アフィリエイターが儲けたいのであれば、まずは小作人であることを自覚すること


結論

 

アフィリエイターの収益構造は小作人と同じ。

アフェリエイトに費やすエネルギーは自前のビジネスを保有する為に注ぐべきである。

 

 

 

記事執筆の端緒

 

ここ最近「アフィリエイトで稼ぎたい」との相談が重なった。

古い流行が掘り起こされている事に当初不審を感じたが、その答えは考えるまでもなかった。

仮想通貨等のアフェリエイトで生計を立てていた層が、(ブームの終焉によって)オンラインサロンビジネスを一斉に始めたことが主な原因である。

底辺なりのアフェリエイト論を書き残そうと思ったのはその為である。

 

※札束の写真を掲載するなど、浅い金持ちアピールをしているサロン主には特に警戒して欲しい。

 彼らはまともに稼いだことがないから、税務調査に無警戒なのだ。

 収益を上げる能力を持った人間から学ぶなら兎も角、「収益を上げている」と主張する人間にカネを払うのは更なる貧窮への道であろう。

 

 

独占地主には小作料を弾む理由がない

 

アフィリエイトで収益を挙げること自体は可能である。

例えば、貴方が見ているこのブログにおいてもamazon商品が売れている。

 (この場を借りて皆様に謝辞を申し上げたい。 

 だが、私に義理を感じて不必要な買物をする事だけは止めて欲しい。)

エントリーの趣旨と相反してしまい恐縮だが、底辺のブログにはアフィリエイト収入が発生しており確定申告にも反映させている。

ただ、それのみで生計を立てれるレベルの収益ではない。

 

底辺がアフィリエイトに携わり始めた2000年代は、アフィ収入だけで儲けている知人が多く居たが彼らは当時と同じ収入を得ていない。

まだアフィに惰性でしがみ付いているか、あの頃のノウハウ・稼ぎを元手に別の商売で稼いでいるかのどちらかである。

昔は今ほど、寡占が進んでいなかったので、アマゾン等の元締め業者はアフィリエイト料をやや高額に設定し、自社のシェアを増大させる戦略をとっていた。

だがある程度シェアの独占化が進むと彼らはアフィリエイトの報酬率を下げ始めた。

(べゾスのエピソードを読んだ事はあるか? あの男はこれからも世界から搾取し続けるぞ?)

 

封建君主が乱立している時代は、耕作人を確保する為に善政を用いた引き抜き合戦がしばしば発生する。

だが彼らの覇業が成って単独の大地主となった場合、彼らには小作人に善政を敷く理由が無くなる。

ただそれだけの話である。

 

この構造を理解し尚且つ現在の寡占状況を把握した上で、アフィリエイトを推奨したり参入したりするのであれば反対はしない。

だが悪質なサロンオーナーは、楽観論を振りかざして貴方をアフィリエイトの道に勧誘しようとしている。

考えてもみて欲しい。

アフィリエイトが本当に儲かるのであれば、ライバルを増やすような馬鹿な真似はしないだろう。

彼らはアフィリエイトで食えなくなったのでサロンビジネスに着手したのである。

勿論、アフィ以外に何も知らないので「アフィリエイトで稼ぐ方法」の看板を掲げている。

 

 

参考までに

 

底辺の知人でアフィリエイトで数千万円の収入を得ている方はおられる。

但し、彼はアフィリエイターではなくプログラマー兼投資家であり、巨大IT企業で管理職を務めていた経験もある。

極めて優秀な男なので、アフィリエイト以外の事業を起ち上げていたとしても、きっと成功していただろう。

言うまでもなく、彼は大衆にアフェリエイト商売を薦めない。

みすみす商売敵を増やす程に愚かな男でもなければ、能力の無い人をレッドオーシャンに沈める程に酷い男ではないからである。

アフィリエイト(に限らないが)で稼いでいるのは、こういう人種であるし。

業界に参入するということは、この手の怪物たちと競合することを意味する。

 

 

 

アフィリエイトで儲けている人々

 

インフラ保有者が儲けているのは当然のこと、広告を出している人達も恩恵を被っている。

そう、アフィリエイトは出稿者側(売らせる側)に回れば儲かる。

何故なら、amazonやA8の様なインフラ側にとって顧客とは出稿者だからである。

顧客を逃さない為にも、必死で彼らを儲けさせようとする。

実際、地方の零細企業でもアフィリエイターを上手く活用している会社は、効率良く収益を上げている。

 

 

 

貴方が儲ける方法

 

amazon側がどう見ているかは解らないのだが、底辺もそれに近いスタンスは取っている。

このブログを拝見して頂ければ一目瞭然であるが、自身の電子書籍を自身のアフェリエイトコードで販売しているのである。

この手法であれば、ブログを更新しなくてもアフィリンクを躍起になって貼らなくとも、その売上高は全体の上位1割に入る。

 

何度も繰り返すが、他人の商品を紹介するだけと云うのは小作人のビジネスモデルに過ぎず、絶対に収益は上がらない。

自分の田畑(自身の商品)を保有して初めて小作人時代の耕作スキルを換金することが出来るのである。

儲けたいのであれば、他人の田地ではなく己の田地を耕さなくてはならない。

すなわち、「自前の商材を用意してアフィリエイト商品として登録せよ。」と言っている。

 

底辺はしばしば電子書籍の執筆を相談者に勧める。

勿論、これだけで生計を立てれるようになるとは考えていない。

だが、持たざる者がその境遇を脱出する為には、何らかの形で自前の資本を保有する必要がある。

これが電子書籍執筆を推奨する事が多い理由である。

(勿論、既に何かを積み上げている人間には別の手を勧めている)

 

商材は何でも良い。

まずは貴方でも制作・準備可能な何かを用いて、小作人以外の視点を持つことから始めて欲しい。

 

今、オンライン上で販売されている商材の種類を片っ端から調べて把握してみて欲しい。

その中には「自分でも用意できそうな商材」が必ずある筈である。

(無ければノウハウ収集の容易そうな業界に数か月潜入してみること)

その商材に巡り合う事こそが、貴方のビジネスのスタート地点である。

アフィリエイトは販売手法の一つに過ぎず、そのビジネスモデルはインフラ側と販売者側によって構成されている事実を直視して欲しい。

 

農奴作業に熟達すれば地主になれるのか?

