ブラック業界・ブラック企業・ブラック経営者の判別方法

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才能には2種類のタイプが存在する。

他者から奪う能力と、他者と調和する能力である。

勿論、両方持っている人間も存在するが、大抵の人間は才能の有無に関わらず、年を経るとどちらかの生き方に絞って行く。

この2つの能力は明らかに別個の物であるが、結果しか見ない人にはそれが判らない

特に、「売上高」「営業利益」でしか物を見ない人間は、誰かから奪った10億円も誰かと協力して生み出した10億円を区別する事は出来ない。

それどころか、工夫や叡智でゼロから産み出した5億円よりも泥棒や強盗が手に入れた10億円を評価してしまったりさえもする。

 

数字・結果にしか評価基準を置かない人は、この物の見方に基づいて収奪者の下に付いてしまったり、泥棒を仲間に入れてしまったりする。

そして、大きな損害を蒙る。

奪う事しか能の無い人間は、最終的には仲間や部下からも収奪を行う。

口では、「給料をちゃんと払っている」 「対価はきちんと支払っている」と言いつつも、その分の労力やら尊厳やらを仲間から奪って自分の心の平衡を保とうとするので、

結局はその手の人間と組む事自体が損失となってしまう。

 

 

貧しくなり続ける共同体の構造について

 

上で述べた様な収奪の発想を住民全てが共有しているような国や自治体も存在する。

地域差別を助長するつもりはないので、敢えて名前は挙げない。

底辺はある相談者の方から、過去記事「大人になったら急に全てが上手く行かなくなった人の為にの土地柄の項に関しての質問を受けた時に、

ある街について、「知力に反比例して理屈っぽい。 持てる知力・体力・胆力の大半を隣人との抗争に費やす為、この地に未来はない。」と解説した。

その方の出身地であったが、「的確過ぎて笑ってしまった」との感想を頂いた。

無論、この様な土地に住む事自体がリスクなので、一秒でも早く縁を切る事を推奨している。

(若者が田舎を捨てるのではない、屑が満ち溢れているから愛する郷土を去らざるを得ないのだ。)

ブラック企業・ブラック業界も、基本的にはこの原理である。

 

貴方が収奪型の生き方しか出来ないのであれば、ブラック企業に入社して効率の良い奪い方を学ぶのもありだとは思うのだが、

調和的な生産を美徳とする価値観の持ち主が収奪方法を学んでも恐らくは上手く活かせないであろう。

 

 

 

ブラック業界・ブラック企業・ブラック経営者の見分け方

 

峻別の為には、表面的な数字だけ見ても無意味で、人間個々の本質を見極めなければならない。

要は「収奪型」の人間を判別する方法さえ確立しておけば、明らかな地雷を踏む確率は減少するのだから。

勿論、組んではならない収奪型を判別する方法は存在する。

 

 

1、自己アピールの際に必ず他者を貶める。

2、自分の元を去った人間・過去に関わった人間の悪口を言い続ける。

3、議論を好む上に、「ディスカッション」「賛意の強要の区別が付かない」

4、食欲や性欲を始めとする諸欲を抑制するのが下手。

5、聞かれてもいないのに、自身の付属物を必死でアピールする。

(付属物とは学歴・資産・表彰等の後天的な所有物を意味する。多くはコンプレックスを補う為にアピールされる物なので、そのアピールが激しい程人間性に難がある。)

 

 

この5点に絞ってチェックすれば間違いない。

無論、上記の要素は人間なら誰もが持っている業なのだが、ある程度の年齢になってそれを抑制出来ない者は生涯その性質を変える事はない、

と捉えてほぼ間違いないだろう。

当て嵌まる点が多ければ多い程、度合が強ければ強い程、その人物に近づくメリットは乏しい。

と云うよりも、「自分より強い人間と弱い人間への態度の落差」を観察していれば、その者の本質などはすぐに想像が付くのであるが…

※別にこの法則は底辺が編み出した訳でも何でもなく、古今東西の聖典・教訓をストレートに表現すればこうなるだけの事なのである。

勿論、こんな事で一々過剰反応をしていれば、社会生活は不可能に近い。

だが、判断材料の一つとしてはかなり有効なので留意しておいて欲しい。

特に、若く手持ちの判断材料・分析経験が乏しい時期は、外れクジを引いて大損害を蒙る可能性が高いからである。

どれだけ能力があっても、その矛先を貴方に向ける人物を助けるべきではないし、

どれだけ稼ぐ事が出来ても、分配する意思のない者に追従するのは労力の無駄である。

 

