キャリアと人脈とコネと専門性と起業する才覚もない人間が辞職やリストラを機に転職する方法 - 無限の地平はみな底辺

キャリアと人脈とコネと専門性と起業する才覚もない人間が辞職やリストラを機に転職する方法

2013.9.21|ライフハック 人生

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30代後半辺りで、就職氷河期のためにフリーターや派遣などで20代から30代前半を無為に過ごした人間が、底辺様のブログの読者にも多いと思うのです。

こういう人、キャリアもない、人脈やコネもない、専門性もなく、その上起業する才覚もない、

底辺の人間が、辞職やリストラを機に転職活動する場合のアドバイスなどがあれば
いつか記事としてまとめていただけますと、幸いです。


以前一緒に仕事をさせて頂いた方から、以上ののリクエストがあった。
何故この質問が底辺に振られたのかは理解に苦しむのだが、
需要のありそうな問題なので、底辺なりに回答させて頂こうと思う。
今回は、質問の趣旨上「起業」の話はしない。
不本意ながらも「就業」の話をする。

就職(正社員雇用)は優越者の特権

大前提として、現在の経済システムにおいて正社員として雇用されるのは「雇用する価値のある人間」である。
言葉がキツくなるので詳しくは言及しない。
昔と違って外注やネットインフラが充実しているので、新たな正規雇用の需要は本当に少ない。
貴方もその現状はよく御存知であると思う。
もしも正規雇用を「生存の手段」ではなく、「入手すべきステータス」か何かと錯誤しているのなら、
まず貴方はその事実誤認を正すべきである。
今、正規雇用されている多くの者にも数十年の生活を保障する程の価値を持つ者は居ないし、
彼らもそれを薄々自覚しているだけに、自分以外の経費を会社に負担させまいとするだろう。
現在、正規雇用はカタログスペック+コミュ力の上位者のみが潜り抜けられる関門になりつつあるし、
「リストラされたキャリアと人脈とコネと専門性と起業する才覚もない人間」に正規雇用待遇を与える馬鹿がこの世に存在するとも思えない。
貴方に雇用されるだけの価値はない。
どうしても「正社員」の肩書きが欲しいなら
「リフォーム会社」で営業と云う名の犯罪を犯すか、

「介護業界」で国策の雇用対策の恩恵に預かるか、

「飲食業界」で似非体育会系文化に同化するか、

を狙うべきである。
「僕はいい大学を出たんだから、もっとマトモな職業に就く権利がある!」
と主張される方も多い。
(特に本人よりも親御さんでそう強弁される方が多い。)
だが、貴方程度が卒業出来る大学が「いい大学」である筈もない。
貴方の為に敢えて名指しする。
法政大学や駒沢大学や同志社大学や関西大学の様なBクラスの大学の卒業証書が、人生の安全保証書になり得る訳がない。
そもそも「私塾」の賞味期限は創設者が教壇に立っている間のみである。
後、愛知の方にお伝えしておくが、南山大学は田舎のローカル機関に過ぎず、普通の日本人はその存在を知らない。
あんかけスパや小倉トーストと同様に、貴方達の中だけで通用する価値形態である。
卑下する必要はないが、頭の片隅に留めておいて欲しい。
恥をかくのは貴方の息子さんなんですよ。

底辺業界に就職する方法

リフォーム・介護・飲食・金貸し、そういった皆が嫌がる業種に就業する場合は、
「我慢」と云う言葉を使わないように。
(無論、他の業種でもそうなのだが)
賤業に携わる人間は常に負い目を負っていて、求職者風情である貴方にまで傷付けられたくないだけなのである。
面接時で彼らが一番傷付くのが、
「他でやっていけないから、こんな業界でも我慢して働いてやります」
と云う態度である。
彼らは普段十分に傷付いているので、せめて一分の憐憫を持って接してやるべきである。
彼らは誰かに肯定して欲しくてたまらないのだ。
面接に来た貴方にまで眉を顰められたら、彼らの精神は平衡を保てないであろう。
面接は双方向的な物である。
求職者が相手に斟酌しない無神経さを見せれば、就業先も冷たい仕打ちで返すであろう。

