何故フランチャイズへの参加やマルチ商法は儲からないのか?



今回はある意味物凄く乱暴なエントリーである。

フランチャイズ屋からもマルチ屋からも

「一緒くたにするな」

と云われそうなタイトルにしてしまった。

今回はビジネス全体を俯瞰で眺めた話なので、個々の事例には触れない。

 

 

失敗の共通点

 

底辺の元にもフランチャイズやマルチへの参加是非に関する相談は寄せられる。

それらの相談者に共通する点があり、

 

 

1、フランチャイズ・マルチへの参加費用ギリギリの貯金しか持っていない

2、そもそも他の収益形態を知らない

 

 

殆ど方がこの2点に当て嵌まる。

少し勉強すれば解る事だが、余剰資金の全てを一種類に投資してしまう事はあまりに危険であるし、

収益形態など調べれば調べる程色々存在する。

勿論、底辺はそこら辺の道理を相談者の方に解説するし、簡単な人生相談であればその場で即答している。

 

金儲けの成否は「知ってるか知らないか?」で5割が決まり、「行動するかしないか?」で残りの5割が決まる。

後の要素は全て誤差である。

この論理が全くの的外れでない証拠に、大半の成功者は勉強家であり行動家である。

どちらが欠けても幸福になれないので、学習と行動はワンセットで考えるべきなのだろう。

 

 

『それしか知らない』は『何も知らない』以下の状態である

 

少し飛躍するが共産党員についての話題に触れる。

実はマルクスは資本論の中で金儲けのコツを幾つか挙げている。

当然、賢い人間はこっそり実践している。

 

 

 

反対に、炎天下の中で共産党のチラシを配らされている末端党員は、賭けてもいいが資本論を読んでいない。

共産党やその下部組織が作った要約パンフレットを読めたか読めていないかのレベルである。

(尤も、如何なる組織であっても、ソルジャにはそういう人種が求められる)

少なくとも彼らは一生裕福になれない。

仮に共産革命が成功したとしても、彼らは革命政府のビラを配り続けさせられるだろう。

無知であると云う事は、ただそれだけで罰なのだ。

プラトンもロックもヘーゲルも安藤昌益も肝心のマルクスすらも読まない共産党員は如何なる革命構想を持っているのだろうか?

 

 

 

誰も彼らを笑えない

 

金儲けの話に戻る。

大半の起業家はビラ配りの共産党員と大した違いのない存在である。

(無論、底辺自身もである)

あまりに不勉強で5分調べれば誰にでも解るレベルの事を知らない為に、膨大な時間と莫大な費用(チャンスロスも含めて)をドブに捨てている。

日本はチャンスに恵まれた国である。

少なくとも学習機会がこれだけ豊富な国など他に存在しない。

それを知っている人間は学習機会を利用して皆成功し、そして押し黙っている。

世の中はそう出来ているし、いつの世も不幸に見えるのは愚者が騒いで賢者が黙っているからである。

 

 

たったの100冊でもビジネス書を読めばマルチやフランチャイズが「子を喰い物にする手法」である事は誰にでも解る。

つまり、まともに勉強して来なかった人間が集う場所がマルチ・フランチャイズなのである。

儲かる訳がない。

但し、これらに手を出す人はエネルギーがあるので先々化ける可能性はある。

 

 

 

では、どうすれば儲かるのか?

 

マルチ・フランチャイズの真逆を行う事である。

 

1、自分が親方になる

2、自分が利率を決める

3、余剰資金を全て注込まない

 

少なくとも、底辺はこの大原則に沿ったコンサルティングを心掛けている。

他人に束縛されない生き方は幾らでもある。

元手を掛けなくとも起業する方法も無限に存在する。

 

底辺が繰り返し訴える事は、

「貴方の目的は、マルチ入会でもフランチャイズ加盟でも法人登記でも独立開業でもなく、生活の向上であった筈ではないのか?」

と云う一点である。

成功の秘訣は、一つでも多くの手段を知り、その中から自分と最も親和性の高い手段を選択する事である。

もしも貴方にマルチ商法に対しての天才的な才能があるのならばマルチに入会しても構わない。

だが、マルチの様なワリの悪い商売に手を出す位なら、上位互換的なワリのいいビジネスを行うべきであろう。

多くの人間の話を聞き、自分の知らないジャンルの書籍を読み漁ろう。

増え続けている選択肢にいつか気付ける筈である。

 

 


 


 

 

 

本エントリーの執筆動機について

 

このエントリーを「底辺のフランチャイズをやりたい」と仰って下さった方への正式な回答とする。

(いずれ正式に記事化する、と約束していたので)

