文章力の価値が古代よりも上がっている件について 【良いテキストは勝手に儲けてくれる理論】 では、文章力の無い無学者はどうすればいいのか?


『良いテキストはカネになる!』

 




 

まずは下らないタイトルを付けたことをお詫びさせて欲しい。

ただ、電子メールの普及によって、「電話は失礼」と云うビジネス観が生まれてしまった以上。

以前よりも、文章伝達能力の有無は人生の成否にとって重要なファクターとなっている。

 

「古代よりも」と云うタイトルが決して大袈裟ではない証拠に、現代では誰でも自身のテキストを全世界に伝達する技術が完備されている。。

(文章能力が官職の獲得に直結した時代も人類は経験済だが、当然その頃は文章能力よりも『文章を学び得る環境に生まれる』ことが重要であった。)

こんなブログの反響さえもアメリカや台湾(それも兵舎からこっそりと)から寄せられている。

一昔前には、こんなインフラ状況はSFの中の話でしかなかった。

 

以上を踏まえてではあるが。

「成功の為に必要なスキルは、文章伝達能力である。」

と断言しておく。

 

前フリ終わり。

文章が本当に苦手な方への救済策は最下部に記す。

 

 

 

現代型「仕事の出来る人」のスタイル

 

「サービス内容をテキストで明記出来ること!」

これが現代ビジネスマンにとって『仕事の出来る』定義である。

勿論、太古からそうであったが、上述の理由に基づき現代ではそれが更に顕著になっている。

 

最近、底辺がよく一緒に仕事をさせて頂いてる方が居る。

誰もが知る一部上場企業に勤務されておられる方なのだが、その方の副業と付き合いがある。

仕事ぶりは非常に好印象であり、そう感じた理由を考えていると、伝達能力の高さに思い至った次第である。

 

無論、付き合いが深い訳でもなく、相手のパーソナルな事情はよく知らないのだが。

送られてくるメールがとにかく秀逸なのである。

 

卓絶した文章力がある訳ではない。

(詩人の方向性でも官僚の方性でもない。)

ただ、必要な事柄を本当に濃密に詰め込んで来る。

 

まず、最初のメールの段階で、客(この場合は底辺)にとって必要な『スケジュール観』『仕事単価』と云った情報を全て伝達してくれた。

なので、発注に際して必要な情報を全て知っている状態で取引をスタートすることが出来た。

当然、その後の取引では一切の齟齬が生じていない。

 

とにかく、『出来る範囲・出来ない範囲』が毎回的確に説明される。

そして、メールの度に必要な情報を手短に報告してくれるので、月に一度程度の連絡だけでも仕事の流れはお互いが把握出来ているのだ。

『副業である』と云う性質もあるのだろうが、彼女は最小労力で成果を出している。

 

メールに限らず、良いビジネステキストの話をすると。

 

1、価格

2、納期

3、能力・技術

 

↑ この3点を正確に伝えられる人間は、一緒に仕事を出来る人間である。

 

4、提案

5、関心・意欲度

 

更に4、5を上手に付け加える事の出来る人間は、大切にするべき相手である。

提案や意欲の話ばかりして1・2・3の伝達を怠る人間と長く仕事をするのは難しいかも知れない。

これは技術論ではない。

心配りの有無の話である。

 

証拠として残った文章は同業者との比較材料として閲覧され続けられ、その後何年も顧客の購買動機となる。

電子テキストは紙媒体と違って、怠惰な者の手元にも残りがちである。

そして、年々向上する検索技術は、整理能力の乏しい者にも再確認の恩恵を与えている。 

適切なテキストの賞味期限は、意外に長い。

 

あなたがあなたの商品を提示することが大切なのである

 

冒頭でも述べた通り、テキストを使用する場面は昔以上に増えているし、その為のチャンネルも膨大である。

使用人として指示に従うだけであれば、伝達力はそこまで要求されない。

雇用側は『誰でも適応可能なフォーマット』を実はちゃんと用意しているからである。

(それすら用意出来ない企業は、大抵アレなことになっている…)

