ピケティに絶望した貴方へ。  ~ r>gの公式を破壊する方法 ~

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ピケティには触れない事に決めていた。

その著書「21世紀の資本」に関しては、世の碩学に散々語り尽されており、底辺如きの軽輩がわざわざ口を挟む必要性がないからである。

 

「r>g」についても、今更解説する必要はない。

資本収益率(r)は経済成長率(g)を概ね上回るので富は必ず資本家に集中し、その富が適切に再分配されない場合は社会が衰亡する、と云うだけのシンプルな理論である。

(如何にもフランス人らしく 『あれれー? アングロサクソン系国家だけ妙に格差増大ペースが早いぞー? なんでだろうねー?』 とも疑問を投げかけている。)

 

要は国家が定期的に資本家一族を誅殺して財産没収すれば良いだけの話なのだが、その真理が公に語られる事はない。

(どなたか淀屋辰五郎への闕所処分が社会に及ぼした影響の客観的データをお持ちではないだろうか?)

まず、ピケティ自身が主流派のエリートであり、左翼勢力と混同される事を嫌っている事がその理由である。

何より資本家だって命懸けである。

世論がそちらに転ばない様に細心の注意を払い、莫大な資本をプロパガンダに投下している。

(貴方だって1000兆円の資産を持っていたら、最低でも1兆円位は保身に投資する筈である)

 

 

税率云々はあまり関係ない。

大規模な資本蓄積が可能なまでに発達した社会は、必ず資本家用の抜け道が真っ先に整備されているからである。

故に貧富の差はギロチン以外で解消する事は不可能である。

底辺如きが得意気に語るまでもなく、誰もが知っている事実である。

それが資本家であれば尚更である。

大切な事は、天下万民がその事実を前提として、社会改善を心掛ける事である。

最高税率は100%ではなく、宗族の誅戮であるのだ。

この事実さえ周知されていれば、富と云う社会インフラは人類の存続と向上の為に正しく機能する。

それが唯一のA(アンサー)である。

rgを比較すれば>と云う不等号が導き出されるのは当たり前である。

だが、rgの間に極論の行使と云う(エースカード)を挿入するだけで、この世界はrag(襤褸切れ)に出来る。

 

忘れるな。

Aは何時だって我々の手元に存在する。

 

前フリ終わり。

静謐と平穏を願う貴方の為に本題に入る。

 

 

 

与えられた餌の価値がペイするか否か?

 

別に底辺は煽動屋ではないので、現実的な話をサクサク進める。

(富裕層の牽制がしたいなら、当面はロマノフ王朝の末路を喧伝するだけで良い。 当時のエグいプロパガンダ漫画などがあれば拡散してみても良い。 格好のアドバルーンとなるだろう。)

今回、ピケティ論を語ろうと考えたのは、著述家・コンサルタントの鈴木貴博氏のピケティ論を拝見する機会があったからである。

どうやら「起業は割に合わない」は本当らしい?9割の普通の人が富裕層になる唯一の方法

早い話、起業家の収益は大部分が銀行家への返済に消えるので、「r>g」の公式は突き崩せない、と云う趣旨の記事である。

2重の意味で正しい。

銀行家の仕事は他人にリスクを負わせた上で上前を撥ねる事であるし、鈴木氏の客層は借入金で営む規模の事業を保有する層であるからだ。

「養殖魚がどの生簀で暮らす事が得か?」

と云う問題は、大半の生簀で暮らす事を常識と考えている魚にとっては非常に重要な問題である。

 

一方、立場の違いから、底辺は『それは違う』と断言出来る。

魚余りによって生簀の餌が減らされ続ける時代に生まれた底辺は、『自分で餌を獲った方がペイ出来るのではないか?』と提唱する立場にあるからである。

無論、単価が高くて良い餌が貰えるであろう人材には生簀に留まる事を推奨しているが、大した値段の付かない下魚に対しては網の外で生きて行く準備を呼び掛けている。

あまりにも不公正なシステムであれば、離脱の方法を模索しなければならない。

『不公正に甘んじる者に対して更なる不公正が圧し掛かり続ける』と云う絶望的な法則は歴史が既に証明しているからである。

 

