独立を志す方が目安とするべき適切な修行期間について - 無限の地平はみな底辺

独立を志す方が目安とするべき適切な修行期間について

2019.8.26|未分類

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結論

 

「その仕事で独立しなければならない開業時期を義務(罰則アリ)付けられた時に、あなたが何とか間に合わせる事が可能な期間。」

が適切な修行期間である。

 

 

執筆にあたって

 

今回のエントリーは独立準備期間についての解説。

弊ブログは、『個人のビジネス保有』を推奨した記事が多いのだが、準備期間についてあまり具体的に言及してこなかったので、補足することにした。

独立したい方の本音は「早ければ早いほど良い」であると推測している。

「独立したい」と「現在の職場を退職したい」を混同しておられるのであれば、まずは御自身の中で峻別される事を推奨する。

 

a、独立したい・現在の職場での勤務経験は独立後に生きる。

b、独立したい・現在の職場での勤務経験は独立後に生きない。

c、退職したい・現在の職場での勤務経験は独立後に生きる。

d、退職したい・現在の職場での勤務経験は独立後に生きない。

 

自分がこのパターンのうち、どれに当て嵌まるのかを確認する事が最初の作業。

そもそも、対して独立志向がないのに「独立しましょう広告」の氾濫に洗脳されて独立してしまうのは愚の骨頂。

世の中には、所属する事で幸福感を感じる人間も居れば、それがストレスにしかならない人間も居る。リーダーや組織や地域が酷い事で、自分を後者だと思い込むケースが多いので注意。

単に貴方の雇い主が犯罪者だったり、所属組織が大会社の子会社で搾取される為に設計されていたり、地元の民度が壮絶に低いだけだったりするので、自分の立ち位置だけは慎重に分析して欲しい。

 

 

修行期間算出方法

 

と言っても冒頭で述べた事がほぼ全てである。

「~年後に独立して無事に店舗を経営出来なければ死刑!」と定められた時に貴方が何とか死なずに済む年数が適切な修行期間である。

要領の良い者なら数か月後に執行されても生き残るかも知れないし、愚鈍な者に何十年猶予を与えた所で末路は変わらないと思う。

 

勿論、業種によって体裁を整える事が可能な修行期間は異なる。

同じ飲食店を開くとしても、ミキサーを使用したフルーツジューススタンドと接待用の高級割烹では準備に必要な時間は違って当たり前である。

エンジニアの世界でもソフトウェア系と組み込み系では、一人前になるまでの期間は異なる。

 

よって独立志向の強い人間は、業界毎の平均習得期間を調べた上で、自分の特性で平均期間をショートカットし易い職場に潜り込む事を心がけるべきであろう。

勿論、貴方が簡単に参入出来る業界は給料が安いし、高給業界は参入が難しい。

(ここら辺はトレードオフの関係にある。)

 

第二次産業の給与が高いのは、労働者による事業再現が困難だからである。

(現在、人が集まらないのは適切な報酬を支払ってないだけ。 構造的に適正給与は高い)

例えば、産廃業は労働分配率が高いことで有名だが、そこの従業員が雇い主の事業を再現する事は相当な困難を伴う。

逆に蕎麦屋の給与が低いのは、再現性があり過ぎて業界が常時過当競争状態にある為。

 

人間の選択肢は知識量によって異なるので、独立したければ猛勉強+独立している人間の話(自慢話や愚痴でもいい)を聞き続ける事。

また準備には余力が必要なので、もう一人立ちを決めている人間は可処分時間を確保可能な方法で糊口を凌ぐこと。

ニートでも構わない。

可処分時間の50パーセントを勉強・準備に使えればその者は相当に勤勉なので、貴方は3割を目指す事。

4時間の可処分時間のうち2時間を費やして勉強できる人間を、底辺は心底尊敬する。

もしも4時間自由時間があるのなら、1時間をコンスタントを準備に充てることを目指す事。

 

