凡人が成功者になる方法



最近はリクエストのままに人間関係に関するエントリーばかり作成していた。

正直に言えば、コミュニケーション関連はあまり好きなジャンルではないので書くのが少し苦痛ではあった。

今回は底辺の大好きなピンで這い上がる話をしたい。

どれだけ効率が悪かろうが、ソロプレイこそが最高のライフハックなのだ。

タイトルは「凡人が成功者になる方法」である。

成功とは酷く漠然とした表現だが、底辺に寄せられる相談自体が漠然とした物が多いので、これで良しとする。

特別な才能も忍耐も資産もない人間が、最短ルートで成功する方法を語る。

 

 

 

第一段階 (参戦)

 

結論から言うと、「雑誌企画や懸賞等に積極的に送り続ける事」が成功者への最短ルートである。

それも運に依存した、「応募者様の中から抽選で~」と云うコンセプトの募集ではなく、レポートや作品を送付して賞金を競い合う形式の企画に応募するのである。

狙うべきは贈与品でなく、第三者の評価による報奨と云う事である。

最初は何でも良い。

俳句を嗜むのなら俳句大会に応募しても良いし、写真の素養があるのならカメラコンテストでも良い。

懸賞論文でも企画公募でも何でも良い。

 

「報酬を獲得する為に、決められた納期の中で自身の力量を他者と競い、第三者に優劣を評価して貰う」

 

このプロセスは社会内競争の縮図そのものである。

そして、これを反復して行う事で、アウトプット能力を養うのである。

もしも今貴方が行き詰っているのならば、騙されたと思って応募し続ける事を推奨する。

スポンサーが報酬を用意すると云う事は、そのアウトプットには何らかの価値があり、市場が存在するのである。

一番解り易いのは「漫画投稿」であろう。

漫画はカネになるから、多くの企業が莫大な賞金を準備して作品を募るのである。

別に俳人や漫画家になる事を勧めているのではない。

市場の好評価を勝ち取る為のアウトプット作業を行う癖(日常思考のレヴェルで)を付けて損はない、と云う趣旨の話である。

 

 

第二段階 (挑戦)

 

第一段階の応募に応える作業に熟達してくれば、自然と『ニーズを汲み取り、提供する能力』が養われる。

応募が行われているいないに関わらず、世間の需要と自分の供給能力の釣り合う箇所を見つける事が出来る様になるのだ。

この段階に到達すれば、気の利いた者は自分から積極的に世間に対してオファーを掛ける事を始める。

誰かの作ったフォーマットではないので、相場はある程度自分から提案出来る。

もしも既存の応募で賞を取った経験があるのなら、セールスポイントとしてそれは使える。

 

 

第三段階 (布告)

 

第二段階と同時に行っても構わないのだが、話を整理する為に分けて解説する。

自分からターゲットに売り込む事が出来る段階に達すれば、自分自身の看板を掲げる事を勧める。

 

「私は~の専門家です。 ~大会に優勝しており、多くのお客様と契約を結ばせて頂いております。 御用命の方は気兼ねなくお声掛け下さい。」

 

この様に看板を掲げる。

売り込み行為と何が違うのだろうか?

決定的な違いは、自分の想定していなかったターゲットからのオファーを見込める事である。

 

漫画の例えばかりになってしまって恐縮であるが、漫画家が自分のサイトを持たずに投稿や売り込みを繰り返している場合、自分から接触を掛けた相手にしか自身を認知して貰えない恐れがある。

ちゃんとニーズある相手にオファーを掛けれていればまだ救いはあるのだが、状況誤認に基づいて業界の需要を読み違えたオファーを掛けている場合、行動の全てが徒労になってしまっている可能性さえある。

だが、自身の看板を掲げている場合、少なくとも声を掛けて来てくるのは、供給内容を欲している者だけである

調査不足で売り込めていなかった相手の目に留まれば幸運であるし、想定外の業界から想定外の依頼を受けた時の喜びは表現に尽くせない。

 

 

 

終わりに

 

人間は社会動物である。

故に人間の成功とは、自分自身が社会から求められる事を挙げても良いのではないだろうか?