レー船のオール奴隷が漕ぎ方のコツを掴めば船主になれるのか?

少なくとも底辺はそんな話を一度も聞いたことがない。

 

儲ける為には、儲け易い場所に位置取りしておくことが最も手っ取り早い。

なので貴方も、小さくとも構わない(寧ろ極小であるべきである)ので自分の田地を確保して欲しい。

 

 

補足

 

起業やビジネスに関する書籍を最低200冊は読むこと。

最初のうちは、「情弱相手の書籍に擬態した宣伝広告」にしか当たらない筈である。

何故なら、広告は無知な人間を騙す目的で印刷されるので、自分が無知な間は広告ばかりが目に入るからである。

読み続けていれば、そのうち書店に置いてある書籍の大半が広告であることに気づく。

(出版業界が破綻寸前なので、著者が負担を厭わない広告目的書籍ばかりが刊行されてしまう)

その頃にはアフィリエイトの効率の悪さが嫌でも理解出来るであろう。

 

並行して、個人(小資本という意味)で出稿者・出品者の立場に回っている者をリストアップして、再現性のありそうなビジネスモデルの持ち主を絞り込むこと。

安価に真似が出来るなら、勉強だと思って模倣してみること。

 

2ちゃんねるの関連ニュースは必ず熟読すること。

そこでは貴方の未熟さに対する罵詈嘲笑が飛び交っているが、それこそ世界の本音である。

以後は耳障りの良い広告に騙されない事。

 

 


 



 

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8件のコメント

  1. 幸福賢者

    グーグルもアフィリエイターです。
    ヤフーもアフィリエイターです。
    テレビCMもアフィリエイターです。

    アフィリとは単なる広告業。
    広告主にお金をもらって宣伝するだけの仕事です。
    横文字を使った凄そうなイメージが拡散されていますが、実につまらない商売の一つに過ぎません。
    おかしな幻想は持たないようにしましょう。

  2. 53∞

    結局はこちらの記事にまとめられているようなお話なのですよね。煽る人がいてそれに乗る人がいて供給過多になったら別の手法が採用されて一部の人が言い方が悪いけど騙されたり労力を費やされる。

    WEBライターとしてそういったアフィリエイトのための記事を作る内職のような事をしていますが、やはり割があまり良くないと思いました。かといって大元の発注者になる気もないです。

    こらからどうしようかなかなか悩ましいです。もう少し純粋に文章を書く事や発信する事をマネタイズに結び付けないで生きようかなとも迷いますし、創作へ向かおうかとも迷います。

  3. Keiichi

    う~む、いつもながら、キビシイ指摘、
    ありがとうございます。

  4. teihen

    幸福賢者様

    正鵠を射た御意見だと思います。
    特に、日本語で表現出来る場面で敢えて聞き慣れない外来語を使用するビジネス勧誘は危険度が高いですよね。
    もう少し、この業界は注意深くウォッチしてみますね。



    53∞様

    アフィリエイトの世界は特に、元請け下請けの需給バランスがキツいと感じております。
    悪い意味での「情報格差型ビジネスモデル」の観があるのですよ。

    >もう少し純粋に文章を書く事や発信する事をマネタイズに結び付けないで生きようかなとも迷いますし

    この情報化社会では、発信者の立場は従来の資本家のそれに相当しますので、念の為に手放さないでおいて下さい。



    Keiichi様

    お耳に障ってしまったようで申し訳ありません。
    ですが、現実は刻一刻と貧富の差を広げております。
    どうか皆で自衛して行きましょう。

  5. しげる

    私の業界でも、儲かってるうちはステルスで稼ぎ、うまみが減ってきた頃にセミナーとして稼ぐやり方をよく見ます。
    もちろんうまみが減っても既得権には変わりはないので、セミナー参加者には資材売り付けやコンサルの客として参入自体は勧めながらも、肝心な部分は伏せた噛ませ犬バージョンが伝授されます。
    関わらないのが一番ですが、 セミナー開催側を喰うつもりならともかく、従順であれば単なる養分でおわります。

  6. 山中 一人

    >起業やビジネスに関する書籍を最低200冊は読むこと。

    サラッと書いておられる、これこそが広告主側に回る、参入障壁だと感じました。
    殆どの新参アフィ志願者は、そんな努力をやれない、やりたくない、やる気も無い人達ばかりですからね。
    情報商材屋はそんな心理を熟知してるからこそ、甘い蜜で怠惰な小作人達から掠め取るんですよねぇ・・・

  7. teihen

    しげる様

    やはり、自分の奥義を見せるのは中々勇気が要ります。
    特にセミナーに出席するような向上心のある方は未来の競争相手になる可能性が高いので。

    そういう相手から奥義を引き出す為の最善手は、「愚直な作業員を装って素知らぬ顔でノウハウを盗むこと」です。
    特に猜疑型を相手にする場合は、こちらの知性をセーブして接して下さい。

  8. teihen

    山中一人様

    仰る通りだと思います。
    「経営者になる=単純作業者身分を脱して知的労働者身分になること」
    この図式を誰かが社会常識として教える必要があるのですが…

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