『英国ノマド事情』 第一回調査結果   ~日本に導入すべき幾つかの事柄について~


日本よりも先に新自由主義を採用した英国では、多くの労働者が社会から弾き出された。

状況が如何に悲惨であったかは、ニートと云う概念が同国の発祥である事からも窺い知れる。

雇用や労働に関する状況がシビアだったからこそ、フリーエージェントの層も厚くなった。

 

 

底辺が、『日本の雇用環境を改善するヒントが英国にある』と踏んだ論拠はそれだけである。

 

 

 

英国人について

 

 

歴史を紐解けば、英国人の改善力が高い事は一目瞭然である。

そんな彼らの多くがフリーエージェントの立場に置かれたのであれば、自分達を護る為の何らかの対処方を編み出したに決まっている。

そして、英国人が編み出した『何らかの対処法』を日本に導入する事が底辺の目的である。

(それも『他民族を虐殺して領土を奪う』、と云う手法以外の生産的なものが欲しい。)

 

 

 

問題は底辺に英国に対する予備知識が絶無な点である。

勿論、英語を解する能力もない。

ガリア戦記を読んだ時もブリタニア部分は読み流した記憶がある。

(古代の英人が顔に青いペイントをしている描写だけが印象に残っている。)

 

 

 

そこで調査には、英国知識がありそうなレポーターを雇った。

某有名進学校・某名門大学を卒業し、TOEIC900点以上を獲得し、複数の外資企業を相手にリサーチ任務を行ってきた人物である。

本人の希望により素性は明かせない。

 

 

 

レポーター氏への依頼文は下記の通り。

—————————————————————————————

『私の希望は、英国が保有しているフリーランス向けのガイドライン・マニュアル・サービスの中で日本の労働者にとって有益なものを輸入する事です。

邦訳する価値のある、現地のサービス・インフラを私に報告して頂きたいです。

英語圏のクラウドソーシングサービスの中で労働者の利便にとって好ましいもの・好ましい部分・好ましい習慣があれば報告お願いします。

(中略)

インフラなど所詮は発想に過ぎないので、理に適った発想さえ輸入出来れば、日本国にも好ましいインフラを導入する事が出来ます。

ですので、レポーター様にあっては多くのサービスを見比べて頂き、有益な機能・サービスをご報告下さい。

—————————————————————————————

 

我ながら漠然とした依頼である。

ともあれ、レポーター氏の報告書が上がって来たので、ここに公開する。

 

 

 

 

 

英国ノマド事情

 

 

1.調査依頼を受けていた  http://www.londonfreelance.org/rates/submit2.php のサイトについて

 

 

このサイトを管理するのは「National Union of Journalist(NUJ)」。

この団体は、1907年設立のジャーナリストの労働組合。

Londonfreelance.orgはNUJの一部門であり、フリーランスのジャーナリストの支援と権利を守るための活動を行っている。

参考:Wikipedia [National Union of Journalists]

https://en.wikipedia.org/wiki/National_Union_of_Journalists

 

 

 

 

2. NUJによるフリーランス支援の活動

 

NUJは、フリーランスを支援するために、NUJ Freelance Directoryといったフリーランスの検索エンジン。

また、Freelance fees guideといったフリーランスが仕事を請け負う際の報酬のガイドラインと契約締結書類のテンプレート、例を提示している。

 


① NUJ Freelance Directory   

http://www.freelancedirectory.org.uk/

NUJに登録しているジャーナリストを仕事の種類(例:デザイナー、編集者、カメラマン、リポーター等)及び地域(ロンドン、ウエールズ等)を指定して探すことができる検索エンジン。

 


② Freelance fees guide

http://www.londonfreelance.org/feesguide/index.php?