逆に言えば、使用人以上の人生を歩む為には、自分の要求をテキスト化して顧客・市場に伝達する能力が必要不可欠になる。

自分の事業すら上手くテキスト化出来ない事業者は、多くの場合成否の土俵にすら登れない。

 

どんなに小商いであっても、顧客・市場に対して正確にサービスを伝達出来る人間は上手く世を渡っている。

サービスに需要が無かった場合でも、その事実に気づくのが早いからである。

 

あなたの売り物は実は幾らでもある。

それをテキスト化して、顧客・市場に伝達出来た場合のみ、対価が発生する。

 

 

或いは

「自分は身体を使う商売だから関係ない。」

「口頭での営業が殆どなので、文章力は必要ない。」

と考える方もおられるかも知れない。

早計である。

 

今は惰性で何とかなるかも知れない。

だが時代が進み、周囲が現代型の伝達能力を備えた時、テキスト能力のない人間は淘汰される。

 

 

最下部 (文章の書けない方へ)

 

ちゃんとした文章が書けないことは不利である。

文章能力は、生育環境とも密接に関連するので欠如を責めるつもりはない。

だが、能力が無くとも文明社会で生きる限り、必ず作文せざるを得ない状況は出てくる。

 

文章が書ける方にも心掛けた方が好ましい事柄ではあるが。

 

『レスポンスの良さ』

 

は全てに勝る。

完璧なテキストを3日後に書き上げる人間よりも、ノータイムで「はい何でしょう?」と返信出来る人間の方が状況によっては信用される。

電子メールに限った話ではない。 

オンラインビジネスの遣り取りに関しては、早いに越した事はない。

 

文章が書けない、と云う事はそもそも本人が熟考型ではなく反射型である可能性もある。

考えるタイプでないのなら、即応する以外に道はない。

 

 

マメであろうと心掛けることは、良い結果を生み出しがちである。

自分を好例として挙げるのは気が進まないのだが。

底辺はブログのコメント欄にほぼ全レスしている。

(昔はしてなかったが、ある日思い立ち習慣化した。)

正直、大して実のある返信は出来ていない。

だが、全てに返信したという事実は残っている。

底辺の在り方を示したテキストとして、ここに残り続ける。

実はこれこそが、良くも悪くも発信者を判断する材料なのである。

この振る舞いは読者へのヒントでもあるので、自分の事業を持ちたい方は何かの参考にして欲しい。

 

テキストは内容だけで評価されるものではない。

ペース・速度・一貫性・タイミング、それら全ての要素を含めて伝わり判断材料とされる。

その事実を自覚するだけでも、事態の打開に繋がる筈である。

 

現在。

本当に多くの分野の業務がオンラインに移行してしまった。

結果、電子メールやSNSやチャットや制作したwebコンテンツで実務が行われている。

当然、それらに長けた者は富み、苦手な者は苦戦している。

テキストによる伝達技術の重要性は本当に高くなっているのだ。

 

官僚の様に隙の無い作文をせよとは言わない。

詩人の様に感動を呼べとも言わない。

ただ、自分と云う商品が無用にディスカウントされてしまわないような説明文を作成する必要があるだけなのだ。

 

 

どうか、このテキストの主旨があなたに伝わりますように!

 

 


 

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18件のコメント

  1. ヤス

    今回の記事もありがとうございました。
    一つ質問があるのですが、文章力と性差は関係があるとお考えになりますか?
    「彼女」と書いてあったので、少し気になりました。

  2. teihen

    ヤス様

    文章を書く時の視点には多少の差異があるのではないでしょうか。
    ただ性差に関しては、書き手よりも受け手の意識による印象の違いが大きいと思います。

    「この人は男性なのに、きめ細やかな文章を書くなあ」
    とか
    「この人は女性なのに、役所答弁の様な文章を書くなあ」
    とか。

    好感や違和感を理由付ける為に性別を挙げる方は多いと思います。

  3. ヤス

    回答ありがとうございました。
    自分の性別がプラスに働くよう、振る舞いを考えていきます。

  4. teihen

    ヤス様

    視点の一つとしてお役立て頂ければ幸いです。

  5. 53∞

    こんばんは。
    お久しぶりです。

    文章力やITインフラが発達した
    社会での会話のレスポンスの大切さは
    私も感じております。

    その後もノリとフィーリングのみで
    ネットで副業ライター活動を
    していますが、新年度になり
    収入アップが見込めそうです。

    私は完全に経歴が崩れてますし、
    面接も苦手で止むを得ず、
    こういったスタイルを選び
    ましたが結果的に時給換算しても
    大きく得なので結果オーライかな?
    と思っています。

