兵は神速を尊ぶ、況や卑賎の挙兵をや   (余剰労働力活用方策懸賞受賞者発表) - 無限の地平はみな底辺

兵は神速を尊ぶ、況や卑賎の挙兵をや   (余剰労働力活用方策懸賞受賞者発表)

2014.6.22|懸賞

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首輪

 

リクエストへの回答とは言え、こんな稚拙な企画に多くの応募を頂けた事に感謝している。

早速良案を得たので、提案者の方と共に具現化に向けて動き始める事にした。

賞金(厳密には賞銀)も早速送る事に決めた。

決めたはいいが梱包資材等を用意していなかったので、急遽銀貨袋の作成作業に入った。

 

 

「作成作業!」と言っても底辺は図工1のボンクラなので製袋作業に非常に苦労した。

底辺は若い頃遊びで皮細工に触れた経験があり、捨てるのが面倒で10年以上放置していた皮細工セットを引っ張り出すだけで作業を開始する事が出来た。

(引っ張り出すと云ってもPCデスクのすぐ横に無造作に放置していただけなので、左手を伸ばせばいつでも作業を開始出来るのである)

若き日の底辺が皮細工を始めたのは異性受けが良かったからである。

ウンコ以下のカス男でも芸術ぶっていれば、頭の弱い阿保な女が寄ってくるのだ。

(カスと阿保から生まれた底辺が言うのだから間違いない。)

おかげで底辺はマメさをすっかり喪失した今も、皮細工に対して好印象を持ち続けている。

感謝すらしている。

 

そして、この場を借りて詫びる。

JR京橋駅前や梅田陸橋で絵や皮細工を売りながら(靴磨きもしたっけ)ヘラヘラと周囲に迷惑を掛けていたのは底辺である。

皆様・世間様に御迷惑をお掛けした事を切に詫びる。

まあ、昔話はどうでも良い。

 

 

底辺は十数年振りに皮細工作業を行った。

弊著からの引用で恐縮であるが6ターンも消費した。

(ちなみに懸賞のエントリーは4分の1ターンも使わずに書き上げた。)

 

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底辺

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~ターンと云う表現は拙著内で読者に提案している思考法から

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…しんどかった。

…もうしない。

「底辺を名乗るだけある!」 と自分で驚愕するレベルのゴミが出来上がった。

 

DSCF0293

 

何より、底辺が作りたかった形状の革袋がアマゾンで200円で売っていたのも、底辺のコスパ心を酷く傷付けた。

 

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信じて貰えないとは思うが、底辺はこんなの ↑ を作りたかったのだ。

昔、底辺が路上で売ってた缶バッジや小銭入れを買った人間は猛省して貰いたい。

貴方にもこのゴミが生まれた責任の一端がある筈なのだ。

 

 

 

 

 

受賞者発表

 

 

受賞者は板橋区のa.o様。

受賞理由は

・実現した場合に誰にでも就業可能である事

・現代社会の需要にマッチしている事

・日本企業の海外進出を大いに助ける可能性がある事

の三点。

何より、a.o様の応募が一番早かった。

以上の理由から、期限まで8か月残っているが彼に賞銀を送付する。

 

底辺の作ったゴミで梱包するのもa.o様に対してだけである。

今後、完全上位互換の応募が寄せられた所で底辺が革袋を手作りする事はない。

最優秀賞銀貨20枚・次点10枚の枠は残してある。

a.o様への賞銀は別枠から支払う。

消えたのはゴミ袋枠のみである。

 

 

 

a.o様へ

 

貴方の提言には銀貨1000枚分位の値打ちがあった。

底辺が10数年振りに革細工を行ったのも全て貴方に感銘を受けたからである。

ただ一つだけ気掛かりなのは、底辺が編んだ革袋に設計上の理由から銀貨が十枚しか入らなかった不幸についてである。

残念で残念で仕方ない。

心の底辺から猛省しているので、どうか御寛恕頂きたい。

 

貴方の発案を具現化するべく奔走する所存である。

底辺は国士の労を断じて無駄にしない。

万が一、政策化やマネタイズに至らなかったとしても、何らかの形で貴方の御提案を世に訴える事を誓約する。

 

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コメント一覧
  • 人間案山子等を書いた者ですが、まさかこんなに丁寧に
    拒否の理由を頂けるとは思いませんでした。
    軽い気持ちで安易な案を書いたことを猛省します。
    また機会があれば、今度はもう少しマシなアイデアを
    持ってきたいと思います。


    2014年6月22日 9:44 PM | 幸福賢者 |

  • 幸福論者様へ

    動機の軽重はどうあれ、私は応募して下さった事に深く感謝しておりますし、
    貴方とであれば更に発展性のある話が出来ると感じました。

    3案も下さったのは貴方だけです。
    現在の時点で貴方は最多提案者なのです。

    その1点でも、幸福論者様は賛辞に値する方です。
    今後共、宜しくお願い致します。


    2014年6月22日 9:57 PM | teihen |

  • ううむ。コルホーズと遠洋漁業と公的安楽死の制度化しか思いつかなんだ。
    前提である企画趣旨に応えられず残念!