フリーランスのジャーナリストが仕事を請け負う際のアドバイス、フィーの設定に役立つ情報(過去の例、ガイドライン)が記載されたマニュアル。

以下について記載:

* Feeとして含むべき給与の考え方

* Feeの例(Guardian誌では、1000語の文書での最低給与は301.63GBP(51,278円(1GBP=170円)で換算)

もし500語の作業に50時間かかるなら、1時間あたりの給与は3.01GBPとなり、UKの最低時給5.93GBP(1,009円)未満となる。

 

* カメラマンは1日辺り幾らという報酬で仕事を請負うことが多いが、機材の自己負担分を考慮して、少なくとも1日400GBP(68,000円)以上の報酬で請け負うべき。

1日250GBP以下の報酬を請け負うべきではない。といった記載がある。

 

* 1000語の翻訳のレートについてのガイドライン

同時通訳1日作業なら360GBP(61,200円)

新聞翻訳なら80GBP(13,600円)、書籍なら60GBP(10,200円))

(言語によってレートは異なり、英語⇒ドイツ語、フランス語の場合、英語⇒日本語であれば、新聞翻訳で120GP(20,400円))となる。

 

* フィーが記載された契約のサンプル

⇒フリーランスが仕事を請け負う際に不利にならないように、給与や関連する法律知識等のガイドラインを提示している。

 


③ Send Rate for Job

http://www.londonfreelance.org/rates/submit2.php

実際のフィーに関する情報を収集するフォーム。

上記ガイドラインの精度を高めるため、また、実際の契約サンプルを収集してWebで提示するために、情報を収集するフォームが有る。

 

 

④ 考察


「National Union of Journalist(NUJ)」のサイトから、フリーランサー保護に関し、以下の点が重要と思われる。

* 報酬(Fee)のガイドラインの提示

* 運営側の手数料水準

   

この2点について日本の事例と海外の事例を比較していく。

 

 

 


3. 実際は食えない日本のクラウドワーキングサイト

 

クラウドソーシングのサイトは、「ワークスタイルの革新」。「働く人に笑顔を」といっているが、実際にフリーランスで独立できるほどの収入は確保できない。

例えば、クラウドワークスの2015年10月個人投資家向け会社説明資料によると、登録ユーザー数は73万人とあるが、クラウドワークスでの高額年収の事例トップ5は以下となる。


1位:翻訳家 2025万円

2位:Webエンジニア 1486万円

3位:アプリエンジニア 970万円

4位:Webエンジニア 851万円

5位:Webエンジニア 742万円


ちなみに、Tech総研のデータによると、30代前半のWebエンジニアの平均年収は532万円。

30代後半は620万円であり、ほとんどのクラウドワーカーは平均年収以下の金額しか稼げていないのが実態と思われる。


*1:クラウドワークスの2015年10月個人投資家向け会社説明資料

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80447/1d24f1f4/e9e0/4ce9/bd9c/955b8c33692e/20151021111351464s.pdf


*2:Tech総研「30代エンジニア832人で考察する今どき年収実態」

http://next.rikunabi.com/tech_souken/entry/ct_s03600p001244


なぜ、ほとんどのクラウドワーカーが平均年収以下の生計が立てられない金額しか稼ぐことができないのだろうか。

日本のクラウドソーシングサイトには以下3点の問題があると考えられる。


① 高い運営手数料

② プアな価格決定の仕組み

③ 最低賃金以下の時給案件

 

 

4. 運営第一の日本側のビジネスモデル

 


① 高い運営手数料

クラウドソーシングサイトでは、依頼者からクラウドワーカーに報酬を支払う際に、プラットフォーム手数料として一定の割合をピンハネするビジネスモデルを採用している。

これが日本のサイトは欧米大手と比較して高くなっている。

例えば、ランサーズ、クラウドワークスの手数料は、案件の金額によって5%~20%と設定されているが、10万円以下の案件では、20%をプラットフォーム手数料として引かれたうえで、クラウドワーカーに報酬が支払われる。

