【新連載】 女騎士の僕が「らめぇ」や「ひぎぃ」フラグを懸命に立てながら女忍者軍団の触手忍法と祖国の存亡を掛けて対決するハメになった件について ← しゃーない

無題


私は諸君らの大好物の女騎士である。

別に猥雑な想像をして貰っても構わない。

私は職務上、有害図書の押収・焼却も行うのだが、

職務で女騎士関連の書物に触れる前から、

悪姉の手引きによってこのジャンルを知悉していた。

「女騎士陥落」とか「女騎士凌辱」とか云う名の書物も精読させて頂いた事がある。

従って全く免疫が無い訳では無い。

国名は忘れたが、遥か東に存在する、頭にウンコを乗せた蛮族共が、

狂った様にこのジャンルを執筆し、世界に対してこの猥褻物を拡散させているらしい。

全く以て、気色の悪い連中である。

後に、私がこの猥雑極まりない蛮族との対決の矢面に立たされるのだが、

読者諸兄にあっては大いに同情して欲しいものである。

頭にウンコを乗せた野蛮人共を見掛けたら、私の代わりに何発か殴っておいて欲しい。

 

 

「女騎士」と言っても、

女が騎士になれる筈もないので、

「男です(キリッ!)」

と偽って士官学校(旧名・騎士養成学校、我が国では騎士資格=貴族資格なので、家門の中から誰かを士官学校に入学させないと自動的に改易される)に15歳の時に入学した。

好きでこんな馬鹿げた選択をした訳では無い。

兄の戦死と父の急死に伴う汚職発覚が重なり、

所領を没収されるか、新たに男子を騎士として供出し家名を存続させるかを選択せざるを得ない状況になったのだ。

半分ジョークで残りの半分は仲間内での武勇伝作りだったが、士官学校に入学届を出したら受理されてしまった。

(教務は空気読めよ!)

 

まあ、自業自得である。

どのみち所領は本家の血筋が治めるべきだったしな。

 

 

 

入学までは、卑猥な妄想もしていた。

「へっへっへ、ここはお嬢ちゃんの来る所じゃないぜえw それとも俺達と夜の槍試合でもしてくれるのかいw」

とか言われて、若き騎士候補生達に下衆な仕打ちを受ける事を ×期待 ○危惧していたのだが、

どうやら下衆は私の方だったらしく、同期生達や教官方はこちらが女である事に気付いてすらいない様に振る舞ってくれた。

それどころか、何の捻りも無く普通に教練のカリキュラムに放り込まれた。

愚かにも破瓜の流血ばかりを危惧していた私は、日々の猛訓練で血尿を流すに至る。

(話と約束が違う!)

 

 

そうそう、この文章は「ライトノベル」なる形式で発表されるので、

その作法に従わなくてはならないらしい。

何時だったか、悪姉が得意気に講釈を垂れてくれた。

悪姉の弁によればライトノベルの構成要件は以下の通り、

1、主人公はさえない少年

2、本人の意思とは無関係にハーレムを構築する

3、序盤でヒロインが全裸でエロイベントに突入(必須だそうだ)

4、幼童や精神薄弱者が主要顧客なので、会話文をメインに平易さを心掛ける

この4点は基本的に守らなくてはならないらしい。

「こんな下らない様式を決めたのは、どこの変質者か!」

と悪姉を問い詰めると、

案の定、頭にウンコを乗せた蛮族であった。

ま た コ イ ツ ラ か

その後、悪姉の目を盗んで調査してみると、

未開文明圏も含めた全世界で「ライトノベル」なる様式で物語を綴っているのは、

頭にウンコを乗せた蛮族しか存在しない事が判明する。

早い話が「ライトノベル様式」とは「頭ウンコ族様式」であったのだ。

悪姉よ、貴方はこの幼気な忠妹を何処に導こうとしているのですか?

文明人のそれも選良たる私が蛮族様式で文章を書くのは、ただでさえ苦難の所業であると言うのに、

前述の4つの構成要件のハードルも高過ぎる。

私は女だから「1」の条件からして合致していないではないか?