貴方が就職出来ない理由

貴方は劣等者である。
群れの中で相対的に劣っている。
総合的に劣っているにも関わらず、誰にでも思いつく競争率の激しい世界で戦いを挑むから負ける。
戦い方に何の工夫もなく、自分自身についての研究・分析も甘い。
それが許されるのは上位10%以内の優越者だけである。
彼らにはオーソドックススタイルが許される。
優越者は面接本を数冊読んでマニュアル回答していれば周囲が勝手に評価してくれる。
反対に、劣等者が自分を優越者か何かと勘違いして汎用マニュアルのみで自身を賄おうとすれば、
社会はその傲岸に罰を与える。
(このブログの題名が「底辺」で、ドメインに「kanchigai」と入れた意味を各々が汲み取って欲しい)
貴方の就活は極言すれば粗悪品のセールス行為なので、
何の工夫もなく「買って下さい」では誰からも見向きされないだろう。
少なくとも社交辞令ではなく
「面接の機会を与えて下さってありがとうございます」
と心から感謝するべきである。
松茸は新聞紙に包んでも高値で売れる。
これが優越者である。
貴方は腐りかけのエノキである。
松茸と同じ売り方で売れると本気で思っているのなら、
まずはその事実誤認を改めるべきである。
就職出来ない人間に不足しているには、
キャリアでも人脈でもコネでも専門性でも起業意欲でもなく、
自己分析である。
ここからキツい文章になる。

底辺の就活相談

実は底辺は個別に就活相談を多く受けている。
理由は簡単で、「楽な仕事」「楽なバイト」で検索した時にこのブログがそこそこ上位に表示されていたからだ。
他にも就活関連ワードで色々上位表示されている。
・オタ業界で働きたい
・金儲けの方法を教えてくれ
・一緒に晩飯でも食わない?
と並んで
・就職出来ないから助けて!
と云うメールは多い。
底辺は愚昧な人間だが、流石に数十通ものメールを読んでいれば、
就職出来ない人間の共通項も見えて来るし、対策も練る事が出来る様になった。
披露しておく。
「貴方の専攻は何ですか?」
就活生には最初にこれを聞く事にしている。
重要な事なので転職組も読んで欲しい。
無個性組の武器は出身大学名しかない。
だが、大学名は金でロンダリング可能である。
従って、相手を知る為には専攻分野の習熟度を聞き出さなければならない。
残念な事に、殆どの方が自分の専攻を上手く答えられない。
底辺の質問は決まっている。
「貴方の専攻は何ですか?」
「それはどの様な学問ですか?」
「その学問の創始者はどのような方ですか?」
「貴方の師はどの様な研究をされておられる方ですか?」
「現在の第一人者はどなたですか?」
「その学問はどの様な形で公益に貢献しますか?」
「貴方の書いた卒業論文について教えて下さい」
以上である。
こんな質問には回答出来て当たり前なのだ、自分自身の専攻なのだから。
その分野の学問を修了した事を資格として就職試験に挑むのだから。
だが残念な事に、まともな回答を得られた事はただの一度すらない。
まともに答えないばかりか、その学問の無意味性を得意気に説く者すら存在した。
一番悲しい事は、最後の質問を投げ掛けるに値する者にまだ出逢えていない事である。
この件については語りたい事が山程あるのだが、高尚な話をしても誰も聞いてくれないと思うので、学問云々に関してはこれ以上コメントしない。
故に即物的な話をする。
底辺が投げ掛けている質問は、貴方が就職に成功した後に、
貴方が会社に代わって顧客や取引先に対して説明する義務のある事柄ばかりである。
「御社の主業務を教えて下さい」
「それはどの様な事業なのでしょうか?」
「そのようなビジネスがあるとは存じませんでした。 古くからある御商売なのですか?」
「御社の得意分野を教えて下さい」
「失礼ですが、この分野の最大手はどこになるのでしょうか?」
「御社と提携する事は我々にとってどのようなメリットがありますか?」
「差支えなければ、貴方が手掛けた他の案件を是非お聞かせ願えませんか?
言葉が入れ替わっただけだが、就業すればこの様な質問が日常的に投げ掛けられる。
面接官は貴方が会社に替わって顧客や取引先のこの様な質問に応対出来るか否かを見極めようとしている。
もしも、上記の質問に貴方がいい加減な回答をすれば企業に深刻な実害を与え兼ねないからである。
自分の専攻すら説明出来ない人間は自社の事業内容を説明出来ない。
専攻分野の歴史を知らない者は、社史も把握しないから古馴染みに粗相をする。
専攻のトップすら知らない者は、自業界の最大手すら学ぼうとしないだろう。
非営利分野の有益性すら説けない者が、営利団体の商品・サービスの有益性をどうやって説くのか?
学問の話をしている時に卒論の話題を振って貰えない者が、会社に入って仕事の話をしたら・・・
と云う話である。
もしも、この様な初歩的な忠告を誰からも受けた事が無いとすれば、
就活云々以前の話だと思うので、周囲との人間関係を真剣に見つめ直して欲しい。
慶応を出て福沢翁の著書すら読んでいない。
日大を出て山田伯の祖国への貢献を知らない。
この様な冒涜者が企業に入れば、必ずやその就業先を喰い潰し腐らせるであろう。
大学を卒業して就職すると云う事は、
コミュニティからコミュニティへ移籍する事を意味する。
そこで受け入れ先がチェックするのが、以前のコミュニティへの参画度と忠誠度である。
この2点の欠如した人間は新コミュニティでも必ず怠慢し、必ず叛逆する。
見られているのはその姿勢であるのだ。
「一生懸命勉強していい大学に入りました! 大学では勉強してないですw」
「就活だけ頑張りました! 入社後は仕事してないですけどw」
と同義である。