    面白い時代になるかもしれない
    と未来の展望が見えて来ました。

    そして、現在は自分のような
    未来の展望が見えない中も
    諦めずもがいていたら芽が出て
    きていたフリーランサーの方々と
    関わりを持っています。

    諦めない事の大切さが
    身に沁みます。諦めなくて
    良かったです。

  6. teihen

    53∞様

    御無沙汰しておりました。
    順調に楽しんでおられるようですね。
    結局、企画の起ち上げに費用が掛かりにくくなった今。
    能動性さえあれば、どんどん手を広げていけますよね。
    トライアンドエラーが報われやすい時代なのだと思います。

    >私は完全に経歴が崩れてますし

    この部分に関しては、徐々に重要性が薄れてくるので気にしなくて良いと思いますよ。
    結局、「資本をどれだけ保有しているか?」の原点に価値観が還ると思いますので。

  7. 1000$

    かつての師匠曰く
    「成功するには『すぐやること』や。ボールは持っておくな。取ったら相手に投げ返せ。」
    だそうで。


    一文一意など、文章にはコツあります。しかしそれ以上に好きな文章のスタイルを真似して書くと続きますね。

    人を動かす、人に伝わる文章力が身につきますように…

  8. 名なf価値し

    いつも為になる記事をありがとうございます。

    今ネットや紙媒体で求められている文章の技術は、
    「好奇心を持続させつつ、内容のあるものを書く」
    ことだと個人的には思っています。

    そう考えた時に、好奇心はある程度持続させる方法論があると思います。しかし、内容って一体なんだ?という問いが浮かびました。で、結論として「人間誰もが普遍的に持っている性質を良く表している」と言うのが内容を指すのかなと思いました。
    分かりやすい例を言えば、太宰治の人間失格、マズローの5段階欲求説などがそれに当たるのかなと。

    内容のある文章の定義について、底辺様の意見を聞いてみたいです。

  9. teihen

    1000$様へ

    私は1000$様の書く文章を丁寧で素敵だと感じております。
    師匠様の御意見には賛成ですね。
    似たような商売をしていても、行動の早い方はすぐ結果が出ます。
    (失敗することもありますが、すぐに次の手を打たれます)

  10. teihen

    名なf価値し様へ

    私も大した文章を書くことが出来ず、いつも頭を抱えているのですが…

    ・受け売り
    ・誹謗中傷
    ・虚勢
    の3つは無内容な文章に当たるのではないか、と思ってます。


    例えば、情報商材の販売ページって殆ど同じフォーマットで書かれてますよね?
    あれはアメリカで昔流行したセールス文の亜流です。
    それを皆が一斉にコピーして紹介文として使用するので、無内容な印象が残ります。


    自分が理解してないまま記される文章には、説得力が生まれないのではないでしょうか?
    私は文章の中身については、その様に考えております。

  11. Name *

    リアルに絡めたネット小売を営んでいるのですが、テキストによる商品説明をより詳細にしてクレーム窓口を設置し問い合わせには即応するという方法を取り始めてからクレームがほぼぱったり止みました。
    結局問題発生時に相談できる窓口をとにかく事細かに記載しただけですが、心労は激減したので最近心穏やかです。

  12. teihen

    10:48様へ

    素晴らしいです。
    トラブルの元は大抵言葉足らずですので。

    まだまだネットビジネスは過渡期です。
    我々が良知を生み出し合い、後世の為のフォーマットを作っていきましょう。

  13. AC

    今回の記事、自分の浅はかさを認識させられるものでした。
    グサグサ胸に突き刺さるものでした。
    底辺さんを見習い自分の行動を改めようと思いました。

    追伸
    いつも思うのは底辺さんと、コメント欄の皆様の文章力の凄さです。
    私は文章力がないので、まずはレスポンスの行動力から真似てみようと思いました。