    2014年6月23日 12:00 AM | 1000$ |

  • ※欄に銃夢の犬の首輪のコメントがついてから5日しか経ってないのに企画を回収し終わってるんだな。 神速って名乗るだけの資格はあるよ


    2014年6月23日 6:29 PM | 匿名 |

  • 今回の企画と返答に感銘を受けました。
    ぜひ協賛させて頂きたいと思いますが、良いアイデアが浮かびません。
    せめてうちのブログで紹介させて頂きたいと思うのですが、
    よろしいでしょうか?
    他にも何か協力できることがあればお申し付けください。


    2014年6月23日 10:26 PM | 幸福賢者 |

  • 1000$様へ

    コルホーズは今でもロシアの辺境で健在ですので、条件さえ合えば普通に使える制度なのです。
    一システムに普遍性があると誤認したから失敗しただけで。
    結論から言えば、「農村で農作物を作る」と云う固定観念から脱却出来れば、日本でもコルホーズは有効活用出来ます。

    契約主義に基づいたキブツ式では無い方法でのコルホーズ運営であれば、日本の都市圏間に補給拠点を設ける事が可能になる事でしょう。

    この案を具体化して頂ける方を募集しております。
    (但し、皆さんご存知の通り農作物も農夫も不要)



    6:29様へ

    ありがとうございます。
    ただ、辿り着いてこその「神速」です。
    今の私は一歩すら踏み出せていない状態です。

    学問は世界に反映させて初めて意味を持つものなのです。




    幸福賢者様へ

    御賛同に感謝致します。
    貴ブログで紹介して頂ける事、光栄に思います。
    http://valuablefx.blog.fc2.com/

    幸福賢者様に一つお願いがあるのですが、海外で今回の企画と似た様なものがあれば私に教えて欲しいのです。

    特にスペイン・南アフリカ・イタリア・イギリスの失業対策の情報があれば是非とも御教授下さい。


    2014年6月24日 10:16 AM | teihen |

  • 肝心の底辺君が人手の要らない男やのに大丈夫かこの企画?
    袋まで自分で作るとか企画の趣旨と対極の行動やん


    2014年6月24日 8:18 PM | bom |

  • a.oです。
    素敵な革袋と銀貨10枚たしかに受け取りました。
    家宝にさせていただきますw

    ネットで調べたらこの銀貨10枚結構なお値段するみたいなんですけど本当にいいんですか?
    自分の提案は概念だけで具体的な施策に欠けてましたし。


    2014年6月24日 9:36 PM | a.o |

  • 底辺氏は小前研一だとか言われてるけど、最近底辺界のアグネスになれるんじゃないかって気がしています。(良い意味でも悪い意味でも)
    気を悪くされたらごめんなさい。アグネスさんは中国のこと悪く言えず、底辺氏はそうではないという違いがあることは分かっておりますが、アグネスさんの行っているビジネスは底辺氏もトレースできるのではないかと。

    アグネスさんは恵まれない子供のためにという大義名分があり資金を集めているわけですよ。
    底辺氏も世の底辺を救うという大義名分がありそれが世の為人のためになると周知させることができれば資金を集められるのではないかと感じました。

    ただ世の為人のためになるという大義名分が難しいし、誰に資金を出してもらうのか(底辺層に出してもらうか上位層に出してもらうのか)というのも難しいですよね。


    2014年6月24日 9:48 PM | 匿名 |

  • ちょっと調べてみましたけど、あまり面白い企画はありませんでしたね。
    アフリカの給食プログラム
    http://cacia.net/new-school-lunch-programme.html
    緊急失業対策法
    http://www.houko.com/00/01/S24/089.HTM

    スキル育成や補助金を進める国は多いけれど、単純作業を探す政府や団体はまず見られません。
    罰として除草や清掃を課すのは珍しくありませんが。
    発想としては、かつてのニューディール政策が一番近いかもしれません。
    もう少し調べてみます。