転職者へ

要領は上記の新卒者と同じである。
当て嵌まる点があれば積極的に改めて欲しい。
何より、「自分が何者なのか?」と己に問い続けて欲しい。
相手が知りたい事がまさにそれなのだから。
そして厳しい事を言わせて貰うが、
「転職」とは能力を持つ者がその買い手を探して渡り歩く事である。
後藤又兵衛や可児才蔵を連想して貰いたい。
それ以外の者は全てが食い詰め乞食である。
少なくとも世間はそう見る。
(牢人の仕官は現代のライフハックとも合致する点が多いので機会があれば記事化する)
貴方の仕事は、自分が食い詰めた流人ではない事を証明する事である。
「何らかの能力があって、それを売り込みに来た」
と云うストーリーを用意出来ないなら、単純労働的な世界で牙を研ぐ方が賢いかも知れない。
多くの営利団体は提案を喜ぶ。
金儲けのタネだからである。
だが慈悲を乞う者は歓迎しない。
損失の基であるからだ。
「何でもします! 頑張ります!」
と叫んでも相手は冷淡であろう。
人間を支配するにもコストが掛かり、貴方には支配するだけの価値があるかが問われるからである。
餌代を稼げない奴隷なら無料でも要らないだろう・・・

貴方の知らない貴方の武器

底辺は「経営コンサルタント」を自称しているので、少ないながらも事業家の知己が存在し、
事業内容についても、それなりに深い話を聞かせて頂く機会が多い。
経営者面接時の採用ポイントは、足切り能力点を除けば全てがそのキャラクター性である。
・一緒に居てムカつかない
・給料払ってムカつかない
・客先に出してムカつかれない
勿論、社長連中はあれこれ取り繕った表現をするのだが、
本質的には求められているのは上記の3点だけである。
(業務に必要な最低限ハードルを越えた上での話であるが)
面接時にすら「ムカつく」人間は、実際雇ってみると更にムカつくので雇わないそうだ。
不採用理由等は全部後付である。
感覚的に気に食わないから拒絶されるのである。
社長連中に対しては口に出さないが、
底辺はその「ムカつく」の理由も知っている。
少しでも自分を馬鹿にしそうな使用人は雇用されないのだ。
経営者は臆病者の集まりなので、そういった気配に敏感である。
コンプレックスの克服の為に「社長」をやってる可哀想な人を多く見て来た底辺が言うのだから間違いない。
事務所の調度品の安っぽさや、
事業内容の低俗性や、
経営者の頭髪や田舎訛りを少しでも馬鹿にする気持ちが生じた場合、
その思考は確実に読まれている。
「そんな事バレる筈ないじゃないか」
と笑う方が居られたら、その楽観性は他のどこかに活かす事を推奨する。
経営者面接では些細な理由で採用が決まる。
・酒の飲める若者がそいつしか来なかった。
・身なりが清潔だった。
・声が大きくてハキハキしていた。
・こちらの説明時に「メモを取らせて頂いて宜しいでしょうか」と発言した。
・体が丈夫そうだった。
・笑顔が良かった
こういう直感的な採用ポイントを挙げる経営者は多い。
「声がデカいから採用」とか云う話ではない。
経営者・上長に好かれ易い要素が幾つか存在し、
経営者の印象の中にはそう云う加点箇所が象徴的に残っているだけなのであろう。
当の奴隷に自覚がなくても、購入者から見た美点は色々ある。
頑固
愚鈍
小心
以上の3つは一般的に人間の短所とされがちだが、
そういった人間を意図して雇用する業界や経営者も存在する。
(多分、武田信玄の影響であろう)
奴隷としての使い勝手が良い資質だからである。
転職先がどうしても決まらない方は、奴隷市場の管理人になった気分で奴隷としての自分の欠点と美点を確認してみる事をお奨めする。
自分の余分な部分が多く見えてくるだろう。
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コメント一覧
  • お疲れさまです、底辺軍曹
    否定する人は嫌われ、肯定する人は好かれると


