【緊急】 オタクは何故気持ち悪いのか?



最近、底辺にある若者からの人生相談が寄せられ、

「何故、学校でアニメの話をしてはいけないのか?

誰にも迷惑を掛けていない筈なのに!」

と云った趣旨の質問を受けた。

文章から苦悩の深刻度を窺い知ったので、回答の一環としてこのエントリーを作成する。

 

起業・社会生活にも関連の強い話であるので、タイトルを見て

「自分には関係がない」

と感じた方にこそ目を通しておいて欲しい。

 

 

 

 

この底辺には資格がある

 

底辺は、この底辺は。

そもそも触手ラノベの作者である上に、漫画本も売っているし、BL動画を作っていた時期もある。

(池田恒興×織田信長の戯曲を書いてみたのだが途中で断念した。 タイトルは『受信長』である。 やはり興味のない話は書けなかった。)

若い頃に神戸の高架下で中古BL同人誌の屋台を出していた経験もあれば、

交際した女性が『坂田銀時』だった事すらある。

悪質なコナンパロが原因でpixivから警告削除処分も受けた。

 コナンパロ置き場

まあ、オタクを名乗っても苦情は来ない身分であろう。

 

だから、底辺の発言であれば若い人にとってダメージ少なく、

「オタクは何故キモいのか?」

と云う趣旨のエントリーを読んでくれると考えている。

 

オタクは何故気持ち悪いのだろうか?

オタクは何故気持ち悪がられるのだろうか?

その起点であるアニメ・漫画の解説を通して、この問いを掘り下げて行く。

 

 

 

 

アニメ・漫画は広義の性用品

 

アニメや漫画は性的なものである。

「性的描写が含まれている」と云う意味ではない。

存在そのものが性的であるのだ。

 

「黒バスは正統派のスポーツ漫画!」

とか

「ワンピースは電通公認のオサレコンテンツ!」

とか

「NANAは純愛!」

とか、各々に言い分がある事は底辺が一番知っている。

反駁する気持ちも解る。

 

 

だが所詮は、漫画はエロ本の一形態に過ぎないし、それを動かしたものがアニメである。

貴方の「この漫画はエロは関係ない」と云う言い分は、

客観的に見れば「今読んでるエロ本のページには裸が載ってない」位のニュアンスである。

何故なら、世界的な倫理基準からすれば日本の漫画は極めて性的であり、

性的であるからこそ世界で売れているからである。

(暗喩技術も発達しているので、各国の規制を潜ってエロスを拡散させる事が出来る。 

イスラム圏で少なくない数の聖職者が日本アニメを危険視しているのは実に正しい。 インシャーラー)

 

 

アニメの語源であるアニマは「未熟な男女が互いに投影し合う理想の性イメージ」を意味する。

定義付けしたユングには、勿論そんな意図はなかったのだが、

結果として人類は「未熟な男女が互いに投影し合う理想の性イメージ」

アニメと云う形で具現化(と云うより商業ベースに載せた)してしまった。

今日もアニメは、アニマの本来の意味である「光」となって世界中に拡散され続けている。

その語義からして、アニメは自身のポジションを宿命付けられているのである。

 

 

狭量で偏見に満ちた主張に聞こえただろうか?

だが、社会や世界や人間はそもそも狭量で偏見に満ちたものなのである。

貴方がそうであるように、世界だって貴方の言い分に興味がない。

 

 

アニメや漫画は個人の性癖に直結した嗜好品である。

故にパブリックスペースでそれらを披露するのはエチケット違反なのである。

貴方だって他人にエロ本を無理矢理見せられたら不快感を感じる筈である。

他人にも同様の嫌がらせをしてはいけない。

※無論、学校の教室は微塵の疑念を挟む余地もないパブリックスペースである。

 

 

 

 

公私について

 

性癖は私物である。

いや、性癖に限らず欲は全て私物である。

食欲や睡眠欲も勿論私物に含まれる。

 

故に、大人は仕事中に

「腹が減った」

だの

「眠い」

だの

「恋人が欲しい」

だの愚痴らない。

同じ公空間に居る隣人に対してあまりに失礼だからである。

貴方の周囲の「大人」を見て欲しい、

 

『プライベートな空間でもない場所で、自身の欲望の不充足を他人に必死で訴える様な不調法者は一人も居ない筈である』

 

貴方も彼らを見習って、適度な社会性を身に着けて欲しい。

 