(加えて、社会においてストレスを受けにくいポジションを占めるのは、尚の成功である。)

今回のエントリーで紹介したプロセスは広く応用が効く発想法であるので、各々の現状にとって可能な活用法が無いかを模索して欲しい。

 

 

 アイキャッチ画像について

 

画像の人物は小林一三。

阪急電鉄グループの創始者にして、近衛・幣原内閣で閣僚を務めた男である。

17歳で既に新聞社に探偵小説を投稿し、連載もしていた。

劇評等も行っていた。

無論、文学で喰っていける時代でもなかったのだが(所詮は賤業である)、小林は銀行業界に入った。

不良サラリーマンとして遊蕩に耽り左遷され続けるのだが、縁あって自身の企画である阪急電鉄住宅を売り出す事になり、

派手な煽り文句の販促パンフレットを自作し、当時には概念が無かった「沿線住宅」の販売に成功する。

若い頃に表現力を鍛えていた事が、新概念の解説をしなければならない場面で小林の役に立ち続けた。

小林は第三者に自身の作品の評価を委ねる、と云う経験を既に済ませており、幸運な事にそれは成功体験であった。

その素養が小林の躍進と無縁である筈がない。

 

以上の考えからアイキャッチ画像には、タイトルに反し古今に綸を絶する傑物なれど小林一三翁の肖像を使わせて頂いた。

 


 


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7件のコメント

  1. 1000$

    「専門家になる方法」のレベルを一段階上げた新しい切り口ですね。
    この場合、よりマネタイズの色彩が問われるわけですが。

  2. teihen

    1000$様へ

    大した事は書いていないのですが、こういった手順を説明している方を見掛けなかったので記事化してみました。

  3. 凡人

    タイトルが嘘。
    小林一三みたいな天才の方法は参考にならない

  4. 貧困Y.H

    初コメントになります。
    いつも興味深く拝見させていただております。

    薄々勘付いていたのですが、時間の無さを理由に専門業務の参戦・挑戦を避けていたことに気付かされました。ありがとうございました。

    また、私事になりますが、本日は冠婚葬祭に出席する機会がありました。底辺様が以前に書かれたライフハックを実践した所、円滑にコミュニケーションがとれました。
    元来、親族関係を軽視する劣等者だったのですが、打算抜きで愛想良く、雑談を交わしつつ、積極的に動いた所、ポジティブな反応が得られました。
    スレ違いとなりますが、この場で感謝の意を述べさせて下さい。ありがとうございました。
    引き続き、親族関係を良好に保てるよう努めます。


    一視聴者として、ブログ業、執筆業、コンサル業とも、益々のご活躍を楽しみにしております。
    今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

  5. teihen

    凡人様へ


    才能を真似る事は不可能なので、原理を抽出して効率の良い手法で戦おう、と云う趣旨でした。




    貧困Y.H様へ

    御身内との関係良好化を心からお祝い致します。
    必ずや御開運に繋がるでしょう。

    「ブログ業、執筆業、コンサル業」どれも中途半端ですが、今後はもっと弾けようと思います。

  6. yaruo

    >どれだけ効率が悪かろうが、ソロプレイこそが最高のライフハックなのだ。

    これは下記の理解でよいでしょうか?
    ・自分ひとりで試行錯誤を重ねることで様々なノウハウやスキルがゲットできる。
    ・自分ひとりで商売をすれば、組織の弊害がなくなる。

  7. teihen

    yaruo様へ

    はい、御解釈の通りです。
    加えて、一人でやって行く力量を養っておかなければ、どの組織に所属しても組織のいいなりにならざるを得なくなり、便利遣いで終わってしまう可能性があります。

    私は「組織に所属するべきではない」とは考えておりません。
    むしろ、自分にとって有益な組織であれば所属するのは好ましい事だと考えております。

    ですが、その大前提として「一人でやっていけるけど得だから組織に身をおいている」状況と「一人ではやっていけないので組織に隷属してでもしがみついている状態」には天と地ほどの違いがある事を個々が自覚するべきだと思うのです。

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