    2013年9月21日 11:38 PM | 名無し |

  • 底辺様
    最近拝読しています。
    今回もなかなか人が言えない(教えてくれない)箇所を指摘されていますね。
    就活生や転職予定の人だけでなく中高生や企業&起業人にも参考になるかと。
    要は「自分の売りは何なのか」を意識しているかどうかが肝要かと。
    面接は自分という案件のプレゼンの場と考えるのがスタートですよね。
    自分は大学中退・フリーターから派遣をへて2回正社員として就業しています。
    その際上記を常に意識していました。
    起業できるかどうかはまだ未定ですが、その際にはこのブログ参考にさせて頂きます。
    またブログ更新楽しみにお待ちしています。


    2013年9月22日 12:25 AM | 義龍 |

  • 拝読させていただきました。
    今回はさらに厳しい至言でしたね。

    大学については当方も勉強しなかったことを本当に後悔しています。
    特に大学院は行くべきではなかったとさえ思います。
    (研究者にならないのなら行かない方がいい。)

    おかげで就職してから社会人の初歩的なマナー・ルールも知らず、
    恥をかき、嘲笑され、疎外されながら覚えていきました。
    (しっかりとそのしっぺ返しは来ました。)
    高卒ならば18歳のうちに経験し、はやく大人になれるのでしょう。
    自分の無能・無価値、社会に対する無知を相当後悔しました。

    若い時に知っていれば、とも思いましたが、
    就職前にこの文章を若い時に触れる機会があっても
    当時の自分はおそらく気に留めなかったと思います。

    10年以上たった今でもなんとかその会社をクビにならずに働いています。
    大変ではありますが、自分が無能であることに腹をくくったら
    周りの人達が助けれくれるようになりましたし、
    自分自身も少しだけ精神的に強くなった気がします。
    ここに至るまで本当に遠回りであったと思います。
    もちろん、ほんの一端、そう思うようになっただけで
    何もわからない人間なのですが。

    大学(学校)は勉強するために行ってほしい
    と切に願っています。


    2013年9月22日 12:30 AM | 匿名 |

  • 劣等者の自分は
    三十路を迎えて2年後に、精神障害者福祉手帳3級をとりました。

    今は、年度更新の契約社員で働いています。
    年収は300万いかないけど、周囲にある程度「劣等者」としての配慮が求められる環境は悪くないです。

    大企業には、全従業員の2.0パーセント以上、障害者を雇うという目標が課せられています。
    (これを、「法定雇用率」という)
    なので、障害者手帳を持つことで、法定雇用率を満たしたい企業に採用されるのが
    有利になることがあるんですね。


    とはいっても、障害者雇用はほとんどが契約社員であり非正規ですけど、
    ふつうの雇用に比べて、高齢になっても雇われやすいという傾向はあるときいています。

    もっとも、これは自分が関東の人間だからとれた選択肢であり、
    地方では、身体障害者はともかく「精神障害者」にたいする雇用は絶望的ともきいてはいます。
    (だからこそ、就活のために上京してきた「精神障害者福祉手帳もち」のひともいる)
    ちなみに精神病ではないですよ。
    生まれつき、すごく不器用な性質であること(発達障害という)を医師に証明してもらったのです。

    で、自分が「障害者」になったことを、家族は知っていますが親戚はしりません。
    ご近所のみなさんももちろん知りません。
    自分は、都合のいいときだけ障害者してます。
    (障害者手帳があると、所得税と住民税に障害者控除がついたり)