ネットコンサルティングのフランチャイズ化はシステム的にも充分可能であるし、それなりの収益も上がるだろう。

だが、底辺の傘下に入ると云う事は、結果的に底辺の言い値で働かされる事に他ならない。

(どれだけ底辺が善意でシステムを構築した所でそうなる)

同じエネルギー量を投下するなら、個々でビジネスを開始される事を強く推奨する。

それでもどうしても底辺フランチャイズに拘る方が居られれば、思考実験の一環としてお付き合いはさせて頂く。

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9件のコメント

  1. 1000$

    え、底辺FCて。底辺氏のキャラあって成り立つものだからめちゃくちゃハードル高い気が。
    ファンクラブならともかくとして。

    でもジーも悪いんですよ。(美味しんぼ風に)
    ザーの看板で商売する以上そのブランドに見合ったクオリティーを要求されるのは当然だし
    立場利用した横流し対策にロスチャージは付けて当然だし
    C契約なんて言わばサブプライム層でねーか。

  2. にこまつ

    コンビニのFCだけはヤるもんじゃないですね。

    自分で仕入先を選べない。
    自分で値段を決められない。

    この時点で商売の面白味半減です。


    しかもカラクリに気付いても違約金取られる為に辞めるに辞めれない。
    損切りすら出来ないなんて投資として最愛の選択だと思います。

  3. にこまつ

    すみません、手が滑りました。

    最愛の選択→最悪の選択
    です。

  4. 匿名

    マルクス資本論がとっつきにくいならば、青木雄二氏のエッセイや漫画を片っ端から読みあさって入って行くのもいいかもしれません。まぁ、青木氏の思想は偏りすぎてて鵜呑みにするのもよくないですが、無知だった私は大いに刺激を受けました。

  5. 匿名

    マルクスの本以外で底辺様が推奨される本はございますか?

  6. teihen

    1000$様へ

    ええ、私も他人をコピーする労力は自身のブランド化に注込むべきだと考えます。



    にこまつ様へ

    逆に株式投資するならセブンイレブンみたいな極悪フランチャイズはお勧めですよ。
    セブンイレブンがアメリカから学んだのは店舗運営システムではなく、株主至上主義だったと云うオチです。


    12:28様へ

    青木雄二も見るべき点は多いですよね。
    ただ、あの下品なノリが見ていて苦痛です。



    1:35様へ

    「現代の起業」に関してであれば自著を推奨します。
    昭和期であれば間違いなく邱永漢一択ですが。

  7. hasshi

    底辺さん、こんにちは。

    今回の記事の中で、
    「多くの人間の話を聞き、自分の知らないジャンルの書籍を読み漁ろう。」
    とあります。

    私はこちらのブログでマイナーの分野でいいから、様々な分野に手を出して、
    得られた知識をつないでいき未知の領域を創りだせと書かれていたので、
    今は自分が興味のある分野を勉強しています。

    例えば、近代ヨーロッパ史、紛争、文明論、行動心理学、群集心理学など
    なるべくマイナー分野を選んで勉強しています。

    これらは、底辺さんが定義している「マイナーな分野」に該当しますか?
    もっと深掘りして狭めたほうがいいですか?

    底辺さんが言われていた様々な分野に手を出し、つなげるという意味が
    自分の中で腑に落ちず、試行錯誤を続けています。
    今やっていることに不安になったので、質問しました。

    変な質問ですが、答えて頂けると助かります。

  8. teihen

    hasshi様へ

    そのラインナップは、マイナーな分野と言うよりもhasshi様の好きな分野なのではないでしょうか?
    「ニッチの研究」と「好きな分野の掘り下げ」は自身の中で峻別しておく事を推奨します。
    後、『どの様な形でアウトプットするか?』を念頭に学習対象を絞ると成果が出易いですよ。


    エントリーの趣旨とはずれてしまうので、これ以上の質問があればメールで受け付けます。

  9. 匿名リサーチ

    何事も「マイナー中のメジャー」はいいもんだと思います。占いというマイナーな分野では、出生時間が判明している人は、2大メジャーである四柱推命と紫微斗数がおすすめです。自分で勉強するのは基礎だけにしてあとはプロの域に達している人(キャリアは20年はあったほうがよい。10年でやっと半人前の世界である)に見てもらえばだいたい己の成功運の程度と時期がわかります(このブログに縁がある人なら底辺からでも戦えるだけの運があるはずで、そう悪く出ないと確信します。)。他の占術は逆にマイナーすぎるためにいい占い師を見つけるのが極めて困難です。
    西洋占星術もマイナー中のメジャーです。強みやスタイルを再発見するにはいいですyo。

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