就活を闘う貴方の為の助言  ~就活のオワコン化と現代式徒弟制の台頭について~

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底辺は氷河期世代である。

就職難と呼ばれる時代に高校卒業と同時に公務員試験を受けた。

倍率は数十倍だった記憶があるが一発で採用され公務員になった。

その後、職を転々としたが志望した企業には殆ど採用された。

金が無い時に個人経営の居酒屋や食堂に飛び込んでも、大抵採用された。

(愛想が良くて声がデカければ、大抵の面接は有利に進む。)

 

前フリとして、底辺の職歴を語った理由は

「成功者の底辺が言うのだからアドバイスを信じろ!」

ではなく。

「ちょっと自分が上手く行ったからって偉そうに言って申し訳ありません。」

と若者に対して感じている事に基づく。

 

 



 

 

就職難は世界的な現象である。

これだけ生産力や生産性が上がったのだから、人間が用済みになるのも仕方ないだろう。

おまけに団塊は社会インフラを浪費しながらも、中々死なない上にポストを手放さない。

(そうだ、団塊を殺す仕事を作ろう!)

まあ、これらは他の賢人が語り尽くした事なので、掘り下げて話すつもりもない。

 

 

では海外の就職難組はどうやって生き延びているのだろうか?

これが今回のテーマ。

 

 

結論から言うと、

「丁稚奉公」への回帰が進んでいる。

特にイギリスの意識の高い若者層。

この層が積極的にビジネスの師匠(マイスター・メンター)を探して、徒弟として師匠に師事している。

底辺が英国人を恐れ警戒するのは、こう云う抜け目の無さなのだが、

例によって、またも、彼らは、的確である。

 

 

何故なら、大量生産時代が完全に終わり、

大人数創造ビジネス(こんな単語は無いが魂で感じてくれ)すら時代遅れになった今、

個人が標準以上の暮らしをしようと思えば、「組織への所属」と云う方式で成し遂げるのは昔より遥かに困難になっているからである。

それならば、実際に頭角を現している個人に弟子入りして独り立ち可能なスキルを身に着け、

コネを作ってしまった方が合理的なのかも知れない。

 

 

弟子入りのオファーは、

ゴールドマンサックスやらグレンコアからスピンアウトして成功している「個の天才」

に対して行われる。

(大前研一とか落合信彦みたいなポジションの人ね)

そして薄給で職業訓練を開始する。

「キャリア」と呼べる物は、ここからスタートすると言っても過言ではない。

 

 

これをアプレンティスシップ(apprenticeship)と呼ぶ。

本来は、高校卒業後に仕事をしながら技術を習得して一人前になるという仕組みである。

仕事をしながら学校に行ったりもするし、手に職を付けてから興味のある分野を見付け大学に進学する者も存在する。

欧州職工の徒弟制度が起源である。

 

 

従来の徒弟制と現代の徒弟制の違いは、

「インターネットの発達によって、よりピンポイントで自分の嗜好・理念と親和性のある師が見つかるようになった。」

と云う点である。

徒弟制度の恐ろしさは、その当たり外れの幅の大きさであるが、自分でリサーチする事により調整する事が可能になっている。

目端の利くものは、「収益性の高いスモールビジネス」の世界でそれを行って、とっとと金持ちになっている。

底辺にすら、その手のメールが来るくらいであるから、日本にもその発想はあるのだろう。

(底辺には師としての適性が無い。誰にも師事せずに我流で自己を形成してしまったので、後進に対して普遍性のあるカリキュラムが組めないからである)

 

 

重要な点は、

1、昔の徒弟制と違って必ず住込・通勤をする必要は無い

2、利益率の高いスモールビジネスの分野に絞る事

3、自分を弟子にする事でどの様なメリットがあるか提示する事

である。

 

 

3の手法を掘り下げて解説すると、

現代は資本主義経済から信用主義経済への移行期なので、

信用と云う対価を支払う方法を提示しなさい。

と云う事である。

 

 

 

冗長なエントリーになってしまって申し訳がない。

話を整理すると、

 

1、世界的に就活(私企業への参加希望試み)がオワコンになりつつある・

2、欧州では徒弟制への回帰(に見えるビジネス準備方法)が始まっている

3、日本でも応用可能

 

となる。

「就活を止めろ」

とは言わない。

こういう流れが巻き起こっている事実と、

トップの人材が何をしているか位は知っておいて欲しかっただけである。

 

 

 

【単に肩書が欲しいだけの方へ】

 

肩書なんぞは普通に売っているので、

(底辺ですら「肩書き販売」を取り扱っている)

金に困ってない方は、働いているフリなどせずに金で買う方が正しい。

 

 


 


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10件のコメント

  1. 特になし

    記事の内容とは関係ないけど、マック社長の原田氏の記事が見当たらないだけど、消したの?

  2. 匿名

    倍率数十倍を突破?
    なんだ底辺君スーパーエリートじゃん。

  3. teihen

    2:27様へ

    誤操作で下書き状態に戻していた様です。
    再アップしておきました。



    12:14様へ

    残念がら底辺は鎖の長い性分なのでしょう。

  4. nexus

    はじめまして。毎度毎度良い記事をありがとうです。一つ質問なんですが、底辺くんは今回の記事のような情報はどのようにして収集していますか?
    新聞、ブログ、ツイッター、Facebookなどいろんな媒体のどれがメインなのでしょうか?

  5. teihen

    nexus様へ


    自分の着想が起点です。

    「こういう手法が正解なんじゃないかな?」
    「こういう商売は先がないんじゃないかな?」

    と云う閃きありきで、その仮説の整合性を補強する為に関連著書のレビュー欄や、同論の方の経歴を調査して、文章に起こしています。

    書いている途中で整合性を見いだせなくなればボツにします。
    書き終えて自身の思考と矛盾しない内容であればアップします。

    ソース源としてもっとも比率が高いのが、自分の仕事の上での見聞です。

  6. 匿名

    >残念がら底辺は鎖の長い性分なのでしょう。

    底辺君は捻た言い回しがかっこいいな

  7. 匿名

    管理人に弟子入りしようと思ったが記事内で予防線を貼られたww

  8. 匿名

    秀逸

  9. 匿名

    とても参考になりました! 就活前に読んでおけば良かったです↓

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