    2013年9月22日 1:54 AM | 匿名 |

  • まともに答えないばかりか、その学問の無意味性を得意気に説く者すら存在した。

    自分のことです。すみませんでした。専攻についての質問は大学時代所属していたコミュニティへの参画度と忠誠度を諮っていたんですね。専門家になるわけではないのだから卒業できればいいやは仕事は頑張らないけど入社して給料もらえればいいやと同義ですね。
    どう考えてもそういう人物を採用するメリットが雇用する側にないですね。
    反省して大学時代にやってた勉強をもう一度復習してみようと思います。
    売りになる能力は未だに一度企業に所属して実務の中で身につけないことにはと思ってますので就職活動と並行してやりたいと思ってます。


    2013年9月22日 10:49 AM | 匿名 |

  • 底辺君なかなか手厳しい。

    「貴方の専攻は何ですか?」
    「それはどの様な学問ですか?」
    「その学問の創始者はどのような方ですか?」
    「貴方の師はどの様な研究をされておられる方ですか?」
    「現在の第一人者はどなたですか?」
    「その学問はどの様な形で公益に貢献しますか?」
    「貴方の書いた卒業論文について教えて下さい」

    適正でない質問がありますが(例えば量子力学は一人の力で作り上げられた学問ではないので、幾らか学者は上げられるけど創始者云々は答えられない)
    基本的に質問に答えられないのは大学でろくなことしてない、もしくはさせてもらってないからだと思いますよ。
    だけど100%本人の責任かって言うとそうは言い切れない。世の中のほとんどの研究は50円のガムテープ渡して「おい!これ50万で売って来い!売れるまで帰ってくるな!」みたいな事やってるわけですから。僕が見た限り9割方そんな感じ。
    つまり何らかの新規性や価値(意義)を主張する必要があるわけで、それさえ出来れば内容はくだらなくても良いという風潮すらあります。と言うよりは新規性にとらわれすぎて大して興味ないけどやってるって人多いんじゃないかな?

    さてこれを転職者に当て嵌めてみると。。。
    あなたは50円のガムテープを50万で売る仕事をしてました。当然売り上げが全く上がっていません。
    50円のガムテープを50万で売ることが出来る優越者はそれだけで絶大な価値があるので就職に困らないからです。
    そんなあなたに面接官はこのような質問をします。

    「あなたはどのような仕事をしていましたか?」
    「そのお仕事はどの様に社会に貢献してますか?」
    「そのガムテープに50万の価値があるのですか?」

    あなた「」


    2013年9月22日 8:22 PM | 匿名 |

  • >10:49 AMさん
    大学と言う機関がどういうところか考えればあなたは正しいと思う。
    つまり、大学は教育機関としては糞以下だから、大学に教育を期待してはいけない。そもそも座学なら一人でできるので大学に通う必要は無い。大学のメリットは実験装置があること。論文が読めること。学位がもらえること。まぁこのくらいかな。
    あなたは学位がもらえれば良いというメリットを選択したわけで、あとは最小限の労力でそれを達成したのだからそれでいいのでは?
    そもそも、底辺君もサラリーマンが職場から略奪する方法を記事にしたり、マクドナルドの社長はサラリーマンの鏡だとか言ってる訳だから、このサイト的には「仕事は頑張らないけど入社して給料もらえればいいや」はスタンスとして正しいのではないかな?

    あと気になったのですが、反省して大学時代にやってた勉強をもう一度復習してみようというのは底辺君に乗せられすぎじゃないですか?
    なぜならあなたは「その学問の無意味性を得意気に説いた」わけですよね?
    自分が無意味だと判断した学問をなぜもう一度復習するのか考えて欲しいですね。
    その学問の意味に気が付いたから? 復習するとそれを企業が見ていて採ってくれるとでも?それこそニートが資格を取ったら・・・と同じじゃないですか。
    殆どの企業はあなたの研究に興味もないし深く聞いてくることはないでしょう。それともあなたの専攻は企業に行って使える物なのでしょうか?

    底辺君が記事で言ってるのは、就職するためには自分を偽装しなさいって事なんじゃないかな?しめじは松茸に敵わない、高く売るにはパッケージを豪華にするしかない。でもここに来る人はまじめすぎてそんな器用なことが出来ない人なんだと思う。


