若者が生き残る為の進路の定め方

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最初にこれだけは言わせて欲しい。

起業しろとか、スキルを身に付けろとか、そう云う話がしたい訳ではない。

この文章を読んだ若い方にメリットをもたらせるよう、淡々と大枠の話だけをさせて頂く。

 

バブルボーナスも終わり、日本も他国同様のサバイバル社会になりつつある。

あなた方の世代は生存を最優先すべき状況にある。

よって親を捨てても構わない。

祖父母を捨てても構わない。

老人たちは、「若者一人当たり10人の老人を介護しなくてはならない。」

等と的外れな発言をしているが、勿論真に受ける必要はない。

若者が一人当たり10人の老人を殺せば今日にでも高齢化問題は解決するからである。

( ↑ この真理を拡散して貰って構わない。 最初に殺されるのが底辺であっても文句は言わない。)

このように高齢者問題はいつでも解決可能なので、あなた方は、これから自分が生き延びる事だけを考えていれば良い。

ハードモードからノーマルモード位への調整は可能である。

 

老人を介護する必要はない。

子供の養育に金は掛らない。

日本民族は国際社会に対して何の責務も負わない。

あるのは権利と義理だけである。

 

あなた方は自身の生存だけを考えて欲しい。

前フリ終わり。

ここから先は貴方個人の話をする。

 

 

 

『就職コース』と『手に職コース』は多くの場合相反する

 

 

 ざっくりとした話をする。

 

多くの人間は『手に職を付ける』『就職する』を混同している。

そして、混同したまま他者に的外れな指示を出そうとする。

勿論、彼らを責めるのは筋違いである。

社会の仕組みを論理立てて考える人間が多数派ではないだけなのだ。

 

『手に職を付ける』とは、一人で生き延びる技能を習得する事である。

『就職』とは、生き延びる為に組織に所属する事である。

どちらが良い、どちらが得、と云う話ではない。

その二つが別個の概念である事を知識として知っておいて欲しいのである。

勿論、待遇を目的に組織に所属し、手に職が付くケースも多々ある。

もし貴方がそのルートに乗る事が出来たら、境遇を大切にして欲しい。

だが、就職したからと言って、手に職が付くとは限らない。

 

 

 

極論の選択を迫るのは詐欺師の典型的な手口。これから底辺が述べる事は徹底的に猜疑する事。

 

 

極端な例を挙げる。

あまり深刻に受け止めず主旨だけ理解して欲しい。

 

1、小さなレストランで親方に師事し料理の作り方と店舗の回し方を10年学ぶ。

2、大きな食品工場に就職し卵の殻だけを割り続ける作業に10年従事する。

 

個人のスキルを伸ばすのなら断然1である。

しかも師匠の模倣がそのまま独立準備となる。

対して、2の部品化は危険である。

何のスキルも身に付かない上に、独立するとしても大資本の商法は個人には再現出来ない。

(勿論、誰にでも再現可能な仕事は競争が激しい。)

勿論、1はメリットばかりではない。

1には大きなデメリットがある。

 

a,小資本は倒産リスクが大きい。

b,少人数組織では上長・雇用者との人間関係が立場を左右する。

c,小企業では労働基準法等の労働者保護法令が蹂躙され易い。

 

大まかな所では上記の3点である。

そして、聡い方は気付かれたかも知れないが、現在ではこのabcのリスクを大組織も孕んでいる。

産業構造の変わり目の時代であるからだ。

そして、需給バランスを含めた労使の力関係が雇用側に大きく偏ってきた所為でもある。

増大し続ける世界人口と、今後いっそう進むであろうIT化を鑑みれば、ますます労働者は余る。

今後も価値が残るのは需要あるローテクの達人。

立場が強くなるのは資本家である。

(底辺に未来予測の才はない。 あくまで需給論を語っている)

 

何度も繰り返すが、

「だから、今すぐ起業しましょう!」

とか

「なので、脱サラしましょう!」

と煽る気もない。

 

まずは、時代の流れを念頭に置いてから人生を組み立てて欲しいのだ。

ましてや、事業の平均寿命がこれだけ短くなった現在である。

どこか一つの職場に就職したり、何か一つの事業を起こして依存するのは自殺行為に決まっている。

 