    今回も勉強になる文章ありがとうございます。

  14. teihen

    AC様へ

    僅かでもお役に立てていれば幸いです。
    (私は いつも生意気な文章ばかりを書き散らしていることに恐縮しております。)

    AC様の御考えは、現にこの文章で十二分で伝わっております。
    文章は所詮道具です。

    「どのように伝えるか?」
    よりも
    「想いを齟齬なく伝えることが出来るか?」
    に主眼をおくことを心掛けて下さい。

  15. AC

    なるほど!
    ありがとうございます。

    今回のエントリーとは全く趣旨が違うのですが、底辺様は株式投資やFX、また不動投資などについてはどのようなお考えをお持ちですか?
    給与所得者で副業として上がってくるメジャーどころですが、底辺様は上記3つよりも事業の保有をすすめていらっしゃると思いますので、それについて記事にして頂けたらありがたいです。

  16. teihen

    AC様へ

    投資(余剰の運用)と労働(糧の入手)の区別さえついていれば、投資には反対しません。

    『事業の保有』と『投資』の区別についてですが
    これは直接的に事業を保有するか間接的・部分的に保有するかの違いです。

    私が(投資に比較して)直接的な保有を推奨しているのは、2つの理由に基づきます。


    1、現在が変革期であり、既存の事業体が軒並み形態変化を迫られていること。

     市場に出回っている投資対象には抜本的な人的リストラが必要ですが
     それらの投資対象の経営陣は国家も含めて淘汰されるべき旧世代人に占められています。
     給与制が家禄制を駆逐したように、ジャストタイム報酬が給与制を駆逐して初めて、その事業体は現代の市場原理と合致するでしょう。

     22歳時の採用基準にたまたま合致していた人間を65歳まで昇給させ続けるというのは、もはやファンタジーですらなく
     その周囲への悪質な搾取となっています。


    2、事業保有へのコストダウン

     ITインフラの発達によって、リモートワークに関しては、限りなく保有コストが下がっております。
     (時間面・費用面の両方でです。)
     よって、従来よりも『自分が事業を直接保有している状態』に対するメリットが大きくなっています。
     事業に限らず、保有コストの低いものはとりあえず保有してみることを推奨します。
     
     「持ったことがある」者にしか学びえない事柄は思いのほか多いので。
     そこで学んだテイストは、他人の事業に出資(投資)する際にも必ず役に立ちます。

     一般的に、利益率は不動産投資やペーパー投資に比べて、事業収益の方が大きいです。
     (事業者は税制面でも優遇されてます。 不動産投資は鉄板ですが、税制面でキツいです。)
     
     ですので、事業のコストが形によっては不動産より下がり。   
          事業のリスクが手法次第でペーパー投資よりも軽い現在。
     
     事業保有こそ、真剣に学ぶべき生存手段ではないでしょうか? 
     


     

  17. AC

    こんなにご丁寧に回答ありがとうございます。
    正におっしゃる通りだと思います。

    私、現在副業で輸入ビジネス(国際せどり)をしているですが、中々うまくいっておらず、先日ご紹介頂いた加藤ひろゆき氏の本や、加藤ひろゆき氏繋がりで吉川英一氏の本、本多静六氏の「財産告白」等を読んでサラリーマンの副業としては株や不動産投資の方がいいのかなと思ってしまっていたのと、私と同じようにどれがいいかわからない方もいるかと思い、ご意見をお願い致しました。

    底辺様のご回答をいただき鮮明にわかることができました。
    現代社会ではリスク、コストからして学ぶべきは事業保有ですね。
    ありがとうございました!

  18. Keiichi

    メールやwebの時代ですから、
    やはり、文章力は必要ですよね。
    そして、素早いレスポンス!
    これですよねぇ~・・・。
    いつもありがとうございます!

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