と抗議すると。

「でも、アンタってばさえないじゃなあいw 適性あるわよんw オ・エ・エ・エ・エ(悪姉の笑い方)w」

と一蹴されてしまった。

私としては内心、「2」のハーレムに期待しているのだが、今の所は旨い目を見れていない。

「3」の全裸エロ、脱げと言われれば脱ぐが、

物語時分の私は戦場の真っただ中で塹壕掘りと斥候の日々であった。

全裸の機会があるとすれば、虜囚の憂目に逢うか戦死して死因検分される位であろうか・・・

 

ただ、当時の我が国には捕虜文化が存在しなかったので虜囚Hルートはなかっただろう。

「捕えた敵は殺す、捕えられた味方は殺される。」

これがシンプルな人間の掟である。

 

 

「4」の会話、これが難しい。

地声で喋ると女丸出しなので、作り声を使っているのだが、

喋り続けていると、実は疲れる。

だから、当時の私は無口だった。

 

しかも、男社会の会話はタテマエ論ばかりで、女の身から見れば恐ろしく退屈なものであった。

(殿方から見れば女の会話程下らないものはないと思うが)

従軍経験のある方ならお解り頂けようが、

軍隊ではテンプレート以外の発言を許されていないのだ。

この酷さについては、言いたい事が山程あるので、纏めて後述させて頂く。

故に、会話らしい会話は休暇で悪姉の家に帰った時くらいしかしていなかった。

 

 

 

悪 「アンタァ本当に書いてるの?」

私 「姉上が書けと仰ったからですわ!」

悪 「ふーん。 (ペラペラ) 」

私 「ご、御感想位頂きたいものですわ。」

悪 「うーん。 ツマンネ (ポイッー)」

私 「酷いですわ! 塹壕の中で激務の合間を縫って書き記しておりましたのに!」

悪 「えー。 だって、塹壕の事しか書いてないじゃーん。」

私 「ずっと、塹壕に居りますもの。」

悪 「もっと派手な戦闘シーンとかラブロマンスとか、何より女騎士凌辱成分が足りーんww」

私 「・・・。」

悪 「よーし! じゃあ、今から女騎士凌辱シーンだあwww (サワサワサワサワ) 」

私 「////。」 

 

 

当時の私は、他の騎士同様に遺書と並行して手記をしたためており、帰省するたびに悪姉に披露していた。

この文章は、当時の手記を引っ張り出して往時を思い出しながら書き記している。

 

 

確か、この会話の後に悪姉に騎士遊戯(当然馬役は私だ)を強要されたり、悪姉の悪友に囲まれて嬲りものにされたりするのだが、

きっと読者諸兄にとって退屈な描写だと思うので、この会話の続きは割愛する。

 

 

実家は遠すぎて(何せ当家の爵位は辺境伯である)長期休暇でも取らない限り帰る事が出来なかったし、

私には昔から悪姉以外の友人が居なかったので、暇さえあれば悪姉の居館を訪問していた。

 

ちなみに悪姉の御父上のボールドウィン卿が私の後見人であったので、

若き騎士である私が妙齢のボールドウィン嬢の居館に入り浸ったとしても、そこら辺はセーフ。

 

ボールドウィン卿は父の疑獄に絡んでいたらしく、この頃は激務の合間に後始末に奔走していた。

何も知らなかった当時の私が、

「大変ですのね (ウフフ) 」

と言ったら、怒られた記憶がある。

「大変なんだよ!」

との事である。

 

 

当時の私はボールドウィン卿が自分の汚職まで父の所為にしていると信じ、

内心では亡父の仇として目星を付けていたのだが、それについては半分誤解であり、

卿は父の死には関与していなかった。

 

「では誰が仇か?」

と問われると難しい。

あえて誰かの所為にするなら時代の所為か…

なら、現在の私が世に敷かれているこの大圧政の片棒を担いでるのも仕方ないな。

うん、私に落ち度はない。

 

 

私が手記を執筆している塹壕内において、士官階級は個室っぽいブースを与えられていた。

と言っても、兵士階級と違って居住空間に衝立が置かれているかいないかの違いなのであるが。

貴族は日々遺言状を微調整しなければならないので、(何せ戦況の流動性が激しく、要人が慢性的に死んでいたので)士官ブースは常に公証人が出入りし、

筆音と紙を破く音が絶えなかった。

そんな中、私が天涯孤独の偽男子癖に、誰よりも熱心に手記を記していたので、周囲に少し怪しまれていたらしい。

(悪姉との猥談の話題作りに必要だったのだ)

 

 

当時、私の世話を焼いてくれていた同僚のエドガー・スチュワート(惜しい男を亡くした)

「やあ、ユリアン 君は誰よりも貴族としての自覚があるようだね。 敬意に値するよ。」

と声を掛けて来た事は今でもよく覚えている。

 

 

 