勿論、人を使役する者はされる者に対して、これらの配慮を怠ってはならない。

服従は欲望の充足と等価交換する事によってのみ獲得される事が可能だからである。

他者のプライドや安心も含めた欲望を充足する能力のない者には、リーダーとしての適性がない。

 

三人寄れば公界である。

公界での猥談が戒められて来たのは、性に纏わる話題は私事の最たるものだからである。

同様に、貴方の食欲も貴方の私物である。

貴方の睡眠欲も貴方の私物である。

故に、その欠乏が公事であるかの様に公界で騒いではならない。

(観察していると我欲を声高に叫ぶ者ほど他人に不寛容である。)

無論、私事への寛容度には個人差があり、全てのコミュニティは寛容度と寛容分野によって形成される。

それが貴方の周囲に今の面々が集まっている理由である。

 

 

 

 

オタクは何故気持ち悪いのか?

 

総括に入る。

それが思想信条でれ趣味嗜好であれ、興味の無い者にとっては「他人の私事」である。

 無論、私事にも公界内に持ち込む事の禁忌レベルがあり、排泄行為は食事行為よりも強く忌まれる。

そして性行為・それに準ずる行為には、排泄と同等がそれ以上の禁忌性が含まれている。

故に公界で性的な発言・行為を行う者は排斥・忌避される。

その場で排斥されなかったとしても、周囲の人間が貴方の持ち点を減点し続けて行き、結果として貴方の待遇は持ち点相応のものにまで引き下げられる。

醜悪な振る舞い(無自覚であったとしても)は、必ず自身を撃つ。

平将門などは食事の取り方が汚かったから親友の藤原秀郷に見放され、最終的には首級まで獲られてしまった。

食事ですらヘイトを招くのだから、シモの話なら尚更である。

 

 

オタクコンテンツには性的な物が多い。

(今更、例を挙げる必要もない。)

例え貴方の手元にある「それ」に性的描写が含まれていなかったとしても、「それ」が性的なカテゴリーに含まれ得る限り、「それ」は性的コンテンツなのである。

故に貴方のその趣味を公界で吹聴したり誇示するべきではない。

仮に貴方が物静かで慎ましく繊弱な存在であったとしても、それは貴方が周囲に振るった「その暴力」に対しての免罪符にはならない。

貴方に周囲から理由のない軽侮や妨害を受けずに済む権利があるように、周囲にも貴方が無意識に撒き散らす不快行動の被害を蒙らない権利がある。

そして「何が不快で何が不快でないか?」等は突き詰めればキリの無い話であるので、性や排泄や食事や睡眠などの我欲に直結した私事に関しては、せめて前面に出す事は自粛するべきである。

貴方だって食事中に相席者が口の中の咀嚼物を見せつけながら話しかけて来たら、気持ち悪いと感じる筈である。

故に類似の非礼を社会と云う名の相席者に働くのは戒めなければならない。

 

 

 

 メジャーな趣味の愛好者に向けて

 

別に漫画やアニメ以外でも、オタク・フリークと呼ばれる人間は存在する。

例えば、フィッシングや特定のスポーツやグルメや旅行などである。

これらの分母の大きい上に性的要素の少ない分野は、アニメやアイドル等に比べて「市民権がある」と考えられがちである。

見合いの釣書にすら記載されているのだから、「社会的に認められている分野の嗜好」と言っても差し支えないのであろう。

だからこそ、誰も否定してくれない。

誰も諫言してくれない。

誰も白眼視してくれない。

誰も貴方がTPOを弁え損ねている事を指摘してくれないのである。

それが漫画やアイドルの話題であれば、周囲の誰かが苦言してくれた事柄であっても、

貴方の愛好する分野が高校野球や京都旅行などのメジャーかつ無難な分野であった為に、

周囲は貴方の「過剰部分」について戒めてくれてないのである。

周囲はただ、ニコニコ相槌を打ちながら胸中で機械的に貴方の持ち点を減らし続けている。

こんなに酷い話はない。

だが、現実である。

貴方の趣味嗜好に対する姿勢も、リストラや取引打ち切りや破局やフォロー解除などの一因となっている。

そしてその理由が貴方に告げられる可能性は皆無に近い。

何故なら、貴方のその趣味は健全で明朗で社会性すら備えているからである。

 

大阪のど真ん中で、阪神ファンの社長が虎キチの社員を

「アイツは阪神の話題ばっかりするから相手をしてて疲れる」

と云う理由で解雇した事例すら存在する。

勿論、社長は解雇理由を虎キチには告げなかった。

告げる訳がない。

虎キチには何の落ち度もなく、ただTPOを弁え損ねている事を周囲が教えてくれなかっだけなのだから。

だが、所詮世の中などは、そんなものである。

 

