大学生が簡単にコネを作る方法 ~就活の本質~


Q,Fランでもコネを作る方法ってあるのん?

A,貴方が普段小馬鹿にしたり無視したりしている教授陣に真摯に接して下さい。

 

 

 

貴方が必死で就活している業界の頂点に教授が居る

 

大学教授の優秀性をどれだけ懇切に説明しても、学生の方に通じないので。

最近は教授の名前でGoogle検索させるようにしている。

大抵はその教授のWikipediaが一番目に表示されるので、それを読んで貰うことにしている。

 

学生の方は、大抵驚く。

 

「うおー! うおー! 

俺の教授まさちゅーせっちゅこーかだいがくで特別講師してるじゃないッスか! 

めっちゃ凄い人じゃないッスか!

言ってくれたら、もっと真面目に講義聞いてたのにー!」

 

↑ 大体、こんな反応が返って来る。

 

 

そう。

貴方の教授は皆凄い人ばかりである。

学部長クラスになると『神童→天才→伝説→ラスボス』の王道コースを歩んで来た逸材ばかりである。

当然、学生が進みたいと思っている業界内での地位は高いし、学生が就活を試みている企業の経営者の友達だったり仲間だったする。

と言うより、就活先の経営者達は教授の著書で勉強して運営方針を決めている。

故に、業界の懇親会や勉強会では、教授は常に上座に案内される。

下卑た話はしたくないのだが、教授はお酌をされる側であり、車のドアを開けて貰う側である。

ホステスや女将が社長にグラスを持って来ると、社長は慌てて『先生にお注ぎして!』と立ち上がる。

貴方の教授は、業界内でこういう地位であることが多い。

コネの頂点と言っても過言ではあるまい。

 

にも関わらず、学生達は眼前の第一人者に敬意を払わず、OB訪問の先輩に媚び諂ったりする。

本末転倒にも程がある。

 

貴方が知らないだけで、教授は優秀な学生を積極的に業界に送り込んでいる。

業界に潜り込む為に必要な知識を身に着けさせる為に

「この本くらいは読んでおきましょ~ね~。」

と学生に最短ルートも示している。

(これは推薦ではなくは「読め」という業務命令である)

 

大半の学生は、教授が薦めた最初等本すら読まない。

それどころか…

 

1、朝イチの講義に間に合うように起床出来ない。

2、講義中にスマホでエロサイトを見ている。

3、ペラ紙1枚のレポートが提出出来ない。

4、エネルギーの大半をクラブ活動と居酒屋バイトで使い果たしている。

5、あまつさえ実名SNSで大学や教授を嘲笑する発言をしている。

 

こんな学生を業界に送り込める訳がないではないか。

必要は無いと思うが、念の為1~5に何故問題があるのかを解説する。

 

 

1、殆どの場合大学の1時限目は午前9時だが、実社会の始業時間はもっと早いことが多い。

9時に出勤する能力の無い人間を組織に推薦することは出来ない。

 

2、この手の学生は社会人になっても職場で同じことをしている。

 

3、この時点で、貴方の評価は『レベル1のクエストがこなせない愚物』に落ち着く。

 

4、「スポーツ・酒」と云うのは一般的にブルーカラーの嗜好である。

この手の学生は可愛がられる事はあっても、知的クラスタの仲間には永遠に入れて貰えない。

 

5、この手の人間は推薦して貰った就職先の悪口を平気で言う。

 

 

4には特に注意して欲しい。

貴方の周囲の大人は 「この人材はどの階層に配置すべきか?」 と云う冷徹な目で貴方達を観察し続けている。

将校に向いてるのか?  

荷運び人夫しか任せられないのか? 

或いは群れに存在するだけで有害なのか? 

大人は淡々と貴方の持ち点を適切に削っている。

 

大学は将校を養成する為の機関なので、雑兵のミームしか持たない者には何も与えない。

そして自分に雑兵以上の資質があることをアピール可能な相手こそが、貴方の眼前に居る教授なのである。

 

媚びる必要は無い。

証明せよ。

 

 

結論

 

1、自分の大学教授・講師の履歴は全て把握すること。

2、ホワイトカラー階級になりたいのなら、その行動様式に合致した学生生活を送る事。

3、遅刻・不提出は厳禁。 その不実は巡り巡って就活先に伝わっている。

4、推薦図書は全て読むこと。 何故なら大学教授は総じて『読書階級』であるからである。

5、口は慎むこと。 自分を客だと錯覚するのは勝手だが、学校側から見れば卒業した客は赤の他人である。

 

 

これら当然の前提を踏まえた者だけに、門の位置は示される。

 


 



 

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10件のコメント

  1. 多那

    1-5出来たら超優秀やなぁ。いや聖人君子?