私 「やあ、エドガー 隣室の君に迷惑を掛けてしまったようだね。 (以下男声キリッ) 」

エ 「迷惑なんてとんでもないさ。 君を見て父への報告を怠っていた自分を恥じただけさ。」

私 「恥だなんて何を言ってるんだい。 君は先日も武勲を挙げたばかりじゃないか。」

エ 「あれは偶然だよ。 連隊の功績を僕が独占する形になってしまい、とても心苦しいのだ。」

私 「はっはっはっは。 連日獅子奮迅の大活躍をする男が自陣でここまで慎ましいとは誰も思うまい。」

エ 「ユリアン、からかわないで欲しいな。」

私 「すまない友よ。 筆音の件と重ねて詫びるよ。」

エ 「そうそう筆音で思い出したが。」 (ここから本題、上の会話はテンプレ)

私 「ああ。」

エ 「近く休戦との噂だ。」

私 「ふむ、彼我共に疲弊しているからな。」

エ 「(休戦案の)献策者の中心にボールドウィン閣下もおられるそうだ。」

私 「初耳だな。」

エ 「君も解っている事だと思うが・・・」

私 「騎士は政治に関わるな、だろ?」

エ 「前線勤務の間はね。」

私 「君にだけ誤解を解いておくと、ボールドウィン卿に手紙を書いている訳ではないよ。」

エ 「そうなのかい(小驚愕)。」

私 「僕だって何もあの御仁の丁稚小僧を勤めている訳じゃないさ。」

エ 「そうか・・・ つまらぬ噂を真に受けて君を侮辱してしまったらしい。」

私 「僕が私的にボールドウィン家に戦況報告を漏らしていると云う噂かい?」

エ 「いや、そこまで露骨に言う者は居ないが・・・」

私 「エドガー、君も知っているだろう。 君と違って愚鈍な僕は単騎斥候を命ぜられた事がない。」

エ 「そんな、愚鈍だなんてとんでもない!」

私 「故に、ロベルト・ボールドウィンのみを利する情報などは知り様が無いんだ。」

エ 「僕は君を愚鈍と思った事など、ただの一度もない。 誓いを立ててもいい!」

私 「ああ、賢愚の話をするつもりはなかった。 論点を逸らしてしまった様で申し訳ない。」

エ 「いや、こちらこそ下らない話題を提供してしまった様だ。 謝罪しなければならないのは僕だよユリアン。」

私 「ボールドウィン家の件に関しては、僕も一段の自戒を心掛けるよ。 公私を混同する気はないのだから。」

エ 「不心得な噂を吹聴する者が居れば、僕から注意しておくよ。」

私 「いや、そんな事をすれば君まで一味だと誤解され兼ねないよ。」

エ 「構うものか、僕たちは友達じゃないか! (サワヤカスマイル) 」

 

 

まあ、早い話が。

猥談用手記を執筆していたら、軍事機密漏洩の容疑を掛けられていた訳である。

当時のロベルト・ボールドウィン外務次官は騎士道的見地からは悪玉とされがちな立場なので、

友誼に篤い騎士エドガー・スチュワートとしては、

ボールドウィン家と必要以上に癒着するな。

さっさと武勲を挙げて、後見人無しでも自家の運営を出来る状態にしろ。

と忠告してくれたのであろう。

つべこべ言わずに手篭にしてくれれば何でも言いなりになるのに、

エドガーを始めとした同僚諸兄は意地でも論理と仁義で私を諭そうとした。

彼らのこの異常な精神状態は何なのだ?

と思い、以前に精神医学書を読み漁ってみた事があるのだが、

私の調査によると、これこそを世間様は「騎士道精神」と呼ぶらしく、

この重病は至高の美徳の如く考えられているらしいかった。

不肖ユリアン・バーグマンは結局、騎士道の入口にすら立つ事が出来なかった。

 

 

その後、騎士エドガーは親愛の笑顔を満面に浮かべつつも、

握手も抱擁もせずに衝立の奥へと消えた。

これこそが私が女バレを確信する根拠の一つであるが。

戦友諸兄は頑なに私が女である事を気付いてないかの様に振る舞ってくれていた。

それを誠実と取るか不実と取るかは、結局において私自身に委ねられていたのだろう。

 

 

 

当時の戦況は急速に悲観的状況に展開していた。

敵国が海外植民地の内乱鎮圧に成功したらしく、帰還兵や現地帰順兵を大量にこの戦線(我が国では東部戦線と呼称)に投入し始めたからである。

我が国は、この東部戦線以外にも2つの小戦争を遂行中であり、敵国はここぞとばかり全兵力を我が国にぶつける算段であるようだ。

休戦の話に関しては、後にボールドウィン卿に聞いた話によると前線基地にありがちな風評だったらしい。

その証拠の一つとして新型大砲が10門も軍団に配備された。

(休戦などと云う色気を上層部が持っていたとすれば、ここまでの注力は考えられない)