 

 

生簀のデメリット

 

既存のシステムの利用は餌の減った生簀の様なものなので、旨味が少ないのは当たり前である。

生簀で暮らす事が魚の共通認識になれば、生簀の持ち主は魚の機嫌を取る必要がなくなる。

それが大学進学であれリクナビであれ銀行融資であれ宗教であれ政治制度であれ全て同じである。

大多数がそれを必須と錯覚した分野のサービスは必ず落ちる。

 

結論から言えば、全ての事業に元手が必要な訳ではないし、多少の元手が必要な事業であっても無理に金貸しを噛ませる必要はない。

少なくとも個人規模で始める事業に他人は要らない。

 

例えば、『消費者金融で借金してパチンコへ行く』と云う行為を貴方は愚かだと考えるだろう。

だが、銀行の融資を受けて事業を始めるのも原理は同じ事である。

何故なら銀行融資とは、一族や郷土から信用されず金を借りる事が出来ない欠陥者が受けるものであるからである。

投資を受けない自由は誰にでもあり、それは自身の向上や周囲との信頼関係強化によって幾らでも増大する。

 

我々世代は、既に勝者が既に確定しているモノポリーや桃太郎電鉄に新規参戦させられているような状態にある。

勝つにはどうすれば良い?

今更、真面目にルールを習って、馬鹿正直に勝者の作ったルールの基でゼロサムゲームを戦えばいいのか?

勿論、違う。

生存権を勝ち取る為には、まず彼らのゲーム盤に入場してやらない事が大切なのである。

彼らがこちらに譲歩する姿勢を見せるまで、延々と我々だけのゲームボードを広げ続ける事こそが、彼らと交渉する唯一の手段であるのだ。

 

20世紀は金銭と個人主義の時代であった。

現在、不当な「r」を保有する敵は、その20世紀ルールの中で我々を競わせ上前を撥ねようとしている。

要は貧民に金銭至上主義を前提とした個人戦を強いる者が貴方の敵であるのだ。

 

では、どうやって対抗すれば良いのか?

敵の設定した土俵に上ってやらない事である。

具体的には、非金銭分野(信頼・名声・蛮勇など)での貯蓄を密かに伸ばしながら、ファミリーの絆と機能を取り戻す事である。

 

今の労力の1割だけで良い。

金銭以外の抽象物を密かに蓄積する事に労力を充てて欲しい。

貴方なら必ずそれが出来る筈である。

今の労力の1割だけで良い。

郷土の隣人や親族との交わりにエネルギーを割いて欲しい。

貴方なら、いや我々なら出来る筈である。

 

底辺は別に闘争至上主義者ではない。

ただ、貴方が現代式の手法で力を蓄える事によって、不毛な闘争が回避出来る可能性がある事だけは理解しておいて欲しい。

 

革命は手段の一つであって、目的ではない。

民権時代に生を受けた我々の使命は、周智の結集と云う形で経世済民を体現する事に他ならない。

我々になら絶対に成し遂げる事が出来る。

例えピケティの学説と世の反応に絶望したとしても、まだ世界に絶望しないで欲しい。

後の世代へ託す希望を共に灯そう。


 


 

イメージ画像使用についての御詫び (Ваши извинения об изображениях, используемых)

 

 

必要性からとは言え貴国の歴史的人物の肖像画を使用した事を御詫びする。

Для вашего извиниться, что вы использовали портрет исторических деятелей сказать вашей стране и необходимости.

 

この記事に関してあなた方への他意は全くない。

Там нет тайский ВАМ для этой статьи.

 

ニコライ2世陛下の御冥福を深く祈ると共に、大津事件の再発防止を堅く約束する。

Как молиться глубоко за души Николая II Величества, обещают плотно, чтобы не допустить повторения Оцу инцидента.

 

母なるロシアの大地に永遠の豊穣あらんことを。

Мать Россия земли к вечному Arankoto рождаемости.