    2013年9月22日 8:51 PM | 匿名 |

  • >8:51 PMさん
    あなたの仰る通りで今さら自分が大学時代の研究ごっこを振りかえったところで企業は自分の研究に興味もないし深く聞いてくることはないと思います。
    ただ最小の労力でというコスパを意識しすぎた結果本当に中身がなくすぐにぼろが出てしまうことも痛感しています。今回の底辺様の記事に書いてある通り最小の労力でという
    コスパにこだわってうまくいく人はすでにもう優越者として生きている言いかえればそれなりにいい企業の正社員として生きていてこのようなサイトは見ていないと思います。
    無い知恵を振り絞りながら本当に何もなくぼーっと求人誌を眺めていても何も変わらない未来なのは確信できているので底辺様の知恵をお借りしたくて相談したらそういう解答で目新しかったので一度それをしてみようと思いました。それをしたからと言って特に失うものもないですから。もちろんニートをしてそうしているわけにはいきませんから非正規であれど仕事をしながらという形になります。


    2013年9月22日 9:37 PM | 匿名 |

  • >9:37 PMさん
    貴方が無意味なことでもやってみようと思えるほど、大変な状況だというのは分かりました。
    でもそれはいい結果をもたらすとは思えないので書かせてもらいます。

    >ただ最小の労力でというコスパを意識しすぎた結果本当に中身がなくすぐにぼろが出てしまうことも痛感しています。

    これは僕の予想ですが、コスパを意識しすぎた結果あなたの返答に中身が無いのではなく、研究自体に中身が無かったのではないですか?
    研究自体が糞つまらなかった。興味がもてなかった。研究の意義も感じられなかった。だから、貴方は研究の無意味性を説いたのではないですか?
    でも、つまらなかったら興味がもてないのも当たり前で、知識が深まらないのも当たり前。
    それを貴方が気に病む必要はありません。悪いのは貴方ではなく研究テーマなのだから。むしろこんな下らない研究をさせた大学には損害賠償請求をしても良い位ですよ。

    だから、僕の予想が正しいなら大学時代の復習したところで底辺君の質問に答えられるようにならないと思う。学習してる内容に重要な部分が欠けているのだから。でもそれは貴方の能力の問題ではありません。
    この状況を上手く切り抜けられる人は、50円のガムテープに50万の価値があると言える人間です。
    貴方の性格上それをするのは無理なのでしょう。(ここに来てる人間の大半はそうかも)


    研究の価値は何で決まるか?それは競合研究者の数でも論文の引用数でもありません。
    他人に「あなたの研究は価値がない。ゴミくずだ」と言われたとして、自分の心の中で何を思うか。そのときの答えがその研究の価値です。

    これは研究以外にも通じることで、研究でもそれ以外のことでも中身があると言うのはどういうことなのかよく考えてみて欲しい。
    それはあなた自身の主体性、もしくはその行為に対するあなたの自己評価そのものです。それが欠けている限りあなたは価値を生み出すことが出来ません。
    あなた自身が主体的に動かない限り、中身のある結果を得ることはできないんです。

    貴方が悩んでいる中身がないというのは、おそらく貴方がやってきた行為(この場合は大学時代の学問)に貴方自身の主体性や自己評価が含まれていないからではないだろうか?
    もっと正確に言えば貴方は卒業するために貴方の研究に対してこれがどのような意義があるのかそれなりの評価はしてきたはずだ。その上で「その学問の無意味性を説いた」と言うことはこの時点で貴方がどう評価したかはっきりしてる。

    もう一度繰り返すが、中身がないのは研究テーマであって、あなたではないので気にする必要はない。ただ、無意味と思いながらもやり続けた過去の自分は反省して欲しい。
    あなたに今必要なのは自分が価値があるものだと思えること見つけることだと思う。他人の評価を全く気にせず自己評価のみで考えて欲しい。そして目的を持ってそれを達成するのに必要な要素は何か考えること。これは自分でレールを敷く能力に他ならない。(もし何も目的が思いつかないのなら底辺君の言うように本能に従って自分の欲求からやりたいことを見つけるのがいいと思う)
    これは必ずしも就職の役に立たないかもしれないが、生きていく上で精神的にはかなり楽になる。


    それなのに貴方は無意味だと判断した学問に時間を費やそうとしている。そんなものはさっさと切り捨てるべきです。
    踏み越えて前に進むべきです。こんな下らないことにこれ以上時間を費やすべきではない。とね。そして自分が価値があるものだと思えるものに時間を使ってください。
    僕が言いたいのは過去の呪縛にとらわれて、貴方ほどの人間が無意味なことに貴重な時間を使わないで欲しいって事なんです。