  2. teihen

    完璧にこなせなかったとしても、講師名を事前に検索する位のことは誰にでも出来る筈なんです。

    私が驚いたのは、就活相談を申し出る方の多くが教授や講師に関して何も知らないことです。
    その癖、「私にコネさえあれば…」と嘆いておられる。

    後、記事では割愛したのですが…
    4回生・卒業生で卒論のテーマを説明出来ない方が多すぎる気がします。
    真面目に学業に取り組んでいたら、自身の執筆した論文(しかも多くの学生にとって人生初の試みである筈です)の内容を説明出来ない筈がないです。
    己の師や専攻分野についてすら無知な人間が、就業先で何を覚えるというのでしょうか?

    1-5までは基本ですので、可能な箇所から実践して行くことを推奨致します。

  3. 関東寒冷

    派遣業界の親玉のくせに大学教授を名乗ってレントシーキングしている人もいますもんね。

    本当に自分で勉強できる人の中には、思考能力の高い人もいるから、教授のコネで大企業入っても辞めるか独立しそうな気がします。
    思考能力が高いと、自分の人生の意義を考えて以下のように考えていそうです。
    「苦労して勉強しているのに他人に一生使われるのは嫌だ!」
    「何で俺が大企業の役職に付いて何千何百人の飯を食わせる責務を背負わなきゃいけねえんだ!」
    「定額働かせ放題?残業代ゼロだぁ?ふざけんな!ばかやろう!」
    そもそも、こういう人はホリエモンみたいにわざわざ教授のコネ使わないでも成功すると思いますが。

    ①-⑤はできて当然で、更に組織の盲目的な忠誠心も厳しくチェックされていそうです。
    大学教授は、お医者さんのように優秀かつ人生の意義を考えないで盲目的に組織のために働いてくれる人を選別してるんでしょうね。

  4. teihen

    関東寒冷様

    独立に最も有利な要素は、フォーマルな組織への加入経験です。
    ホリエモンや坂本龍馬が圧倒的な才覚を持ちながらも潰されてしまったのは、本人の過失や不運以上に勤め人経験の乏しさです。
    才では遥かに劣る三木谷氏や後藤象二郎は組織論理の中で生き続けて来たからこそ、独立後バッシングされながらも潰されずに生き残ってます。

    独立と所属は対極の行動ですが、生き方として相反するものではないことだけは念頭に置いておいて下さい。

  5. ANTZ

    『独立と所属は対極の行動だが、生き方として相反するものではない』

    心に響きました。銭けっと、楽しみにしております。

  6. teihen

    ANTZ様

    これからはますます自営と雇用が混在する世の中になるでしょう。
    多くの勤労者の方が混乱されると思います。

    「銭けっと」を、時代を打開する為の方策の一つとしたいです。

  7. Tada

    着眼が面白いです。
    確かに、自身は商学部出身でしたが、著名な教授になると、ビジネススクールの教員も兼ねており、企業経営者や実務家を結構ゼミに引っ張ってきてくれてました。
    就活に直接結びつくかどうかはさておき、経営者目線でのマインドセットに触れられた経験は貴重だと思います(割とビジネススクールに顔を出す経営者は理論家肌が多い気がします)。
    たかだか勤務2-3年のOBの話を聞くのに、教授の話は聞かない人は多いですね。むろん教員にもよりますが…

  8. teihen

    Tada様

    御意見ありがとうございます。
    仰る通り、企業の面接官や大学の先輩って社会的なパワーは殆ど無いんですよね。
    逆に『大学教授』の秘めたる影響力たるや。

    もっと学生様の立ち回りが効率的になる事を望みます。

  9. hh

    教授と会社トップとのコネで入社試験前から内々内定を取っていたので、今回の話はよく分かります。
    まともに試験を受けていたらブラック以外まず落ちていたであろう私の幸運は、毎年教授の方からコネの活用を申し出ている点でした。
    でも周りで就活に苦しんでる人にコネの話をしてもいまいち反応が悪いのが悲しいところですね。

  10. teihen

    hh様へ

    試験は「群れの中の上位を選抜する為」に行われているので、大規模産業が減少の一途を辿る現代では
    ハックとしての有効性が年々薄れております。
    その事実をもっと周知したいのですが…

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