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20件のコメント

  1. 匿名

    持たざる者こそ身内との関係を強めねばならないと云う底辺君の持論をピケティに絡めて来たか
    しかし、郷土の隣人や親族との交わりにエネルギーを割く事と起業との間にどうも強い関連性が見られないのだが、これは私がこのブログの過去記事を読み込んでいないせいだろうか?
    起業後の営業の日々について口をつぐんでいることと言い、どうも底辺君はとっても大事なことをワザと書かないで扇動しているのではないか

  2. 匿名

    その営業に隣人、親族を有効活用すればいいんでない。

  3. 匿名

    結局、一国の成長のためには、資本主義・共産主義の別なく、貧民達の組織化・集団化が必要で、労働生産性を向上させなければならない。労働生産性の向上とは貧民への搾取・収奪である。
    この真理は人を絶望させるに十分だと思うが、一国の成長と貧民の国家参加についての底辺氏のご見識如何。
    国恩に報いたい貧民を如何に救わん?

  4. 1000$

    ピケティ、それはキャピタルランドのスポーツ
    Eをもつ紳士服が一定時間「ピケティ、ピケティ」とつぶやきながら、コート内のGを持つ作業服からRを集める。
    そして、RがGを超えたら紳士服の勝ち。超えなかったらAを使った革命により作業服の勝ち。
    なお、コート内にはEの代わりにDを提供するBがいる。Bを捕まえることができたらRを集める時間が延びるが、必ずBに割増分を拠出しなければならない。

    あれ、こんなスポーツだっけ・・・

  5. 山中 一人

    我が国における、今日的な底辺層は皆コミュ障である事を鑑みれば、「郷土の隣人や親族との交わりにエネルギーを割け」というのは、生まれつき運動音痴の虚弱体質に向かって大リーグに入れば億万長者になれるよと言ってるが如く現実的な処方箋とは思えません。
    それが真実の解か否かを問わず。

  6. teihen

    12:10様へ

    ただでさえ持たざる者が孤立した状態で勝負に出るのは非常に危険です。
    若い方から見れば迂遠に見えるかも知れませんが、地縁血縁との交流を軽視しないで下さい。

    私事に関してですが、私の中で他者とコラボする事業形態が増えて来ており、独断で語る事が徐々に困難になってきております。
    今後は表面的な成果物位しかお見せできないかも知れません。


    3:17様へ

    それも一つの真理です。
    代替性のある業務で他人を雇用せざるを得ない、と云う事は親族から人材供給を受ける事が出来なかった事を意味しますから。


    匿名様へ

    貧民が生活を微改善する最善の手段はボイコット運動です。
    (これは本当に強力です。)
    もしも世の中を変えたいのであれば、企業や政治家をランク付けして執拗に拡散し続けて下さい。

    また、一国の成長の為にはパイを増やす事が肝要です。
    未踏分野の開拓(どんなに微小で下らなくとも良い)のみを心掛けて下さい。
    底辺層に出来るのは、冒険し続け国家の切れるカードを少しずつ増やし続ける事だけです。
    日本人が知らない分野・認知していない分野を貴方が興したならば、それは間違いなくベストの報恩行為と言えましょう。

    私はフロンティアの最前線を切り拓いて死にます。
    貴方もここで死んで下さい。


    1000$様へ

    ユニフォームTシャツ組の我々は、もっと生産的なゲームを楽しみましょう。
    もはや、この盤上ではゲームの為のゲームしか行われていない気がします。

  7. teihen

    山中一人様へ

    優しくする事から始めて下さい。
    思い遣る事から始めて下さい。
    出来ないなりに懇切丁寧を心掛ける所から始めて下さい。

    私はそれが出来ない人間が淘汰されるのは社会の為だと思っておりますが、
    願わくばそんな理由で何人たりとも脱落して欲しくないとも考えております。

  8. 3

    確かにここで死ぬしかないですね。
    微力ですが、死力を尽くしましょう。次世代に期待して。

  9. teihen

    3様へ

    個々が悲壮感を持たずに済む方法も模索しておきます。

  10. 匿名

    >後の世代へ託す希望を共に灯そう。

    私は恵まれていました。
    自分が散々人に受けた施しを全て考えないようにしていた。
    これからは私に施してくれた人への恩は念仏にして、まだ見ぬ誰かにいや、一生見ることのない誰かでもいいからこの思いを繋げたいと思う。