    2014年6月24日 10:43 PM | 幸福賢者 |

  • bom様へ

    私に限らず現代型のビジネスに大した人手は要らないのです。
    だからこそ、余剰労働力の矛先が欲しい訳なのです。
    本来、私にとって一番苦手な分野である事は重々承知です。
    ただ、現在の日本にとっては、それが必要不可欠であるだけです。


    a.o様へ

    いえ、ゴミを送り付けてしまった事を心苦しく思っております。
    金額に関しては気にしないで下さい。
    これは責務としての出費ですので受賞者の方が気に病む事ではありません。
    どのみち、誰かが解決しなければならないのですから。



    9:48様へ

    中国式の収奪思考を良しとするのでしたらアグネス型も一つのモデルでしょう。
    ですが、私は日本をあんな社会にしない為に活動を行っております。

    「既にある誰かの富を騙し盗る」

    このモデルでは私が潤ったとしても社会が救われないのです。


    今、人類にとっての喫緊の課題とは技術の急激な進歩によって生じた余剰労働力を社会に組み込む事です。
    ですから、どれだけ矮小でも構わないのでモデルケースを作っておきたいのです。
    (幸い「技術の急激な進歩」は情報の拡散や伝達を極めて簡便な物に変えましたので)

    カネはビジョンに対して集うものです。
    卑賎草莽の底辺ですら吐き出している様に。
    ですので、今は未来の在り方を提示する事のみに注力します。


    2014年6月25日 12:31 AM | teihen |

  • 幸福賢者様へ


    「作業」と云う言葉に我々現代人が捉われ過ぎているのかも知れません。
    単に70億人分の必要物資を賄うだけなら2~3億人の生産力があれば事足りるのですから。

    要は、「公平感の確保」と「身分固定の防止」をどこまで具現化出来るかの話なんですよね。
    私自身ももう少し掘り下げて考えてみます。


    2014年6月25日 12:38 AM | teihen |

  • 失業者の流れ着く先として、警備員という職業があるような現状を考えると、
    警備員ないしガードマンの仕事の範囲がもっと拡大されたらどうだろう?
    という気がしなくもなく。

    賞金をもらうような価値のアイデアでもないからここに書いちゃいますけども。

    現状でも時期によっては交通整理の警備員が人手不足でシフトがめちゃくちゃみたいですが。

    ただ、遅刻は厳禁だし、身体障害者にも無理だし、
    誰にでも就業できるというわけにはいかないですけどね。

    身体障害者にはそれこそ、障害者手帳を取得してもらい、障害者枠で就労してもらうということで。。。軽い障害者には障害者年金も降りませんしね。

    ガードマンですが、ガードマンも人間だから危険な目にはあいたくないと思うんですけど、
    治安維持のため、集団で夜道を歩くとかどうかな。
    で、スポンサーが広告を彼らの制服に貼り付ける。
    あれ?リアル 「タイガー&バニー」!?


    2014年6月25日 1:14 PM | 匿名 |

  • 寄付なら賽賤箱があるしな。
    底辺君の周到さは異常


    2014年6月25日 3:47 PM | 匿名 |

  • あの賽賤箱、よくできてんだよなぁ


    2014年6月25日 6:11 PM | 1000$ |

  • いちゃもんをつける気はないんだけど懸賞はライフハックとは関係ないよな
    もっと実現性のある記事を増やしてほしい


    2014年6月25日 8:24 PM | うんこ乞食 |

  • 3:47様へ

    ものの10年もすればこの手法がスタンダードになっていると思います。


    1000$様へ

    「銀行振込を懇願する底辺を嘲笑うかのようにあえてpaypal入金!くそうくそう、手数料払うの俺やんけ!」
    https://easypay.jp/63TV


    8:24様へ

    いや、私が提示した「無名者でも懸賞を掛ける事が可能である」と云う事実を貴方が知る事こそが最大のライフハックなのです。

    賽銭も書籍も懸賞も漫画もブログもメルマガも内容は下らないものばかりなのです。
    ですが、「誰にでもそれを実現する事が出来る」事は証明されている訳です。

    これが実現性なのです。


    2014年6月25日 10:27 PM | teihen |

  • 1:14様へ

    いえ、価値はあります。
    このコメントを見た方がインスピレーションを持ち社会に還元される可能性も重々あるのですから。

    大切な事は、ここが社会を益する手段を提案しあい、改善策を共通認識まで高める事であると私は考えます。
    リドレーの提唱するアイデアの交配は国内でも十分に可能なのですから。


    2014年6月25日 10:34 PM | teihen |

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