貴方も知っている通り、収奪型人間の方が成功率が高いのも事実。

統率者が収奪型である陣営の勝率が高い事も事実。

だが、貴方が収奪対象とならずに済むかは不明。 (収奪型リーダー本人にも多分解っていない。)

 

今回の記事で紹介した人物鑑定方法は、時代や環境が変わっても通用する普遍性があるので、必ず頭の片隅に留め続けて欲しい。

 


 


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6件のコメント

  1. 1000$

    「オメーのエセdiscussingにゃ、もうdisgustingだ!」
    とエミネムばりに思うことは、よくありますね。

    明石家さんまも「感動とかええねん!」と引き笑いしているように。
    DEALで売上高を獲得すれば、飯は食えます。

    冒頭のマンガであれば、見え透いた薄い感動等を、
    提供する財・サービスへの付加価値として考えることが問題かと。
    例えばリッツも業界的に激務ですし、自ら設定したハードルも高いですが
    ついぞブラックであるとの声は前者と比較して小さいと感じますね。

    直接間接問わず、従業員の尊厳と銭を奪うから、ブラックなのです。

    ただ、上述された5点のうち、4は意識的に使ってます。
    悪い癖でもあるんですが・・・

  2. 匿名

    4の食欲を抑制できない、
    についてはモロに当てはまる私ですが。

    過去に、職場で「仕事だから」
    上の言うことをハイハイ、ときいて、
    後輩にバシバシ指示を出していたら、
    はたからみていた人に
    「上と下に対して態度が違う。偉そう」
    と思われてしまったことがあります。
    けど、雑談の時は、その後輩から、「痩せなよ」と言われていました。
    その後輩は、自分がダイエットしてるから、
    私のように自分を甘やかしてる人が許せなかったんですね。
    余計なお世話だと思いましたが。

    その後輩と自分が「人間として対等」なのは分かっていたんです。

    つまり、一場面だけ見て判断されるのも怖いな、と思った次第で。

  3. 匿名

    ド田舎に暮らすうちの両親が遺産相続問題でこっぴどく負けた。
    相手方は法律を盾にした、いや法律しか盾がない道義的には考えられない狡猾で卑怯な方法で相続権を全て奪った。

    我が家はこのエントリの定義する収奪的思想・教育の家庭だったけどその後両親は以前では考えられないくらいの丸い価値観になり私含め多くの人間が実家に集まるようになった。

    収奪型の人間から逆に奪い続けるとその逆になる?
    ただ敗北や痛みを知らなかっただけ?

  4. teihen

    1000$様へ

    4に関しては舌足らずだったのですが、
    「人前で諸欲を抑制できない」
    と解釈して下さい。
    他人と話している時に、「腹減った」とか「女欲しい」とか文脈と関係なく放言する人っていますよね。
    彼らは社会よりも自分の欲を優先させる人種なのです。
    『そんな人間は危険である。』
    と云うニュアンスで4を挙げました。


    6:13様へ

    仰ることは理解出来ますし、状況に関しても想像出来ます。
    ただ、他人同士とは、部分部分でしか評価し合えない関係なので、自分の最悪の場面・部分しか認知して貰えないくらいに思っていて下さい。
    (職場が同じだと利害が直接絡むので尚更です)


    3:10様へ

    貴方の御家族は、収奪型の敵と対峙した事で収奪型の欠点を目の当たりにされた事が切欠となり、自身の微調整を始められたのではないでしょうか。
    狭いコミュニティで収奪型の振る舞いをするとデメリットも多いので。
    現に、相手は財産は取れたけどあなた方一族のヘイトまで買ってしまった訳です。
    それで考えるところがあったのかも知れません。
    コメントからその様に感じました。

  5. a

    子供の頃、暴力やら何やらで奪っていた人たちの多くはどんな大人になるのでしょうか。
    成功例ではなく、メジャーな例が知りたいです。

  6. teihen

    a様へ

    それが正の成功体験として機能すれば能動性が身に付きますし、負の能動性として機能する場合は、根拠のない万能感が対人関係を邪魔する事もあります。

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