 

 

今すぐ取れる対策

 

 

もう何度もこのブログで書いたが、親族とは緊密にして欲しい。

無論マイナスの親族も居るので、その人間は敬して遠ざける事。

(例えば、両親が屑で兄弟だけがまともなら、兄弟の線は必ず死守するなど。)

冠婚葬祭と云う庶人の為の究極ライフハック

 

更には、徒党を組む相手を早めに確保しておいて欲しい。

と言っても就職先や起業ジャンル同様に、一つに集中するのではなく広く様々な相手と関係を持つ事を心掛けて欲しい。

多少薄い付き合いでも、結局守備範囲の広さは皆を助ける。

同様にベンチマークする対象も多く見つけておくこと。

加えて、それらに対して連絡を取ってみて、希薄でも良いので接点を作っておく事。

「ファンレターの返事を貰った事がある」

程度でも良い。

そのような距離感のメンターを数人持つと人生は飛躍的に捗る。

但し、一人に傾倒する位なら、誰も傾倒するべきではない。

絶対者は自分自身だけである。 (無論、自分を客観視する能力は人間として最低限要求される項目だが)

自分以外は必ず相対化すること。

 

 また、これも執拗に繰り返してしまって恐縮だが、電子メールは最大限に活用する事。

労働者の地位を大きく引き下げたIT革命ではあるが、劇的に通信コストが下がった点は紛れもないメリットである。

これをフル活用して欲しい。

 

 

 ヒント

 

一つだけ底辺の手の内を晒しておく。

メールの話についてである。

一日に仕事(但し一種類の)関してのメールが十人以上から来るようになると、どんなに稚拙な商売人であってもマネタイズが可能になってくる。

『比較される側から比較する側への移行』、と言えばイメージが沸くかも知れない。

だから、底辺は何か新業種を現金化したい場合は、別々の顧客との往還(電話を含めても良い)が一日10通を超える事を目標に調整する。

往還が全く生じない業種には見切りをつけ、すぐに賑わう業種に注力する。

そうすると、トレンドから外れた分野に無駄な注力をせずに済む。 

無論、人によって目安の設定基準は違う。

だが、こういう基準で物事を見ている人間も存在する事は頭の片隅に留めておいて欲しい。

 

 


 


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18件のコメント

  1. 匿名

    >一日に仕事に関してのメールが十人以上から来るようになると、どんなに稚拙な商売人であってもマネタイズが可能

    このブログの記事中、今までで最も有益な情報だった
    ありがたく頂く

  2. teihen

    11:24様へ

    貴方を益する事を祈っております。

  3. 匿名

    上に同じ。すごい有益。これ組織に属する人間にも言える。特に情報の所有量で力関係の強弱が変わる業界(例えば公務員)だったら、このことを知っているかだけで運命が変わる。

  4. 匿名

    ちょうど、ちきりん氏のブログで、
    「たくさんの仕事の依頼のメールをもらって、お断りのメールをするのだけでも大変だったから、「新規の仕事は受付しません」と公言している」

    という内容のことが書いてありました。

    人気者になるとそれはそれで発生する苦労もあるんだなあ、
    と感じましたし、
    それをやってのけてる底辺さんはすごいなあと思いました。

  5. 1000$

    某所の下請化している業態の自分には耳が痛い。
    親亀がこける前に、領域を広げるべきなんだが……

  6. 幸福賢者

    >一人当たり10人の老人を殺せば今日にでも高齢化問題は解決する
    よし、拡散しましょう。
    我々老害の為に新しき命が制約を受けるのは、決してあってはならないこと。
    年金制度などドブに捨てるべきだとつくづく思います。

  7. 匿名

    普通に老人が死ぬのを見届けている頃、我々もおなじお仲間入りになっていることを知っといたほうがいい!!
    生かすな老害!老害国家を若者の物にする為には、虐殺と言う行動にでるしかない!!

