる。
[subscribe2]
たくさんの人に読んでもらいたいと思う記事でした。
2015年2月26日 12:53 AM | 次郎 |
とても、よい文章だと思いました。特に喧嘩のくだり。
2015年2月26日 1:42 AM | さかな |
プログラム入れ替えの難しさを体感する今日この頃です。何より貧困プログラムが足を引っ張って、環境を変えるのが難しい。
幸い勉強は嫌いではないので、コツコツ続けていく次第です。本日もありがたく学ばせていただきました。
2015年2月26日 5:13 AM | Y.T |
>人間はプログラム通りに作動する機械である
本当にこれはその通りだと思います。
底辺さんの文章でより深く理解出来ました。
僕も本を読もうと思うのですが、マンガ以外全く読まないのでどういったジャンルを読めばいいかわかりません。アマゾンでレビューが良い本を買うのがいいのでしょうか?
2015年2月26日 10:23 AM | 4410 |
次郎様へ
ありがとうございます。
今年は更新数が下がると思いますが、その分有意義な記事の作成を心掛けたいと思っております。
さかな様へ
喧嘩・諍いの段については日頃感じていた事をそのまま文章に起こしてみました。
誰かの役に立てれば嬉しいです。
Y.T様へ
最近、連続して裕福な家系の方と御一緒する機会があり、人間個々の資質以上に「どの様な教育を施されたか?」が人生を左右している事を痛感致しました。
裕福な層は、皆さん非常に勤勉な方ばかりで、本当に驚かされたものです。
お互いに練磨致しましょう。
4410様へ
いっそのこと、最初は漫画形式の書籍から始めてみては如何でしょうか?
例えば今、娯楽系の漫画を好まれておられるのであれば、職業系・ノウハウ系の漫画を意識して読むようにするのも良いかも知れません。
大切な事は、自分の脳味噌の空きスペースに如何に有用な情報・ノウハウを置き続けて行くかですので。
私は漫画から入るのもアリだと思っています。
2015年2月26日 11:22 AM | teihen |
射幸心、暴力性の解消法についてもご教示いただきたく。
大王製紙の元社長も帝王学を施され、最高学府まで出たにもかかわらず、それらを抑えきれず、自滅しました。
おそらく、それらは抑制されるだけでなく、一定解消される必要があるのでしょう。
2015年2月26日 12:38 PM | 匿名 |
12:38様へ
射幸心や暴力性についても、一度枠を割いて記事化してみます。
大王製紙については、彼の与えられた教育や環境を見て、本人の修身成長に寄与するとはとても感じない代物だったので、
率直に同情している面もあります。
(如何にもバブルの頃の親子関係であるとの印象を持ってます。)
2015年2月26日 2:56 PM | teihen |
いつも楽しく読ませて頂いております。
この記事を読み終え、改めてユダヤ人の凄さを実感しました。
教育と信仰を同義にした彼らは、正に富める民族ですね。
私事で恐縮ですが、私は現在中小企業診断士の合格を目指して学習しております。これまであまりにも怠惰な人生(底辺さんの仰る所の貧乏プログラム)を送って参りましたので、この学習を機に勤勉な生活を送れるよう、自戒していきたいと思います。
長々とすみません。
2015年2月26日 3:05 PM | TR |
今回のブログも目からうろこな内容でした。
私も良質なプログラムをインストールできるように生活を改善したいと思います。
2015年2月26日 3:34 PM | しょうゆ |
底辺氏の記事はいつも勉強になるので毎回更新楽しみにしています。
私の友人は地主のせがれなのですが彼は一切ギャンブルをしないですし、一緒にコンビニに寄っても無駄なものは100円でも買わないです。おそらく家庭で教育されてきたのでしょう。以前はノリの悪い奴だなぁなどと思っていましたが、最近は彼の一貫した態度に尊敬の念すら抱いています。
資本主義の現代では資本が資本を生み出しますから無駄なものに金を使わずに資産になるものに金を使うことが大事なのですね。そしてもっとも効率的な資産が読書などによる知識・知恵だと。
私ももっと勉強して良いプログラムを入れていこうと思いました!
