インターネットの大きな特徴の一つに匿名性が挙げられる。
匿名なので、発信者は自身の属性を隠して社会にコンタクトを取る事が可能である。
・年齢を伏せる事が可能である。
・住所を知られずに済む。
・容姿(美醜いずれにせよ)に伴う様々な不利益から護られる。
これらの利点が大きいので、ネット言論は発達した。
だが、最も大きな部分は性別を秘匿出来る事であろう。
男の底辺(これすらもフェイクの可能性があるが)にとっては完全に理解する事は困難であるが、
女性にとっては、特に女性を売り物にしたくない女性にとっては極めてありがたい事であるらしい。
例えば、真面目に商売をしたい女性がサイトに自身の画像を貼った場合。
顧客以外の余分な男が寄ってくる。
男の顧客ですら、余分な要素を持って近寄って来る。
故に、女性には自分が女性と悟られぬネットライフを心掛ける方が多い。
(実はその手の相談も受ける。)
底辺にはネットゲームを通じて親密になった女性が居るのだが、やはり彼女も最初は高校生男子(実際は小学生だったのだが)を称していた。
最初はゲームに女性として登録していたのだが、色々と不快な目に遭ったらしい。
まあ、色々あるのだろう。
ネットが普及する以前から、出会い雑誌や文通募集誌は存在していたが、
そこで悪質なネカマ戦法を繰り広げていたと云う初老の男。
(多分、弊著執筆時点で50代後半位であると思う)
本人の談によれば、若い日は純愛に憧れていたらしいが、人生経験を積むうちにその下らなさに気付き、
男女の出会いを狩場にしようと思い立ったらしい。
(弊著 金持ちになる為の裏マニュアルからの引用 )
要は、ネット社会には多くの女性が性別を隠して参加しており、その巧者の偽装に関しては見破る事が極めて困難であると云う事である。
それがSNSであれ、掲示板であれ、メールの往還であれ、相手の性別を厳密に特定するのは不可能事である。
故に底辺は、極力相手が女性である事も想定してネット生活を送る事を心掛けている。
(これでも心掛けているつもりなのだ。 そしてこれ以上の配慮をする能力は持ち合わせてはいない。)
(ちなみに、女性を名乗る者は全て底辺を陥れる事を画策するネカマだと思っているし、男を称する者は女だと決めつける事にしている。)
だから、女性が生理的に嫌がりそうな話はしない。
女性読者が嫌がりそうなので深くは語らないが、~の話や~の話題は流石に控える。
仕事が出来るのに、~の話や~の話題ばかりする人間が居る。
残念ながら、そう云う傾向の人間には他の誰かを紹介出来ない。
今から引き合わせようとする人間が女性である可能性もあるし、男だと判明していても結局は彼にも妻や娘が居るかも知れないからである。
惜しい事だと思う。
もしも君がこの文章を読んだなら、今日からでも襟を正す事を勧める。
歩幅の大きい人間こそ、無暗に悪路に足を踏み入れるべきではない。
聡明な君ならがこの文章から自分自身の課題を見出してくれる事を信じている。
ネットとはそう云う空間であり。
この在り方は今後暫くのスタンダードになるだろう。
難しい話ではない。
パブリックスペース(3人集まるアレである)ではシモネタは控えよう、と云う話である。
手を打って話を合わせている男(と貴方は認識している人物)が本当は女性でモニターの向こうで眉を顰めているかも知れない。
今回のエントリーでは、ただこの視点の存在を語りたかった。
一番匿名を悪用している底辺があれこれ高説を垂れるのもおかしな話だが(少なくとも匿名社会の恩恵は蒙っている)、
匿名社会の陥穽には留意しよう。
底辺は鈍感な男なのでよく判らないが、女性と知らずに交誼を続けている相手もいる事だろう。
もしもレディに対しての非礼があったなら、この場を借りて詫びて置く。
全ての女性とネカマに安逸あらん事を。
[subscribe2]
そして匿名性を投げ捨てたバカッター達。ああ、やんぬるかな!