一方、欧米の大手クラウドソーシングサイト『upwork及び『Freelancerでは、プラットフォーム手数料は3%~10%の水準で設定されており、その分クラウドワーカーの取り分が大きくなっている。

 

②  プアな価格決定の仕組み

クラウドソーシングサイトでは、プロジェクト形式の案件では1つの案件に対してクラウドワーカーが金額を提示する競争入札形式で価格を決めているものが多い。

また、クラウドワーカーが他のクラウドワーカーが提示している金額が分からないため、案件を取るために他のクラウドワーカーよりも低い金額を提示せざる得ないケースもある。

このような仕組みから、クラウドソーシングでの成約金額相場は下落しているものと考えられる。

 


実際、クラウドワークスの決算説明資料(*3)から登録クラウドワーカー1人(契約ではなく登録クラウドワーカーであることに注意)当たりの年間契約金額は2013年9月期は75.7円から2015年9月期は28.7円と低下している。

これはこの間に登録クラウドワーカーが10倍以上増えているにも係らず、契約金額は4倍しか伸びてないことが原因であり、大手クラウドワーキングサイトに登録するクラウドワーカーを巡る競争は激しくなり、結果として成約単価が下がっていることが伺える。

 

*3:株式会社クラウドワークス 2015年9月期通期 決算説明資料

http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS80447/d5970e1f/f675/47d6/9db5/81c85cf7f675/20151112180932457s.pdf

 

一方、欧米のクラウドソーシングサイトではフリーランサー保護のために運営が基本的な金額を提示しているサイトがある。

例えば、デザイン分野に特化したクラウドソーシングサイトを運営しているCrowdsite では、プラットフォームを提供しているサイト側がWebsiteのデザインでは、USD399~、追加1ページで+USD149といった最低価格を提示し、不当に安い価格で案件が締結されないようにしている。

 

designcrowd.comでも、ロゴやバナー、Web、T-Shirtsデザインといった仕事の種類ごとにフィーとして提示すべき金額のガイドラインを提示しており(*4)、不当に安い価格で仕事の応募がないようにしている。

*4:designcrowd.comの価格に関するガイドライン

http://storage.designcrowd.com/common/downloads/Budget%20Guidelines%20v2.pdf

 

 


③ 時給案件でのフリーランサー保護



日本のクラウドソーシングサイトは、時給案件でのフリーランサー保護に関し以下の2点が弱いと思われる。

 

(1) 最低賃金以下の時給案件が受注できる仕組み

(2) 業務委託契約であるにも係らず、タイムカードを強制適用する仕組み


(1) 最低賃金以下の時給案件が受注できる仕組み

現在、全国の最低賃金は798円であるが、クラウドワークス上では700円といった最低賃金以下での時給案件の募集も行われている。

クラウドワークスの契約は「業務委託契約」であり、最低賃金法の適用対象外となるが、利用規約には「業務委託契約」と記載しているが、通常のやり取りではユーザー側が「業務委託契約」を結んでいるという意識はない。


実際にアメリカではcrowdflower.comがカリフォルニア連邦裁判所から最低賃金法を違反しているという指摘を受けた際に、「業務委託契約であり、従業員ではないので最低賃金法には違反していない」との返答を行っている。

また、フランスでも2013年に同様の訴えが起こされている。(*5)


*5:クラウドソーシングの最低賃金法違反に関する記事

<http://blog.thomsonreuters.com/index.php/crowdsourcing-employer-denies-minimum-wage-violations/>

<http://yannigroth.com/2014/01/07/should-creative-crowdsourcing-participants-get-working-contracts-and-salaries/>

 

 

(2) 業務委託契約であるにも係らず、タイムカードを強制適用する仕組み

クラウドワークスではクライアントとフリーランサーは「業務委託契約」を結んで仕事を請け負っているが、時給制の案件では画面のスクリーンショットを不定期で記録するタイムシートを元に報酬額を計算するという仕組みである。