  11. teihen

    12:14様へ

    恩とは双方向的なものですので、どうか必要以上に背負い過ぎない様にして下さいね。
    貴方が気付いていないだけで、貴方に助けられている方は多いかも知れません。

  12. 匿名

    人脈とは起業に限らず、色んな意味で財産である
    人脈を築く最初の取っ掛かりは、共通の話題である
    共通の話題を提供しやすいのは、親族、或いは自分の住む地域の住人である

    という所でしょうか
    大久保利通が島津久光に取り入る為に、久光の趣味である囲碁を必死に
    学んだことを思い出しました

  13. teihen

    12:45様へ

    「取り入る」と云うイメージで人脈形成を試みるのは極めて危険です。
    自分の「認識圏を広げる」と云うイメージを持って下さい。

  14. 1000$

    取り入る、は割と危ないです。

    他人様の経験談ですが
    某地方業界に出入りしていた学生が、特定派閥の会合で顔繋ぎするのでは飽き足らず、反対派閥のボスと出会うことを画策。
    企みは上手くいき、一緒に写真を撮ることに成功したものの
    これが自分の所属派閥にばれ出禁処分。反対派閥のボスも1学生なんぞに気を向けるわけもなく
    結局学生はその地域以外の業界団体に移動するに至った…
    なんてことに。

    一番怖いのは、取り入るつもりが取り込まれていたパターンですね。
    いいように使われてポイです。

  15. teihen

    1000$様

    貴重な実例ありがとうございます。
    私も「取り入る」に関して貴方と同意見です。

  16. 匿名

    取り込まれて、良いように使われてポイ、は本当に多い。某大阪市長なんかは取り込めそうにない職員はハナからポイ、取り込んだ職員は後からポイで有名だしな。
    良いように使われるのは、本質的に一学生風情が、その取り入る相手のニーズを満たせないことが原因なんだろうけど。

  17. teihen

    匿名様へ

    確かに取り込むのが上手な人は、相手に「取り入った」と思わせるのが得意な人が多いですしね。

    >良いように使われるのは、本質的に一学生風情が、その取り入る相手のニーズを満たせないことが原因なんだろうけど。

    この一文が真理なのではないかと思いました。

  18. にこまつ

    資本主義をモノポリーに例えるのって分かりやすいですね。
    終盤は一週してサラリー貰うより、資産家も、貧乏人も刑務所の中に籠ってた方が良い。

    ニートが増えるのは歴史的必然ですな。

  19. 匿名

    >郷土の隣人や親族との交わりにエネルギーを割いて欲しい。

    難しいです。
    田舎特有のムラ社会の圧力は強力です。
    気がつくと取り込まれ、圧殺されます。

    マイルドヤンキー云々と取り沙汰されてますが、
    近代的自我に目覚めてしまった人間の変化は不可逆だと思います。
    今なお心地よく眠っていられる人はそれでよいのですが、
    目覚めてしまったら、寂しくても個として生きていく他なく、
    連帯があるにしても、それは主体を持った個人同士の関係です。

    ムラ社会と個というのは相反する宿命で、
    非常に無駄な消耗を強いられ、不毛です。

    社会の底辺層にすら自我が芽生えたことが
    幸福なのか不幸なのか分かりませんが、
    時計の針は戻せないです。

    私は非力です。
    が、ムラ社会で生きていければそれでいいかというと、そうではないです。

    辛くても仕方ない。
    匹夫として、究極的にはすべて自己責任として
    生きていかざるを得ません。

    今の私には、後の世代へ託す希望などという
    立派なものに貢献する力はありません。

    でも、志をもった底辺さんの成功を祈ります。

  20. teihen

    にこまつ様

    盤外にゲームボードを作っておくので、完成したら遊びに来て下さいね。


    1:10様へ

    もしも、「こうあって欲しい・こんな在り方であれば好ましかった」と云う想いがおありでしたら、必ずどこかに書き残しておいて下さい。
    全ての改革は、それが起点となっているのですから。

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