    2013年9月23日 7:00 PM | 匿名 |

  • >これは僕の予想ですが、コスパを意識しすぎた結果あなたの返答に中身が無いのではなく、研究自体に中身が無かったのではないですか?
    研究自体が糞つまらなかった。興味がもてなかった。研究の意義も感じられなかった。だから、貴方は研究の無意味性を説いたのではないですか

    研究自体に中身があるかはちょっとかじった程度なので判断しかねます。ただ大学に所属していた当時は就職を意識していたのでその研究をしたからといって職業人生には何もつながらない、学科選びを間違えたと思っていたことは事実です。

    >研究の価値は何で決まるか?それは競合研究者の数でも論文の引用数でもありません。
    他人に「あなたの研究は価値がない。ゴミくずだ」と言われたとして、自分の心の中で何を思うか。そのときの答えがその研究の価値です。

    自分の場合は研究ごっこに人生の何かをかけたかと言えば何もかけてないのでそういうことを考えもしませんでした。修士や博士まで修められた方はいろいろ思いれだったりあるのかもしれませんが、、。

    >この状況を上手く切り抜けられる人は、50円のガムテープに50万の価値があると言える人間です。
    貴方の性格上それをするのは無理なのでしょう。(ここに来てる人間の大半はそうかも)

    仰る通りこれはできないですね。これができる精神の持ち主は低スペックだとしても最短ルートでその人にとって最大限の幸せな人生になるのでしょうが自分がこういうことしようとしてもきっとどこかでぶれて中途半端に終わりもっと這い上がれないドツボにはまってしまうと思います。

    >あなたに今必要なのは自分が価値があるものだと思えること見つけることだと思う。他人の評価を全く気にせず自己評価のみで考えて欲しい。そして目的を持ってそれを達成するのに必要な要素は何か考えること。これは自分でレールを敷く能力に他ならない。(もし何も目的が思いつかないのなら底辺君の言うように本能に従って自分の欲求からやりたいことを見つけるのがいいと思う)
    これは必ずしも就職の役に立たないかもしれないが、生きていく上で精神的にはかなり楽になる。

    そういう風にしてる40くらいの人に非正規の仕事で会ったことありますが、確かに本人は幸せそうでした。ただし本人が気づいているかは分からなかったですが本当に失うものが多すぎると思います。特に人とのつながりという面では世間と隔絶しているので本当に失っていると思います。まだ自分には無価値な人間という自覚があるにもかかわらず自己満足できればそれでよしというような踏ん切りはつきそうにないです。せめて底辺様のコンサルティングでさじを投げられてからになりそうです。それぐらい底辺様のコンサルティングで自分がその通り行動しさえすれば状況が改善されると思いたいです。そうでも思わないとやってられません。結果ダメだったとしてもいろいろ自分で試行錯誤できただけ宗教にはまるよりかは全然マシだと思っています。


    2013年9月23日 8:48 PM | 9:37 PM |

  • 戦国武将エントリに期待


    2013年9月23日 9:10 PM | 匿名 |

  • >9:37 PMさん

    正直かじった程度で、無意味だと言える神経が理解できないです。
    でも学部の勉強に興味が無かった。そしてさっさと就職してしまおうと思ったわけでしょ?
    就職してしまうんだからどうせやっても。。。と言った感じかな?

    職業人生には何もつながらないのに、学部の勉強をするってことは学部時代のこと聞かれたときの対策以外の何物でもないんですね。それはある意味では正しいのかもしれません。

    書き込みを見て9:37 PMさんの欲求が見えてきましたよ。
    あなたは素直で正直な人間だ。ただ世俗的な面があって周りの目を気にする。あなたが欲しいのはたぶんステータスだ。ステータスを手に入れるには客観的に他人より優れていることを示すか、面接の場ではバカな面接官に判断を委ねなきゃいけない。全てを他人の判断に委ねている状況があなたが苦境に陥っている原因だと思う。
    だから、自分のコントロール化におけることを小さいことでも良いから始めるのが良いと思いますよ。
    このサイトでもスモールビジネスを始める記事で書かれていますよね。必ず自分ひとりでやれと。それは全てを掌握しろコントロールできる要素を増やせってこと。これはジェームズダイソンの自伝でも書かれていることなんだ。


    それと自己評価に関して少し誤解があるように思います。自己評価というのは他人からの評価より上位の評価です。自己満足とは違います。
    基本的に自己評価が出来ていると他人からの評価は気にならなくなります。
    他人からの評価を気にするなと言うのはそれがあなたの能力を縛るからです。これは行動だけでなく思考すら縛ります。
    何らかの選択を迫られたとき、他人に気に入られるように選択していると、それを利用されたり間違った選択をすることになります。