「業務委託契約」ではクライアントの指揮系統権はないため、トラブルに繋がる可能性がある。

欧米最大手のupwork.comでも、時給あたりの仕事の記録方法としてタイムカードを採用しているが、タイムカードアプリの追加、削除、時間の修正はフリーランサーのみが可能(*6)であり、タイムカードを使用して時給制の業務を行ったにもかかわらずクライアントが支払いを行わなかった場合に、一定の条件を満たした上で運営側が給与を代行して払う、「HOURLY PAYMENT PROTECTION FOR FREELANCERS」という機能がある。

一方、クラウドワークスでは、フリーランサーはタイムカードを利用して業務を行うことを強制され、タイムカードを利用して業務を行輪ない場合は、クライアントは報酬の支払義務を負わないとなっており、クライアントとプラットフォーム運営側に有利な仕組みになっている。


*6:タイムカードアプリの追加、削除、時間の修正はフリーランサーのみが可能

https://support.upwork.com/hc/en-us/articles/211068518-What-is-the-Work-Diary-How-can-I-use-it-

 


 

④ コンペ方式の案件に関する問題

コンペ方式の案件については、クライアントが応募を採用しないという問題がある。

この件に関してはクラウドワークスがフリーランサーにとって不利な仕組みで運営している。

クラウドワークスでは、コンペ方式の取引のキャンセルが運営側にキャンセル手数料を支払うことでキャンセルすることができると規約に定められている。

<クラウドワークス規約より抜粋>

・提案人数が5人未満の場合は、コンペ保証料(報酬金額と同額)の20%に相当するキャンセル手数料(消費税別・1円未満切り捨て)

・提案人数が5人以上10人未満の場合は、コンペ保証料(報酬金額と同額)の35%に相当するキャンセル手数料(消費税別・1円未満切り捨て)

・提案人数が10人以上の場合は、コンペ保証料(報酬金額と同額)の50%に相当するキャンセル手数料(消費税別・1円未満切り捨て)

 

また、コンペ方式の取引でクライアントが採用しない場合報酬金額と同額のコンペ保証料を没収すると定められている。

これらのキャンセル手数料やキャンセル手数料は提案したユーザーに均等に分割して払うが、その際も10%~20%の手数料を控除しており、クライアントの品質に見合うコンペが行われなかった場合、運営が手数料を徴収できる仕組みとなる。

一方海外のサイトでは、プロジェクトの投稿時にGuaranteed projectsとしてフリーランサーの提案に関してクライアントがキャンセルできないプロジェクトを選択することで、コンペ方式であってもフリーランサーにお金が落ちないリスクを回避することが出来るシステムを採用している。

(例:DesigncrowdのGuarantee projectsシステム)

http://www.designcrowd.com/help/article/what-are-guaranteed-committed-projects

これらの仕組みを総合すると、日本の大手クラウドワーキングサイトは運営中心のビジネスモデルで運営されており、フリーランサー保護の観点からはプアであるといえる。

 

 

 

 

 

底辺の所見

 

以上。

レポートに本邦のクラウドワーキングサイトへの強い不満が記されているのはレポーター氏もまた、日本のワーキングサイトを利用するワーカーの一人だからであろう。

(この仕事自体、国内のクラウドワーキングサイトを通して依頼したものである事は言うまでもない。)

ランサーズ・クラウドワークスの2強状態である事が弊害の主因である事は理解出来る。

 

 

とりあえず、ざっくりとした事情が理解出来たのが有り難い。

要は、『ミッション毎の報酬目安が明記された低ピンハネ率のクラウドワーキングサイト』があれば良いのである。

底辺の中期目標である『労働者の可処分所得を増やす』とも矛盾しない。

底辺なりに動いてみるが、何か思いついた方はメッセージを頂ければありがたい。

 

最終的には鳶土工がスマホで楽に有利な仕事を取れる状況を作る事を目指す。

 