2015年2月26日 4:27 PM | 考える足 |
富裕層における教育重視、考え方の類似は洋の東西を問わない実感があります。
私事で恐縮ですが、私の妻の係累、義弟(ユダヤ人)の係累は高学歴富裕層です。いずれも大家族主義で、互助の精神に富みます。
私の子が産まれた際、両一族より贈られた祝い品は、いずれも知育用おもちゃ並びに本でした。
底辺氏のおっしゃっていることは極論と謙遜されておられますが、古今東西問わず、富裕層にとって、真の暗黙知であるように思えます。
2015年2月26日 6:27 PM | 匿名 |
TR様へ
確かにユダヤ教育の合理性には驚かせるものばかりです。
我々日本人も在り方を更に洗練させる時期なのかも知れませんね。
試験の合格を祈願しております。
どうかベストを尽くして下さい。
しょうゆ様へ
ありがとうございます。
これからも見聞を重ね、良きプログラムを紹介する事が出来れば、と考えております。
考える足様へ
「ノリ」と云う言葉を肯定的に使うのは上層でない人達が多い印象があります。
(芸人とか。)
恐らく、最も人間が戒めるべき事柄は「他人に乗せられる事」だからでしょう。
共に切磋していきましょう。
6:27様へ
やはり、そうですよね。
勝ち残る家には、それなりの理由があるのですね。
貴方のコメントを拝見して、改めて実感しました。
彼らは善きミームを受け継いで来たのでしょう。
貴方の御一族の更なる繁栄を祈念いたします。
2015年2月26日 9:52 PM | teihen |
いつも拝読させて頂いております。
私は今大学生で、大学入ってから学生たるもの読書せねばという思いでいわばショットガン的に様々な書籍を買い読み漁ってきました。
その中でいわゆる良著と思えるような本にも出会えたのですが、今回の記事はその良著に書かれている事柄を凝縮したような内容で本当に驚き感動しました(しかもそれを無料!で解りやすく読ませて頂いているということにも)。
実際読書に関しては食傷気味ではあったのですが、この記事を読んで勇気づけられ、意欲が再燃してきました。本当にありがとうございます。
2015年2月26日 11:11 PM | 学生 |
今回の記事も素晴らしかったです。
読書のコスパがそこまで凄いとは。
東洋の金持ちが建前として尊重する「論語」、本音としての「韓非子」。
そして西洋のビジネス書の傑作ともいえる「君主論」。
それが図書館や古本屋で簡単にインストールできるんだから日本って天国ですよね。
歴史が教養として重要視されているのも富裕層との会話のネタ
及び人生の失敗例のテキストと考えれば納得。
2015年2月26日 11:54 PM | 匿名 |
若い頃の底辺は必死でその違いを力説したが~のくだりについて
私もその以前の底辺さんのようなことをたまに親しい貧者(便宜上)の方数名とお話しすることがあります。
私は未熟ながらなんとか一旦はドブ底から這い上がれたため、自身の経験を踏まえながら時間や金銭や言葉の使い方についてあーでもないこーでもないと議論するのですが、最近は彼らはこのままでもいいのではないかと思い始めました。
以前の私もそうだったように時代や社会や金銭や家族などのありとあらゆる要素に揉まれ何もわからないまま今に至ってしまい気づいたら理想から爪弾き、そんな彼らの言い分・言い訳こそ聞くに耐えない幼稚で醜い目も当てられないものだとしても、私のようなものでも手を差し伸べることはしなくとも一緒に地獄に落ちることはしなくとも、なにもできずとも近くにいられたらそれは互いにとってのささやかな救いなのではと考えてしまいます。
そうは言っても私もまだ崖っぷちから2〜3歩後退しただけ。やはり精進せねばならないのですね。生きねば。
2015年2月27日 1:59 AM | いぬ |
A「資本主義は貨幣幻想社会だ!幻想なんか捨てて新しいパイを焼こう!!」
B「わかった。金が無いからパイを焼く原料と器具を買ってくれ。焼けたら負担分乗せて分けるよ」
C「そんなことよりタルムードの蜂蜜なめて、一緒に読もうぜ」
ユダヤ人は勉強すると幸福を感じるプログラムがインストールされているわけですな。
(Educationは後でインストールでなく、眠っているプログラムの発見だ!というツッコミはさておき)
質問ですが
>貧乏人は宝くじ(宣伝)を買っている
とのことですが、事業の対比として挙げたであろう(宣伝)の意味は何でしょう?
