貧乏から抜け出す方法   ~その環境が貴方を駄目にしている~

無題


根気や忍耐の欠如も全くの悪徳では無かったらしく、底辺の放浪癖と逃避癖は多くの地域・組織を見聞する機会を自身に与えた。

結果として嫌でも、「駄目になる組織・人間の成長を阻害する地域」の見分け方が判るようになった。

地域差別・職業差別の助長に繋がりかねないので、本エントリーでは固有名詞を一切使用しない。

 

 

人間を駄目にする言葉

 

「罰ゲーム」「罰金」

育ちの悪い方が好んで使用する言葉であるが、「駄目になる組織・人間の成長を阻害する地域」でも多用され、そこでは得てして種々の小博打が盛んである。

早い話がコミュニティ内で搾取し合う事を喜ぶ傾向が高いのである。

当然そのような環境は人心を淀ませ、人々は自身の向上よりも隣人の誹謗中傷にエネルギーを注ぐようになる。

その内情を補う為の知恵なのか、相互憎悪の強い環境ほど「仲間」と云う単語が濫用される。

(しかもワンピースより薄っぺらい)

たまにその弊害を認知する賢才も生まれるが、彼らは賢いので健全な環境に身を移す。

賢才が抜けるので、コミュニティは自然と声の大きい愚人に主導されるようになる。

よって、多くの場合コミュニティは痩せ細り、構成員の人生も同様の展開を辿る。

全くもって酷い話である。

加えて、そのようなコミュニティは人間を腐敗させる事はあっても、絶対に成長を促進しない。

 

どんなコミュニティであっても、普通は「仮想敵」を設定する。

人間が天性備えている攻撃性が内部で発揮されれば、そのコミュニティは必ずダメージを受けるからである。

駄目な組織・地域であっても「仮想敵」の設定自体は(必要以上に)出来ている。

ただ、エネルギーの発散先を外部に限定化すると云う基本が出来ていない。

ブラック企業や貧困地域で犯罪が多いのもその所為である。

矛先を内輪に向け合う文化は、本来得る筈の順当な成功・成果すらをも毀損する。

故に質の低いコミュニティで行う工夫や努力は、成果に反映されにくい。

コミュニティ内で成功したとしても、それが足を引っ張られる原因になる確率も高い。

 

 

砂漠の農夫を貴方は笑うか?

 

人間が成功する為には、まず自分自身の置かれている環境を精査しなくてはならない。

努力や工夫や誠意が何の意味も為さない上に、逆効果にすらなる環境は存在する。

砂漠で農耕が行われないのは何故か?

無駄だからである。

貴方が必死で種を撒いている場所が砂漠だとすれば、決してその労苦が芽吹く事はないだろう。

もしも労苦に対する正当な収穫を貴方が求めるならば、まずは草芽吹く地へと向かわなくてはならない。

 

 

現在の居場所を精査する方法

 

漠然とした測定方法で恐縮なのだが、コミュニティの質を見極めるのは簡単である。

TVに出てる芸人への反応を観察すれば、感受性に対する傾向は判別で出来る。

彼ら芸人は、仲間や後輩を嘲笑したり頭を叩いたりする様を「芸」と称して売物にしている。

(あまり褒められた商売ではないのだろうが、底辺を売物にするよりは遥かに健全である。)

最古のハングリービジネスであるピエロの品性の欠如までを責めるべきではない。

好む娯楽の種類が感性の傾向を示していると云うだけの話である。

「底辺は多くの環境を転々とした」、と冒頭で述べたが、

最低ランクの環境に居る人々は判で押したように皆、芸人を大いに好み芸人の他罰的な言動を積極的に模倣していた。

(経験則でモノを語る愚を重々承知の上で書かせて頂いている)

どう贔屓目に見ても、それらのコミュニティに前途があるようには思えなかったし、その構成員も一様に貧しかった。

それらの経験から、芸人に対する反応は底辺の中で一種のリトマス紙となっている。

仲間内で毟り合ったりその様を面白いと感じる感性のコミュニティは、構成員に未来を与えない。

多くの場合、不遇の原因は本人の努力不足や才覚の欠如とは関係がない。

場所が間違っているのだ。

人間が成功する為にはマイナス文化の染みついた場所や人間を遠ざけるべきなのである。

 

 


 


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13件のコメント

  1. 匿名

    地の利、人の和、天の時の状態は、常に把握しときたいですね

  2. 匿名

    今回のエントリは、私も経験者として、感覚的にわかる。

    読んで李斯を思い出した。
    最優秀の官僚でとんでもない傑物だけど、
    韓非や超高との接し方からするに、
    大出世して立派になっても、
    変わることのなかった自身の卑しさに足を絡めとられた。
    そんな気がする。

    >多くの場合、不遇の原因は本人の努力不足や才覚の欠如とは関係がない。
    はずなのにね。
    李斯の卑しさは、本人要因×往時所属していた駄目コミュニティの掛け算の結果のような
    気がしていて、彼ほどの才人すら腐らせるほどに、
    それほどに駄目コミュニティは近寄ってはならない場所だと思う。

  3. 匿名

    途中で途切れてしまった。

    今回のエントリ、
    単に場所を変えるだけ(環境)で大出世といえば、
    やはりまんま李斯が浮かぶけど、
    その李斯すら自滅させる駄目メンタリティ・駄目コミュニティの恐ろしさ、
    環境変われば人変わる、と軽く言い切れない内的要因の存在を
    私は重く見ていて、その辺、底辺氏は
    どう考えているのでしょうか。
    つまり外的変化に素直に従わない内的自己をどう取り扱うか。