 

メジャーな趣味を愛する方こそ、それが所詮は「他人には関係のない内輪の遊び」である事を頭の片隅に留めておいて欲しい。

メジャーであればあるほど、貴方が節度を外していても指摘して貰い難い事も含めてである。

問題は趣味の内容ではなく、節度を弁えているか否かなのである。

 

どうか楽しんで頂きたい。

貴方の釣果が恵まれる事や贔屓チームの活躍自体は皆が願ってくれているのだから。

 

 

 

 

 

お詫び

 

以上で筆を置く。

タイトルや論調が厳しいものになった事については申し訳なく思っている。

舌足らずは許して欲しい。 

 

 

 

 

 

カイン様へ

 

「私は君を苛めない」

これが貴方の最後の問いに対しての底辺の回答です。

 

 


 


Tagged with:     , ,

About the author /


17件のコメント

  1. 1000$

    ライトな隠れ切支丹の話。

  2. 匿名

    オタクが迫害されたのは昔の話。最近はオタクであることがファッションでありステータスであると聞きました。

  3. 匿名

    イケメン俳優がアニメ好きを公言しても「変わり者」で許されるので
    オタクは不細工コミュ障が多いから迫害されるという側面もありそうです。
    根本的にはオタクに権力が足りないのでしょうね。

  4. 名無し

    ひたすら勉強とスポーツをしてるのが健全な若者像ってことか

  5. 匿名

    論旨に違和感を感じる。

    アニメとアニマの接点にハッとさせられたが、
    前提となる現実認識の部分が強引な、結論ありきの記事と思った。

    なぜなら、私の知っている社会では、
    シモネタが全く話せない人も浮いて
    排斥されてしまうからだ。
    (そしてそれは底辺コミュニティに限らない)

    本当に必要なのは、範囲を見極め、下品すぎず
    上品すぎない、その場で通る「コード」を
    読み取る技術と思う。

    だから、アニメ=無条件に×ではなく、
    アニメの話ができないがゆえに
    排斥される場すらある。

    私は、底辺氏を徹底したリアリストと認識している。
    その底辺氏がなぜこの記事を書いたのか、首を傾げる。
    アニメはコミュニケーションツールとして、
    全く駄目ではないが、状況による「受け取られ方」の振幅が
    あまりに大きい危険なシロモノなので、
    素人は最初から手を出すな、という意図ゆえならば、理解できる。


    偉そうな長文を書いてしまい、すみませんでした。
    それにしても、底辺氏は弱者の承認欲求をくすぐるのが抜群に上手いですね。
    それに見事に煽られた弱者の一人として、つい書き込んでしまいました。

    奇異で斬新な視点を提示してくれる記事は
    面白く、毎回楽しみにしております。
    いつも本当にありがとうございます。

  6. 12:23 AM

    >問題は趣味の内容ではなく、節度を弁えているか否かなのである。

    先ほど書き込んだものですが、最終的に
    この一文にすべて集約されますね。
    大変失礼いたしました。

  7. teihen

    1000$様へ

    アニオタの解放令は来なさそうな気がするのです。



    10:17様へ

    ファッショナブルでスタイリッシュなオタクは、そうでないオタクを迫害するのです。
    昨日より穏やかな今日である事を祈ります。



    10:44様へ

    「弱い」相手にはヘイトをぶつけ易いので、そうなるのでしょう。
    ですが、この場合深刻な問題は、『メジャーな趣味の愛好者に向けて』にも書きましたが、周囲が嫌悪感を表に出さないイケメンの方なのかも知れません。



    11:49様へ

    実はこの質問(スポーツは何故優遇されるのか?)もよく寄せられるので、次回のエントリーの題材とする事を約束します。



    12:23様へ

    私の文章が冗長過ぎる事が原因なのであまり気にしないで下さい。
    ただ、より多くの方に回答を提示する為には、どうしても様々な角度から語らざるを得ません。
    気長にお付き合い頂ければ幸いです。

  8. 1000$

    まあ、解放よりは大同人物語さながら規制に次ぐ規制のほうが現実味がありますね。

    スポーツ優遇は、「わかりやすさ」ではないでしょうか?
    現代の騎士道精神、武士道精神等をこじつけたスポーツマンシップなるものの発露と、
    その競技が明確なルールによって規定されていることとか。