 

 

 

 

補足

 

良著を見つけにくい分野に関しては、無理に書籍・資料を探すよりもレポーターを募集した方が効率が良い事が解かった。

底辺は要件定義能力が低いので中々上手く行かないが、賢い人がやればさぞ捗るだろう。

 

 

 

お願い

 

今回、英国側に対しては何の謝礼も支払っていない。

これではバランスが取れないので、この文章を見た方は、今後巡り合う英国人に何か一つ温情を施してやって欲しい。

道案内程度の施しで構わないし、愛想良くしてやるだけでも良い。

日本永住の試み以外の分野で少しだけ英国人に便宜を図ってやって欲しい。

 

 

 


 


 

 

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23件のコメント

  1. 1000$

    魚の尻尾と頭が安パイなんですよね。
    金融機関の手数料とか。

    必要以上に切り身もとるから
    格差と非対称性が生まれるのだという指摘、賛同します。

    派遣会社にあった問題がこちらでリフレインしているのではないでしょうか…

  2. 幸福賢者

    私もウェブライターやらタイピングの仕事をしたことがありますが、あまりの報酬の低さに数日で止めました。
    下手すると、電気代のほうが高く付きますから。
    「労働力>仕事の量」であるうちは、何をしたところで単価は上がらないでしょう。
    報酬を上げるには需給ギャップの改善が不可欠です。

  3. やす

    今回の記事もありがとうございました。
    しかし、実際、日本でのフリーランスの雇用環境は改善されていくのでしょうか?
    ひとりひとりが発信していかなければ、どうにもならないのでしょうかね。

  4. teihen

    1000$様へ

    「過剰利益」にある程度を制限を掛けないとアメリカみたいな国になってしまいますものね。

    もう少し足掻いてみます。



    幸福賢者様へ

    最低賃金の様に、ミッション毎に最低相場の概念を導入したいですね。
    目安が無いから下落に歯止めが掛からない訳で。



    やす様へ

    改革とは意思を持ち行動する者にどれだけの便乗者が加担するがのみで成否が決まります。
    「ひとりひとり」が世の中を変えるのはスローガンやプロパガンダの中だけの話です。

  5. 幸福賢者

    酷評失礼。
    爆忍最後まで読みましたが、正直推敲の余地がありすぎる作品でした。
    ・やたら読みにくい(特に序盤)
    ・ナレーションのテンションがウザい(しかも主人公の心情と混同する)
    ・バトルの意義がない
    ・武器変身設定がリアリティを破壊している
    ・主人公に感情移入しにくい
    異世界の価値観は面白かったので、そこを軸に余計な要素を削りつつ萌えイラストを採用すれば、面白い作品にはなるかと思います。

  6. Name *

    爆忍の表紙を見ただけで大爆笑しました。
    今年一番大笑いしてしまいました。

  7. teihen

    幸福賢者様

    あれに関してはもう手を加えるつもりもないです。
    このエントリーのノマド関連に注力したい、というのが本音ですので。


    11:39様へ

    その一笑を頂けただけでも出オチ物冥利に尽きます。

  8. CWユーザー

    募集エントリから辿ってきました。調査結果のシェア有難うございます。

    ところで、『ミッション毎の報酬目安が明記された低ピンハネ率のクラウドワーキングサイト』
    があったとしても、クライアントは安いほうに流れると思うのです。
    クライアントを確保できなければ元も子もないのですが、
    その点について何か対策がおありでしょうか?