    得た富貴は全うしてこそのライフハックと思いますし、
    これをトラウマと名づければ、大変切実で現代的な、
    そして金になるテーマと思うのです。

  4. 匿名

    どんなコミュニティでも嫌われ者をいじめて団結力を上げる(あるいは娯楽として楽しむ)
    という手法は使われている気もしますが…
    自分が質の低いコミュニティしか知らないからそう見えるだけですかね。
    進学校ではいじめが少ないみたいな話も聞きますし程度問題なんだとは思いますが。

  5. teihen

    7:49様へ

    天地はともかく、人は自分の意志である程度選択できると思うのです。
    そこら辺が、人生の勝敗を分ける鍵なのだろうと考えております。



    9:12様へ

    私はそもそも漢人史自体を壮大なマイナス環境だと認知してます。
    韓非を切って李斯を選んだ政が天下を取った時点で、彼らのミームは決定されてしまったようなものですし。

    ライフハック的観点から言えば、得た富貴を守る方法は「謙虚さアピール」しかないような気がします。
    古今のあらゆる賢才が言っている事ですので、まず間違いないでしょう。
    既に成功しているのならばゼロサムな利益追求思考を改めるべきですし、ゼロサムな価値観を放棄すれば淘汰されるような環境にいるのならば、環境そのものからの移転を検討するべきでしょう。



    9:33様へ

    >どんなコミュニティでも嫌われ者をいじめて団結力を上げる

    これは人間に限らず多くの群生動物の習性なのですが、
    私が見て来たハイレベルなコミュニティはそこらを理性でコントロールして、無益な争いや無駄なヘイトが発生しないように個々が努力しておりました。
    当然、低質な人間をコミュニティに入れない、さり気無い工夫も存在します。

    こういう構造を知識として知っているだけでも、取るべき日々の選択肢は変わってくるのではないでしょうか?

  6. 無能

    環境が悪い、ということは分かってても、他ならぬ貧困がゆえに、その環境から抜け出せない、とこぼす人を、自分がもっぱら浸っている某SNSで目にすることが多いです。

    (そのSNSの傾向ではなくて、本音を言いやすい場所なので)

    引越したいけれど先立つものがない、中には財布を握られてて自分の乏しい収入すら意のままにならない、という嘆きですね。

    もちろん、真剣に脱出を図るなら、手はいくらでもあるでしょうが、そうした環境で長らく自尊心を押さえつけられていると、セリグマン博士のいう「学習性無力感」の状態に陥って、アクションを起こせなくなっていると思われます。


    こういう状況にある人が、コミュニティの軛から逃れる術はないものか、自分は答えを見出せずにいますが、底辺さんはどのように考えるか、お伺いしたいところです。

    もっとも、本人は自覚してなくても、そんな環境に身を置く「辛抱」による安定と、「独立」のリスクを秤にかけて前者を選んだ、「疾病利得」のような状況もあるのでしょうが……。

  7. 匿名

    質の高いコミュニティに属する方法ってあるのでしょうか。
    仕事でも学校でも、コミュニティはそう簡単に選べない気がしますが。
    転々とできる人は、そういないと思います。

  8. teihen

    12:48様へ

    私事を語るのは好ましくないのですが、
    私は相手の格調や気品を引き出す言動を心掛けていました。

    人間個々は周囲にささやかながらも、悪影響を与える事も良影響を与える事も可能です。

  9. りょう

    下品な人間には近よるな。ってことですかね。
    芸人リトマス実験というと、
    昨今のバカッターなんかも、遠からずと思うのですが。

  10. ジベレリン

    底辺氏は、貧乏から抜け出す、あるいはコミュニティーを転々とすることによって戦闘能力が異常に高まったのだと思いますが、その上で「生きる」ことについての根本的問題は改善されていったものなのでしょうか?貧乏と金持ちでは比較では当然、圧倒的に金持ちになった方がいいのは自明だと思われますが、底辺氏のような方はそこでまた新しい問題が突きつけられるものなのですか?

  11. 1000$

    今回のリトマス紙。これほど禿同と思ったのも久しぶりです。

    >私は相手の格調や気品を引き出す言動を心掛けていました。

    ぜひこの辺りを詳しくお聞きしたく思います。

  12. teihen

    りょう様へ

    無理にリスクを負う必要は無いと云う事なのです。
    もしも今回のエントリーの「低質コミュニティ=相互攻撃習性が高い」と云う仮説が正しければ、
    りょう様の仰る所の下品(所属コミュニティの質が低い)な人間に深く関わる事は危険だからです。



    ジベレリン様へ

    自分の戦闘力の高低は判り兼ねますが、
    放浪で得た底辺経験は「底辺」を売物にする役に立っております。
    また自分の得手不得手・好き嫌いが明確化された事は、生き方を絞る事に役に立ちました。

    放浪時代も含めて、問題と呼ぶほど大した問題はありません。



    1000$様へ

    原理自体は非常に単純で、
    「相手の卑しい言動はスルーして、高尚な部分に大きく反応し続ける」
    これだけです。

    多少、術策めいた話になるので、ここではテクニカルな話は控えます。

  13. 匿名

    ネトウヨが貧窮するのは必然ということだね

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