政府広報とか?家にやたらポスターありますが。
2015年2月27日 10:58 AM | 1000$ |
学生様へ
恐縮です。
たまたま、学生様の需要と私の文章が合致していただけでしょう。
貴方がこれからより多くの良著・良師に巡り合える事を願っております。
11:54様へ
母国語で世界中の名著を気軽に読める、と云う事は本当に有り難い事です。
加えて公共図書館・中古市場がこれだけ充実した国に生まれた事にも感謝しております。
我々は外国のマイナーな書籍・論文の和訳すら何気なく目にする事が出来ているのに、英訳すらされていない我々にとっての良著は無限にあるのですから。
これからも、日本語圏に生を受けた幸運をしっかりと受け止めて生きて行きたいと思っております。
いぬ様へ
話を聞き入れて下さらない方を救うには、結局何らかの強制力で適切なプログラムを入力せざるを得ません。
その行為は世間では圧政と呼ばれます。
ですので、本当に誰かを救いたいのであれば自分が幸福になった上で、そのプロセスを公開・解説する他は無いのかも知れません。
2015年2月27日 11:02 AM | teihen |
1000$様へ
ユダヤ教育は見れば見る程、上手く出来ていますね。
アメリカのハイスクールでユダヤ系だけが必死に勉強する、と云う話にも頷ける気がします。
さて、『宣伝』について。
株式を買うと云う事は言うまでもなく事業を買うと云う事です。
要は、世の富豪は世の様々な事業や事業家を精査した上で、自分が可能性を見出した分野に自分の意思で投資しています。
例え、自分の見込みが外れた場合でも決断までのプロセスを自身が構築しているので、そこから学習する事が出来ます。
ですが、宝くじはそうではありません。
『当たると大金が獲得出来ますよ』
と云う売り手側の主張は顧客(カモ)を集める為の宣伝に過ぎず、そこに購入者の主体性は全く介在しません。
故に、当落に関わらずそこには何の進歩もありません。
外れクジから学べる事はあまり多くはありませんし、万が一当たりクジを掴んだ所でそれは僥倖であって成功ではないので、『成功する為の再現性』を獲得する事が出来ません。
(故に多くの当選者が数年で元の境遇に戻ります。)
故に私は、宝くじは投資でもなければ夢(少なくとも夢は自身の脳が見せている)ですらなく、単なる少額キャッシュバック券の付いた広告に過ぎないと捉えているのです。
2015年2月27日 11:17 AM | teihen |
面白い考え方ですよね。
政治家として立候補されてはいかがでしょう?