  9. teihen

    CWユーザー様

    一発注者としての視点ですが。

    私は、技能差が露骨に顕在化するジャンルにおいては、金額よりも能力でランサーを選考おります。

    勿論、私も既存のマッチングサイトから全てを取れるとは思っていませんが、その様な存在がある事による値上げ圧力は期待できると考えております。

  10. Y.H

    今回も貴重な情報ありがとうございました。

    触発されて、クラウドワークス・ランサーズで専門(映像制作)の仕事を見たのですが、低価格+低スキルの求人に衝撃を受けました。

    5分の動画に字幕を入れる仕事が、1本200円(!)×20〜30本(5000円程度)なんて物がありました。
    1度でも字幕入れの経験があれば、絶対に元がとれないことが分かる内容です。
    (ちなみに業界では、日当2〜3万くらいが目安になります。)

    厳しいことは承知していましたが、大手2サイトは想像以上でした。
    まだ準備期間と位置づけているので、独立に向け、発信力と差別化に力を入れたいです。

  11. teihen

    Y.H様へ

    私も最初にランサーズを見た時はカルチャーショックを受けました。
    あまりの安さにです。

    字幕の件、情報提供ありがとうございます。
    やはり、何らかのガイドラインは必要ですね。
    ダンピングが真っ当な技術者の報酬を引き下げている様に見えます。

  12. 山中 一人

    >『ミッション毎の報酬目安が明記された低ピンハネ率のクラウドワーキングサイト』

    ランキングサイトとしての需要はありそうですが、今の超供給過多状態では、本質的解決には至らないのでは・・・

    業者側のノマドライフの煽り文句に乗せられる人が増えすぎましたね。

    フリーター・ニート・主婦・アリタリヤと我が国の無職は能力が高すぎで、承認欲求が強すぎる故の現象です。
    暇つぶし代わりに参入しているライバルとオークションにかけられては、
    とても敵いません。

  13. 鷹九

    ランサーズやクラウドワークスが安すぎるとは私も感じていました。

    このブログを読んでいる方々はレベルの高い方も多い印象です。

    誰かしらもっとマシなサービスを立ち上げられないでしょうか?

    利益が高いサービスを作れたらそちらにフリーランスの方は流れるでしょうし、流れた方に登録者が多ければ仕事を頼む方もまた利用するのではないかと思います。

  14. Name *

    一時期ハピタス、げんたま、しのびライティングで狂ったように作業してことがありますが、1案件800文字40円とかアプリを1ダウンロード25円とか動画視聴2分5円とかそれはもう壮絶な単価だったのを痛烈に記憶しております。

    今はもうネットサービス利用する時にハピタスに同案件あるかチェックするくらいですが、聞く所によるとSOHO系の単価はまた更に悪化したとかなんとか。

  15. 多那

    現状では労働者が溢れていて売り手より買い手に回った方が遥かに有利なんだから、みんなクラウドワーキングサイトで仕事依頼して商売考えようぜ!のほうが建設的な気がする。

    労働者がわから経営者側になる奴が増える→労働者が減って需給のバランスが整って待遇が良くなる。

    クラウドワーキングサイトで仕事依頼してくださいよー頼むよーと宣伝してサイトに流れ込む仕事量を増やせば良いんじゃないですかね?
    問題はクラウドワーキングサイトで依頼してどの程度のクオリティーなのかとか信用の問題じゃないでしょうか。

  16. teihen

    山中一人様へ

    みんなネットで仕事出来るならしたいのでしょう。
    (ストレス少ないですし)
    ですが、多くの人に出来る作業は限られているので、単純作業の単価は下がるのです。

    >我が国の無職は能力が高過ぎて

    高等教育・大学教育を受けてきた人間の数が多いですものね。




    鷹九様へ

    英語圏では職種毎にサイトが分かれています。
    逆にランサーズなどのような総合的な物は少ないそうですよ。



    1:24様へ

    低すぎる単価の仕事は「コモディティ化した作業」ですので、ジャンルそのものを切った方が賢いでしょうね。
    労働者は安さでは無く専門性を前面に出したサービスにシフトするべきでしょう。



    多那様へ


    >現状では労働者が溢れていて売り手より買い手に回った方が遥かに有利なんだから、みんなクラウドワーキングサイトで仕事依頼して商売考えようぜ!のほうが建設的な気がする。