2014年1月15日 11:44 PM | 1000$ |
掲示板で殺害予告する輩も、ツイッター等で悪戯を『報告』する輩も……
web上の空間を自意識の延長上としてか認識していない。
自分とそれ以外の境界が曖昧なのは幼稚性の表れなのに気づいていない。
それを助長させているのは他ならぬ上記2点を始めとしたwebのツールだが……
人はツールに振り回されてはいけない。
それには金も知識も技術も当てはまる。
2014年1月16日 2:09 AM | 義龍 |
意外にも女性だった漫画家たち
→http://matome.naver.jp/odai/2127442514883895001?guid=on
かずはじめ、荒川弘、中村光あたりは漫画を読めば女性だとわかるだろう、と思いました(笑)
中村光は男性キャラの書き方がどこか可愛らしいし。
荒川弘の「鋼の錬金術師」には、母子関係とか出産を扱った重いテーマがしばしばでてきますが、連載中に作者が出産してたんですねー。
(そもそも、主人公兄弟は病死した大好きなお母さんを禁忌の方法で蘇らせようとしたことが物語のはじまりにあるし、
兄弟の錬金術の師匠は過去に「産めなかった子供」がいて、それを二人と同じ方法で蘇らせようとしたことから体が傷つき、二度と子供が産めなくなったことに対して旦那にも申し訳ないと感じている)
あれは女性にしか描けない。
文体というよりその人の「感性」をみるとわりと性別がわかるようには思います。
でも、メールの文章だけだとたしかにわからないかもしれないですね。
2014年1月16日 1:23 PM | 匿名 |
mixiのプロフィール欄でもしばしば性別を変えてるひとがいますね。
でもページをみるとネカマはなんとなくわかる。
本当の女性は、パンダをかわいくキラキラデコレーションした写真をのせてたりする。
(女性はそのままではかわいいかビミョーなものをかわいくデコレーションしようとする傾向がある。)
あきらかに男性受けしそうな女性の写真をのせていたり、「婚活中」を売りにしているのはネカマか釣りだと思う。
自分は、男性で登録してたら、女性を名乗る者からまさしく「男女の出会い」を狩場にしようとしているメールがきて、それはそれで不愉快でした。
女性でプロフィール登録してても出会いを求める男性からメッセージがきて嫌でした。
プロフィール欄に「女性かつ既婚」と記載したら、それ以降知らない人からのメッセージがこなくなり快適です。
知人女性のFacebookを除いたら恋愛対象欄に女性となっていて、
あれは異性に余分な要素をもたせないための予防線なのか、
ガチなのかが気になっています。
まあ彼女がどちらでもいいんですが、見た目も性格もボーイッシュなアラフォー独身女性なんで、たとえガチでも納得してしまいます。
中小企業勤務(社長の右腕的存在)で会社名をプロフィール欄にはっきり記入していて、
Facebookのお友達にも仕事関係のつながりが多いようなんですが。
2014年1月16日 5:19 PM | 匿名 |
4ですが、
Facebookに恋愛対象女性と載せている彼女は、
もしかして、男の社長との仲を仕事関係者に噂されないための予防線なんだろうか?とかも考えました。
ただ単にビジネスパートナーとしての連帯感が強いだけでも、変な噂をたてる人がいないとも限らないですから。
その社長はバツイチで子供は元奥さんが引きとってるけど、それが世間に知れると自分のビジネスにマイナスになると考え、
(彼のビジネスの性質上、未成年とその親を相手にすることがあったりで、「自分も父親です」アピールが都合がいい)
ネットをつかって離婚を巧妙に世間に隠してるという。
実際にたまに遠方に住む元奥さんと子供に会いにいっていて、「父親として子供がかわいい、心配である」という気持ちに嘘はないようです。
だけど、その会いにいった話を「単身赴任の男が愛しい妻と子供に会いにいった」的に錯覚させるようブログに巧妙に表現してるんですよね。
よく読むと「妻」や「元妻」ではなく、子供視点で「ママ」と表現してるから嘘はついていないし、ビジネス自体に直接影響するようなことでもないから、決して悪質な詐欺でもないんですが。
インターネットでの印象操作って怖いですね。
2014年1月16日 7:45 PM | 匿名 |
かずはじめって女性漫画家だったのかマインドアサシンとか書いてた人ですよね?
読んでたころは厨房だったのでそんなこと分からずはじめというペンネームから男だと思っていました。
2014年1月17日 10:30 PM | 匿名 |
自分はマインドアサシンのころは工房かな?
まず、虎弥太のキャラは男性には書けないと思いました(笑)
母性本能が凝縮されてるというか。
心理描写の描き方とか、あの作品全体的に女性の感性なんですよね。
男の悪人キャラの卑しさ?みたいなのも、男性の作家が書くほうがリアルに感じる。
かずはじめが悪人書くと、表面の攻撃性だけ表現するか、掘り下げるときは「どんなに傷ついてきて歪んでしまったか」になるのが女性の描き方だなあ、と。
でも自分もたまに、ネカマでなく女性に近い感性をした男性のカキコミとか見て、女性だと勘違いしていることはあります。
2014年1月18日 5:47 PM | 3 |