日本をさらなる教育大国にする事ができるんじゃないでしょうか。
2015年2月27日 12:28 PM | 阪急京都線 |
今回も大変興味深く読ませていただきました。
自戒の意味を込めて言いますが、
私が考える、「貧乏から抜け出せない人」の特徴のひとつに、
「衝動性の強い人」という特徴があるような気はしてました。
ギャンブルも衝動性の発露のひとつかな、と。
知人が元々貧乏なのに、短期間の恋に燃え上がって失恋して傷ついて、
仕事に行けずに寝込んでしまい
身内に借金しなければその日の食費に事欠くようになっていたのもあって、
失礼なんですけど、「貧乏から抜け出せない行動パターンしてるんだな。。。」と思ってしまいました。
しかも、ほれっぽくて人の裏表まで考えずにすぐに好きになってしまう人だから。。。
この人は例えば、職場の顔しか知らない相手のことを、「この人といっしょに暮らしたら楽しいだろうな」と好きになってしまったりするので、とても危険だと思ってました。
2015年2月27日 1:11 PM | 匿名 |
底辺さま
いつもブログ楽しく拝見させて頂いております。
実際には自分にとっては ただ楽しい内容ばかりではありませんが(笑)
僕はマッサージの仕事をしておるのですが、所謂富裕層といわれる方をお客様にしたいと思うのですが、底辺さまならどのようなアプローチを考えられますか?
90分で15000円を考えております。
お忙しいと思いますので無視して頂いても結構です。
では、失礼しました。
2015年2月27日 4:47 PM | yasuokamoto |
私には貧困化プログラムが組み込まれています。
サッカーくじのBIGを毎回1口、あるいは2口買っています。
そして偶に仮想富裕化プログラム、もとい仮想僥倖プログラムが動き出します。
去年は何度か当選しました。いずれも少額ですが。
「当たり」の文字を見る度に「きたか…!!(ガタッ」と心が踊ります。
毎回どこかで僥倖を手にしている人がいる、買わなければ当たる権利すらない、まぁ毎回何百円くらいだし、という様な事が、貧困化プログラムを動かしています。
しかし、今回の記事と1000$様の質問へのコメントを見て、傍から見ればカモが少額キャッシュバック券で踊っているだけだと思うと、やはり虚しく感じます。
アンインストールすべきか。。
2015年2月27日 10:36 PM | 無農洋梨 |
阪急京都線様へ
自薦者から執行役を選定する現行のシステムに改善の必要性を感じております。
1:11様へ
想像力の欠如(客観的な現状分析が出来ない)が人生を困難化させるのかも知れませんね。
但し、シンプルな分野でしたら何も考えない方が上手く行くことも多々ありますので、一概にそれを悪徳とも思えません。
yasuokamoto様へ
値段ありきでは富裕層を集める事は絶対に出来ないので、まずはサービスのクオリティを極限まで上げる事のみに専心して下さい。
10:36様へ
数百円分の古本を買い続けていると、成功率は累乗的に高まります。
(誇張抜きで)
その労力と資金で、『サッカーくじの必勝法』を売る側に回ってみて下さい。
・システムを保有する
・その為に労力を費やす
これも『富裕化プログラム』の一つです。
2015年2月28日 8:29 PM | teihen |
横入り失礼。
底辺様、凄いノウハウありがとうございます。古本屋で漁る。
例えばサッカーのトトでも、ビエルサ監督は、競り合いに強い強力なCFがいる場合、一試合のクロスの回数を1.2倍にすることで得点の確率をかなり向上させ、勝率を上げようとしています。こういった監督の方法論は古本屋などに落ちてますもんね。インターネットでも試合を去る左右するスタッツがわかるところもあるし、海外のトトなら、まだまだ売れる必勝法を練ることができる余地はありそうかな。
あとは試合のブックを見破る方法とか。Jリーグでもかなり八百長が行われているという説もありますし。では消えます。失礼しました。