    この場合、ペタング等マイナー(失礼)なものとの取扱いの差異もるのでしょうが。

    もっとも、上記のクリーンさが求められる分選手の醜聞には敏感ですね。
    (選手外、すなわち連盟等業界団体は除く)

  9. 匿名

    私的な話題に終始することは他人への配慮や、自己に対する客観的な視点を持たない人間であることを宣言しているようなものですね。
    その幼児性を公衆の面前で開陳すると「なんやこいつ?」と嫌われるのもの当然ですね。
    アニヲタはさらにアニメというイメージが幼児性を増しているように思います(アニメが実際に幼稚なものかどうかは別として)。
    オタクという人種は宿命的に嫌われるようにできています。

  10. teihen

    1000$様へ

    肉体頑健な者が優遇されるのは生物として当たり前なのですが、
    次のエントリーでは社会構造の視点からこの問題を解説します。



    10:57様へ

    仰られた事の全てに同感です。
    特に「私的な話題に終始してしまう」については、
    個々が強く戒めるべき点だと改めて感じました。

  11. 匿名

    嫌われてるということは関心を持たれてるということ。
    好き嫌いは表裏一体。

    例えば「咀嚼物を見せつけながら話しかけてくる人」を見て、気持ち悪いと感じるのは、

    ①自分は我慢しているのにズルい!という嫉妬心

    ②自分ができないことをしていることへの憧れ

    などの羨む気持ちで悶々とするからである。だから自分の気持ちが悪い状態となる。

    つまりは、自分の症状を訴えているだけで、罵声してるワケではない。風邪を引いて「気分が悪い」と言ってるようなもんだ。

    故に、プライベートで「気持ちが悪い」と言われたら、「ドヤ顔」か「てへぺろ」でサーセンと言っておけば良い。

    サラリーマンは、稼がないといけないから妥協できるとこは妥協してキチガイに合わせていくべきだろう。

    と、思うことにしている(笑

  12. teihen

    4:44様へ

    周囲の自分に対する評価に関しては悲観的に認識しておいて下さい。
    例え、咀嚼物の反応が①か②であったとしても ③無作法を憎悪・軽蔑されている、と想定して自身の行動を規定して下さい。

    他人は貴方に常に不寛容です。
    故に、貴方は自身の振る舞いに楽観すべきではありません。
    その甘えは必ず貴方の背を撃ちます。

  13. 特命リサーチ

    プライベートを越えた場であるfacebookを日々眺めている人にとっては日常茶飯事なことがここにwwww
    度を越えない程度の投稿にしておくほうがよいことに、2年もかかって気づきました。
    現在は書き込む前に一考して、これはちょっと。。。ということで投稿を中止する場面のほうが多いくらいです。そのため公開の投稿頻度は月に1回ということも。それでイイノダ!

  14. teihen

    特命リサーチ様

    コメントの頻度も周囲とのバランスですからね。
    本当に難しいものです。

  15. ああああ

    記事の内容とずれるが思い出したので書いておく。
    この前6歳の姪っ子の描いた絵を見たのだが、少女マンガ風のキラッキラの目でツインテールの女の子の絵が描かれていた。姪っ子はツインテールではないので何かしらの漫画やアニメのキャラクターなんだろう。
    で、この画を見て思ったのは漫画やアニメって子供の個性や発想力を潰してるのではないかという事だ。子供の豊かな発想力は既存の記号体系に囚われないことが起因していると考えられるが、純然たる記号の集合であるこれらのコンテンツに彼らを漬け込むと、子供のそういった自由さに悪影響があるのではなかろうか。

  16. 世界の爆笑さん

    オタクはネットが全て 風呂に入らない 何か言いたいんだろうけどコミュ障なので喋れなくて気持ち悪い  何故か自分だけが世界一不幸だと勝手に思っている  喋らない

  17. 匿名

    そのとおり。
    小さい子供が描く絵には機能的美しさがある場合もある。
    黄色い画面に黒い棒を一本だけ描いたものなど、一見すると意味のないものだが、たしかに芸術的要素を備えたものも多い。だが、大きくなるにつれてアニメ、漫画的表現に落ち着いてしまう。ゆえに、これらのコンテンツはわきまえた大人以外には見せないほうがいいとさえ思ってしまう。自由な発想力が潰れる。

あなたのコメントを投稿

メールアドレスは表示されません。*(アスタリスク)は入力必須項目です。