  8. 匿名

    一生社会の底辺のまま年老いて、今いる若者達が皆中高年になっている頃、誰にも介護を受けることが出来ない病弱者になるのがいいか、全ては今を生きる若者の行動によって先の未来が大きく変わろうとする。
    何も行動に移さないで、目上の人間に従う従者のまま、飼いならされているだけの人生であれば何も変わらないだろう。

  9. teihen

    1:24様へ

    情報のハブに値するように振る舞えば、情報は自然に集まります。
    コツは、知り得た情報をさも「公有財」の様に扱いながらも、個々のプライバシーを護る事です。



    3:56様へ

    底辺はただ時間に余裕があるだけなのでしょう。



    1000$様へ

    親亀転倒の恐怖はありますよね。
    最悪、親が傾いただけでも子亀が放り出されるケースはありますし。



    幸福賢者様へ

    私の様な老害の使命は、若者が自らの手を汚さなくても良いような公正な社会を構築する事であると考えております。
    どうか今後共お知恵を拝借させて下さい。


    6:41様・7:00様へ

    では最初は私で。
    私は現役世代の年金・医療費補助の削減を火急と捉えているのですが、この点については御賛同頂けるでしょうか?
    但し、我々の世代の老後の生活(この単語も摂理に叛いている…)は更に助けの無いものになります。

  10. 匿名

    10人の若者よりも100人の若者…100人の若者よりも1000人の若者…1000人の若者よりも10000人の若者と言った感じに若者達の数が多ければ多いほど有利にはなるのだけど
    それだけの若者達を招集する力と、実行を起こす為に必要な武器収集の軍資金が必要になります。
    その軍資金はどうするんですか?

  11. アマカナタ

    老人介護は無用と言い切れるところに底辺さんの強さがありますね。

  12. teihen

    5:34様へ

    カネを貰って発生した革命は単なる扇動工作ですし、何かを決行する時に他人からの支給を待つだけの人間は却って邪魔になるでしょう。


    アマカナタ様へ

    社会を一歩一歩改善する為の力が欠如しているだけです。
    私は私の無力をただ恥じます。

  13. 義龍

    なんやかんやで月給は支給から10万引かれてる(´=ω=`)
    厚生年金だけでも何とかして欲しいけど、そうはならないから、どうしたもんかですわ

  14. 匿名

    このエントリで底辺氏の仰る「国益」の意味が少しだけ理解できた気がします。
    しかし「沈没船でもみんなで乗れば怖くない」がやはりまだまだ大多数だと思います。
    私は大局観的なものは一切持ち合わせていないので、せめて自分の目の届く範囲の人だけでもと思っていますが、それすらも時に「絶海に放り出されるならこのまま船に残る」と返されます。
    なんだかおかしな例えになりましたが、私は自営業をしておりますが自分の選択肢にとてもじゃありませんが自信などもてません。今時点で特段の失敗はしておりませんが、時代が変われば天地が変わることなど容易に想像できます。
    でも暗中模索以外に生き残る術はない、それが弱者の取れる唯一の選択肢だろうにと思う最近です(暗中模索を楽しむと糾弾されます。これが一番悲しい)
    人々が声高に叫ぶ「安定」とはなんなのでしょうか?

  15. teihen

    義龍様

    その引かれている分が個々にとって明確に有効であれば良いのですが。



    5:48様へ

    大衆が叫ぶ「安定」とは、『自分の頭で考えなくとも保護される権利』の事です。
    無論、意志無き者に生き残る資格はなどある筈もないのですが。

    護りたい者の優先順位を決めて、その者達だけ護りましょう。

  16. a

    他の人たちはどのように考えて進路を決めるのでしょうか?
    私は、ラクに自殺できる手段と非正規雇用だったとしてもある程度お金を手に入れられること、IT化でかんたんに仕事が奪われないことを重視して進路を決めました。また、自分が就職活動に必ず失敗するとも考えていました。

  17. 特命サッチャー

    ひとつのことを継続して10年やればふつう生き残りは可能ではないのか?
    100人いても80以上、自ら降りていくから。
    いつも思うんだけどどこに消えていくのかなと思う。

  18. teihen

    a様へ

    皆さんとも、自分の知る範囲の一番得そうに見える進路を行っておられます。
    だからこそ、世の中を広く知る事が重要なのでしょう。


    特命サッチャー様へ

    隣のピラミッドの段をまた下から登り始めるのです。

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