2015年3月1日 12:32 AM | 匿名 |
12:32様へ
勿論、トトカルチョやパチスロの勝率を上げる方法も存在します。
ただ、他人の作った土俵の上で戦う以上『努力の有効範囲とリターン』は極小です。
トトで勝つだけの学習意欲があれば、自分で稼ぐ事は充分可能です。
要は努力の方向そのものを問い直して貰いたかったのです。
2015年3月1日 10:04 AM | teihen |
いつも素敵な記事を書いて頂きありがとうございます。
この記事を読んで、反省させて頂きました。
私も勉強不足だと痛感しております。
恥ずかしながらこの歳になって、
君主論を読んだことがなかったので
改めてグーグルで検索して読ませて頂きました。
君主論の中の論点が会社経営論との共通点が多く
とても勉強になりました。
今後も底辺様のブログ記事を楽しみにしております。
底辺様の著作も購入予定で御座います。
2015年3月1日 5:40 PM | 台湾 |
台湾様
お褒め頂きありがとうございます。
『君主論』を読んだ事が無いのは恥じる事ではありません。
元々、体制側が推奨する作品でもありませんし、禁書であった時期も長い作品なのですから。
むしろ、思い立ってすぐに目を通された貴方の行動力や向学心こそ賞賛に値する物と感じております。
どうか胸を張って下さい。
2015年3月1日 8:58 PM | teihen |
こんばんは。
初めまして。いつも記事を
楽しみにしながら日々を過ごしています。
百姓の奇妙な冒険と申します。
20代の男です。
今回の記事も拝読させて頂きました。
おそらく8割近くの記事に目を通しましたが、
最も大切だと思う「勉強」や「学ぶ事」について
書いてあると感じました。
人間という性質上、やはり
学ぶ事や、自身が変化できる事が最も
大切だと私も感じております。
その部分にリソースを割ける人間が
これからの世界を担っていくのではないかと。
当方、恥ずかしながら、人生を遠回りしていく内に
パチンコをやってしまう癖がついてしまいました。
特に借金はないですし、生活はギリギリ黒字ですが、
何かそういった刺激のあるものにお金を使ってしまいます。
一歩間違えたら道を踏み外しそうで怖いです。
正直、その事でズルズルとジワジワと
負の連鎖が起きていると感じております。
こういった悪い癖はどうしたら改善できるのでしょうか・・・。
何か簡単な方法があるのなら簡単なアドバイスが欲しいです。
2015年3月1日 9:56 PM | 百姓の奇妙な冒険 |
>売り手側の主張は顧客(カモ)を集める為の宣伝
ああ、なるほど投資家による投資と、投資家(笑)への宣伝との比較でしたか。
腹に落ちました。有難うございます。
ここ二、三日、感情の振れ幅が大きく、
衝動性が増しているのを自覚しながら暴走しております。
Freeeで確定申告の下地を作ったものの、印刷できず
「経団連とかに入るからアカンねや!」
と文句をたれつつセブンのプリンタで外注したり・・・
今ならラディカン教授の気持ちがよく分かる。
2015年3月2日 1:36 AM | 1000$ |
百姓の奇妙な冒険様へ
悪い癖が付いた時は、そしてそれを止め難い状態に陥ってしまった時は、その『癖』の周辺で商売になる事を探して下さい。
例えば、どうしてもパチンコを止められない場合はパチンコ雑誌に寄稿したりパチンコ会社に企画書を郵送したりしてみて下さい。
要はその分野の中での自分の立ち位置を変える工夫をしてみる、と云う事です。
景色は半歩重心をずらすだけで全く変わって見えるのですから。
1000$様へ
いえ、こちらの文章が解り難かったのだと思います。
私は何とか2月中に確定申告を終えました。
大変な時期だとは思いますが、どうか乗り切って下さいね。
2015年3月2日 10:01 AM | teihen |
底辺様
内容を要約すると、バビロンの大富豪を読んで、実行するとかでよろしいのでしょうか?
良書を
、読んで実行でよろしいのでしょうか?