    結局、これなんですよね。
    誰がどう考えても自分のビジネスを保有した方が割が良いのです。

    安い労働力が存在する以上、経済原理から買い手が付いてしまうのは当然ですので。

  17. 1000$

    画家と画商は違う、つまりクリエイターとブローカーは役割が違うのです。

    集客と決済のシステムを持つ2大ブローカーが
    市井のクリエイターにシステムの利用を囁いているのが現状ではないでしょうか。

    結果、ピンキリのクリエイターが濫造され
    価格競争が勃発し、業界の足を引っ張っることに…

    弁護士なんかは専用の新しいのが来てますね。

    http://w-kawara.jp/money/lawtalk/

    クリエイターが自信をもって価格を下げなければいいのですが

  18. teihen

    1000$様へ

    リンク先のサイトを拝見しました。
    この様に「技能の売場」は増えて欲しいと思います。


    【ピンキリクリエイターについて】

    ピンキリのクリエイターの淘汰も無論必要です。
    ただ、クリエイターのピンキリ時代を支えるインフラも正規のインフラと棲み分ける形で存続して欲しいと願ってます。

  19. 矛盾(ぱらどっくす)

    単純に考えて

    千円の10%は10円
    十万円の10%は一万円

    なので、
    案件単価が低いほどピンハネ率を高くしなくては運営が成り立たなくなるわけですよね。

    で、発注者側にそれだけ高額な案件を依頼してもらうには、

    「受注者の技能や仕事に対する責任感に信頼がおけること」

    が肝要なので、

    受注者のスキルに対するテストを運営側が行えばよいのでしょうか?
    たとえば、翻訳スキルのテストとか。

    ベストなのは、「運営側が面会した人しかこのクラウドソーシングには登録できない(Skype面接も可能)」とか?

    もちろん、低価格低スキルの案件とのすみわけでもよいと思うので、
    「単価一万円以上の案件を受発注するには、運営との面接が必要」みたいにすればよいのでしょうか?

    ヤフオクの「プレミアム会員になると五千円以上の商品が落札できます」
    みたいな感じで。

    以上、「具体的にどういう道筋でそれを実現させるか」を無視すれば、
    誰でも思い付きそうなことですみません。。。

  20. 矛盾

    >千円の10%は10円
    十万円の10%は一万円

    千円の10%は100円です!!
    大変失礼しました。

    私も、ランサーズで
    ライティング50記事5000円という案件を見たときは

    「ライターってそんなに時給換算が低いものなの?」

    ってびっくりしましたけど、

    同じように時給換算が低くても、
    シノビライティングのように
    記事ひとつごとにお金がもらえる(採用されなくちゃダメですけど)
    のほうが、
    隙間時間でできるので得したような気がしますし、

    実際、一記事書くごとに100円もらえるほうが、
    50記事かきあがった時点でやっと5000円もらえるよりも

    会社勤めしながらのひとはやり易いですよね。

  21. teihen

    矛盾様へ

    ライターの単価がこんなに下がった理由は、通常のライティングとは別に「SEO用の文章」を発注するアフィリエイト・SEO業者が増加したからです。
    彼らは検索エンジンに記事と誤読させれば目標を達成出来る為、文章にクオリティを求めません。

    この現象により、正規のライターの執筆単価が押し下げられているのが現状です。

  22. 矛盾

    そうだったんですね( ̄□ ̄;)!!

    無知で恥ずかしいです。

    教えてくださり、ありがとうございますm(__)m

  23. teihen

    矛盾様へ

    たまたま知識がなかった事は恥ではありません。
    少なくとも私は、あなた方お一人お一人から多くの事を教えて頂いてますが、それを恥だと思った事はありません。

    ですが。
    頂いた知識をまるで活かせていない事に対しては、深く恥じ入っております。

    良知を結集し、より明るい未来を築いて行きたいですね。

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