    でも、あなたは底辺君の言うとおりしさえすれば。。。と他人に判断を委ねているように見える。他人の評価を気にするなと言うのはそれがあなたを苦境に陥れている原因のひとつだからなんだ。そんなものは気にしなければすぐ解決することでしょ?
    ただそれでは人生の目的を失ってしまうので、それをあなたの内面から掘り出して欲しい。自分自身の欲求と向き合って何がしたいのか考えて欲しい。そしてその目的を達成するために歩み始めたときあなた自身も知らない才能が開花するかもしれない。絶対とはいえない。でも可能性はある。才能を開花させると言うのはそういうことなんだ。
    少なくとも僕はその方法で自分の才能に気が付いたし、底辺君のように貴方に才能が無いとか無価値だとか言う気は無いよ。


    2013年9月24日 12:24 AM | 匿名 |

  • なんの因果か、やたら大学生と話する機会があるので今回のトピックはストライクゾーンど真ん中でした。

    私が学生によく使うのは、
    「面接と紙一枚で自分が何者であるのか、どういった人間であるかを見極め、一緒に働きたいかが問われる」
    というニュアンスですね。そこから
    「だから自分のことを明瞭完結に相手に伝えてられるよう、整理するといい。」
    などとつなげたりしております。
    これなんかは専攻のくだりと密接に関わりがあるものと思います。

    私の出身大学も知名度でいえば南山クラスですので、学歴に依拠せぬセールスポイントを必要としました。
    これから一層混乱する社会に出る学生が、少しでも苦しまぬよう、今しばらく先輩ズラしたいと思います。


    2013年9月24日 1:15 AM | 1000$ |

  • >12:24 AM さん
    >正直かじった程度で、無意味だと言える神経が理解できないです。

    底辺様に言った無意味だということの意味はあくまでその学問分野が一般的には実益性がないお金儲けには直接的にはつながらないという意味で言ったんです。前のレスで自分は研究自体に中身があるかはちょっとかじった程度なので判断しかねます。と書きました。なので研究が無意味だとは言ったつもりはないですよ。底辺様に説いたのはあくまでそれがお金儲けにつながるか否かという意味です。自分が大学時代に学んだ学問分野や研究や研究をしている研究者を冒涜する意味で言ったわけではないです。

    >あなたが欲しいのはたぶんステータスだ。ステータスを手に入れるには客観的に他人より優れていることを示すか、面接の場ではバカな面接官に判断を委ねなきゃいけない。全てを他人の判断に委ねている状況があなたが苦境に陥っている原因だと思う。

    これは仰る通りです。このことが理由で底辺様の言っている通り最終的には自分のビジネスを持たないと今後の人生苦しいだろうということを理解して底辺様にコンサルティングを依頼したところそういう考えに至ったところは正しいがまだまだこれからといったところです。

    >基本的に自己評価が出来ていると他人からの評価は気にならなくなります。
    他人からの評価を気にするなと言うのはそれがあなたの能力を縛るからです。これは行動だけでなく思考すら縛ります。
    何らかの選択を迫られたとき、他人に気に入られるように選択していると、それを利用されたり間違った選択をすることになります

    とても参考になります。これからの人生このことは常に頭の中においておきます。

    >でも、あなたは底辺君の言うとおりしさえすれば。。。と他人に判断を委ねているように見える。

    すみません。これは前のレスで言い過ぎました。そう受け取られても仕方がありませんね。人生を歩む上で自転車の補助輪くらいになって欲しいくらいの意味合いに訂正させてください。あくまで方向性を決めるのは自分です。ただ方向性もあまりに的外れでしたらご指摘願いたいです。ということです。


    2013年9月24日 10:25 AM | 9:37 PM |

  • 底辺です。


    コメント欄が長くなってしまったので、
    返信の代わりに次回記事をアップしておきました。
    (底辺がここに返信してしまうと、長文を小さな文字で羅列してしまう事になるので。)

    「貴方の就活が上手く行かない理由」

    と云うタイトル名です。
    就活しておられる方の参考になれば幸いです。


    2013年9月24日 11:02 PM | teihen |

  • I every time emailed this weblog post page to all my associates,
    as if like to read it afterward my contacts will too.


    2014年2月15日 2:20 AM | Lucia |

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