我が師団にも2門の新型大砲が一個砲兵小隊と共にやってきた。

これは東部戦線の方針が、膠着狙いの持久戦から敵主力の早期殲滅を意図した決戦へと切替った事を意味した。

部隊の再編制が唐突に告げられ、私は砲兵小隊の護衛要員に指名された。

護衛要員に指名された騎士達は皆不服と戸惑いを隠せない様子であったが、

(我が国は騎兵偏重傾向が強く、諸敵国に比較して砲兵の地位が不当に低かった)

当時の私は職人上がりの砲兵連中が相手であればエロイベントがあるのではないか?

と×期待○危惧していた。

 

 

 

「砲兵の父」ユリアン・バーンズは、この下衆極まりない平常心から誕生する。

 

 

【 序章 僕が隙の多い女騎士を露骨に演じているのにオマエラが騎士道過ぎて困る件について ~完~ 】

 

 



 

 

本日の前置き終了。

本題に入る。

 

ここからの文章は弊ブログの管理人の底辺が執筆する。

ユリアン・バーンズ嬢は関係なし。

 

このブログの公約の一つに、

外人に電子書籍を売りつけて外貨を稼ぐと云う公約があるのだが、(以下リンク先)

 働かずに稼ぐ手段  働かずに生きる方法

全く、その話に触れない事を幾人かに指摘されたので、

一応方向性を示しておく。

金の絡んだライフハック書籍では、法律やら文化の相違があり、実効性に疑問が生じる。

それでは、騙された外人が哀れなので、

チープにサブカルチャーを提示する事にしてみた。

タイトルを長くしたのはSEO対策である。

「SYOKUSYU(触手)」 「NINJYA(忍者)」

は良くも悪くも世界語になっているからだ。

ちなみに底辺は、本当に生活に困窮すれば、

外人相手に「触手専門家」を名乗り、

怪しげなグッズ販売やら、地下サークル設立で糊口を凌ぐ算段でいる。

ライトノベルは表紙が10割と言われているのだが、

底辺に絵心はないので、レイアウトのみを構想して、

頓智コラージュで記事のアイキャッチを作成してみた。

ベースの少女は「ぐぬぬ」で検索した物を盗用している。

元ネタは知らない。

もしも作者が申し出れば、詫びにもならぬであろうが、販促の補助をさせて頂く。

実績はあるので、期待してくれていい。

底辺は自分が儲けるのは下手だが、コンサルセンスはあるのだ。

不本意ながら参謀型の思考構造をしているのであろう。

 

 

絵心同様、底辺は語学も全く不得手なのだが、

この点は楽観している。

翻訳に関しては、先に日本語版を出しておけば何とかなるだろう。

日本が漫画・アニメ・エロスの聖地である間は、

強引な押し付けにすらニーズはあると見た。

要は世界観と、18禁イベントの挿入比率、表紙である筈なので。

 

 

今回の作業で底辺が痛感した事は、

国際化とは外人の言語を倣う事では無く、

自国のアドバンテージを如何に商品・サービスの形に翻訳するか、

にと云う点である。

例えば、御世辞にも流麗な異国語を話すとは言えない漢族が世界で生息しているのは、

彼らの生命力や親族愛以外に、「料理」と云うアドバンテージを移住先でサービスに「翻訳」しているからだ。

漢人がどれだけ頑張っても、ネイティブ以上の英語は修得困難だが、

「中華料理」なら一日の長がある。

では、海外に対して輸出可能な日本のアドバンテージと、その翻訳方法とは?

と云う話になれば・・・・

 

 

続きは日本人向けの電子書籍にでも書こうと思う。

今回のエントリーはここで終了。

貴方の幸運と商売繁盛を祈る。

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6件のコメント

  1. 匿名

    底辺君は意外に多彩。

  2. 匿名

    空想ファンタジー世界の戦争モノとしてぜひ読みたい

  3. 匿名

    この管理人の怖さはライフハックのついでにラノベ書いたりコラ画像作ってたりして何か全部金儲けの片手間なんだよね。盗用とか平然とゆってるし善悪やら愛着やらが欠落してて怖い。悪口じゃないけど

  4. 匿名

    こっちに力入れてくれ。
    何気にエロくていいな。

  5. 匿名

    後半の記事も含めて最高の作品だった。
    続きを書いて下さい。

  6. 匿名

    これ管理人がかいたの?

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