2015年3月5日 1:12 AM | コンどう |
コンどう様
特定のマニュアルのみを使用するのではなく、より多様なマニュアル・ノウハウに触れた上で自分と最も有効な手法を創り上げて下さい。
万人にとっての良著は存在しません。
読み集め取捨選択する過程で、個々にとっての良著(人生の段階や状態によってそれは変わります)が浮かび上がって来る物なのです。
2015年3月5日 10:33 AM | teihen |
記事とは全く無関係なのですが、このブログを読み込んで底辺さんの考えなどを日頃から意識するようになったら、就職することができました。
就職できたのも全て底辺さんのおかげです。
底辺さんには大変感謝しています。
底辺さん大変ありがとうございます。
2015年3月5日 3:56 PM | 匿名 |
3:56様へ
おめでとうございます。
お言葉は光栄ですが、職を獲得出来たのは貴方自身の日頃の修練の成果です。
胸を張って下さい。
貴方の生活がより良い物になる事を祈っております。
2015年3月5日 5:42 PM | teihen |
底辺さんありがとうございます!
これからも気を抜くことなく、配分者になることを目指して頑張ります!
2015年3月5日 8:10 PM | 匿名 |
私はここでいうまさに貧困層であろう人物です。記事にあるように、親の博打・本を読む習慣がないこと・家族内での喧嘩が絶えない家族です。経済的にもなかなかの貧乏。そして、全てが目から鱗の内容でした。私はこの記事に出会えて幸運です。ありがとうございます。
ここで質問がございます。最近、日々の家族内でのケンカが絶えず、ご近所にまで迷惑がかかる始末、。周りの住人も決して裕福ではありません。(県が営む建物に住居しているので)しかし彼らは皆仲良し家族です。私達は以前ケンカ騒動で警察沙汰になったこともあります。この差は一体何なのでしょうか?負のループから抜け出したいです。ご返答宜しくお願いいたします。
2015年11月23日 12:52 AM | みか |
みか様へ
少しでも何かのお役に立てているのであれば幸いです。
少し言い難い事を掘り下げますね。
同じ人間であっても、繁殖戦略・生存戦略は個々によって異なります。
『家族仲良くする』は多くの人が取る一般的な戦略です。
この戦略の利点はチーム戦を戦うコミュニティを構築出来る事にあります。
ところが、『家族とあえて喧嘩する』と云う戦略も存在します。
次の配偶者を見つける為に今の配偶者と別れたり、生活コストを下げる為に子供に厳しく当たって追い出したりです。
つまり、家族をチームと見做さない戦略です。
この戦略は長期性に乏しいものの、即効性がある為に即物型・攻撃型志向の個体に好まれます。
現代の価値観においては、批判されがちな志向ですが、この戦略は厳然として存在します。
(但し、殆どの実践者が無意識でやっている。)
このループから逃れる為には、「協調戦略」を取っている人間と積極的に縁を作っていくべきでしょう。
勿論、御実家と協調者が対立した時は協調者の肩を積極的に持って下さい。
意識して協調戦略型の人間と関係を結んで下さい。
それが貴方の突破口です。
2015年11月23日 6:17 PM | teihen |
ご返答ありがとうございます。
これまた目から鱗です。
これは繁殖・生存戦略の一環だったのですね。分かりました。今日からその方法を意識して過ごしてみようと思います。ここ数年前からの喧嘩に疲れました。身内なのにお互いを傷つけあうのはとても気分がすぐれません。
改めてありがとうございました。
2015年11月23日 10:43 PM | みか |
清原…
2016年2月9日 12:53 AM | Name * |
今更ながら、いつもながら、
目からウロコです。
もっと、広い視点、深い視点、高い視点から
物事を見るように、
気をつけます。
大変有益な記事を
いつもありがとうございます。
2018年10月25日 12:11 AM | Keiichi |
底辺氏の書評やおすすめ本一覧のようなものが見たいです。何を血肉にしたら貴方のような卓越した人物が生まれるのか単純に興味があります。
2019年4月20日 9:22 AM | Name * |
9:22様
私は別に卓絶しておりません。
寧ろ、愚鈍な方でしょう。
ただ、自分を卓絶した人間であると信じ切っている(一般的に愚者の特徴です)ので、全ての書物を使命感をもって読んでおります。
本はノンフィクションなら何でも読みます。
ただ、読むときの姿勢が異なるだけなのです。
2019年6月26日 11:13 PM | teihen |