1、必要資金が少なく

2、起ち上げるまでの勉強量が少なく

3、あなたでも出来る仕事

 

この3条件を満たしている仕事を必死で探して欲しい。

選別すべき候補は多ければ多い方が良い。

独立など業種選択で全てが決まってしまうので。

 

既に独立する業界・業種が決まっている方は、「どういう形でそれを営むか?」を絞り始めること。

業界・業種を幼少の頃から決めていても、業態については無頓着で失敗する者は多い。

※業態とは文字通り、「その業務を営むための形態」である。

 

例えば、同じ蕎麦屋を開くにも、想定すべきは借テナントのみではなく、屋台やイベント出張や教室要素の加味など、選択し得る全てを把握する必要がある。

「知らなくて出来ない」と「知っているけどやらない」には天と地の差がある。

前者は往々に失敗者になる。

情報収集能力と選択肢は経営に必要な二代要素であるし、その二つの欠けた者の事業が成功するとは到底思えない。

 

「技能はあるのに資金面でまだ独立は不可能」と思っている方が、単にコストパフォーマンスの良い業態を知らないだけだった、というパターンは驚くほど多い。

 

他業種の成功者でも、独立が早かった者からは応用可能な部分がないかよく勉強して欲しい。

 

 

何をやってもダメな人間へ。

 

貴方は勤め人としても芽が出ない上に、独立開業した時の失敗率が非常に高いので

人の何百倍勉強して、あなたでも存在が許される業界・業種を見つけて下さい。

 

その中でも特に、「清潔感さえあればOK」とか「愛想さえ良ければOK」という『後天的要素のみが許容条件である業界』を狙って下さい。

 

反面、『何をやらせてもダメ』は解り易い属性付けですので、出来るだけ多くの人間に『何をやらせてもダメな自分』を知って貰って下さい。

その膨大な分母の中から自分に世話を焼いてくれる人間をリストアップした上で、搾取的ではない世話をしてくれる人に付いていって下さい。

貴方に選別眼はないので通ぶって分析せずに、愚直に知り合いを増やし続けていって下さい。

無能が孤立すると死にます。

まずは貴方を知る者を増やして下さい。

 

コメント一覧
  • 今回の記事も非常に勉強になりました。
    ありがとうございます。


    2019年8月27日 5:20 AM | Keiichi |

  • Keiichi様

    ありがとうございます。
    何かの参考になれば幸いです。


    2019年8月27日 10:11 AM | teihen |

  • 今回の記事もありがとうございました。
    「搾取的ではない世話をしてくれる人」
    はあっ、底辺様…お願いいたします。


    2019年8月27日 8:15 PM | ヤス |

  • ヤス様

    そうあろうと心掛けてはいるのですが、残念ながら私は力不足なので。
    もっと理想的な人物を探される事を推奨致します。


    2019年8月28日 12:12 AM | teihen |

  • 新規エントリーありがとうございます。
    ちょうどスキルやノウハウが身に付きそうな職場を求めて、就職活動中でしたのでとても勉強になりました。
    求人内容を見ても給料の低い会社ばかりで「店舗開業などでそのまま再現するのは無理だな。別の方法でマネタイズを考えていかなければならない」と考えていました。
    エントリー内にある三条件に合致する仕事を必死で探してみます。


    2019年8月28日 6:34 PM | 竜崎 |

  • 竜崎様

    中々、再現性と給与が両立する仕事ってないですよね。
    例え存在したとしたら、その業務での開業ラッシュが発生して給与が下がってしまいますし…
    まずは自分を引き立ててくれる成功者を探して下さい


    2019年8月29日 6:31 PM | teihen |

  • 新記事アップありがとうございます。
    毎回記事もみなさんのコメントも楽しみにしてます。


    2019年8月30日 7:31 AM | 春 |

  • 春様

    目を通して頂きありがとうございます。
    私も、皆様のコメントを楽しみにしております。


    2019年8月30日 8:34 AM | teihen |

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